釣った魚を家で美味しく食べるなら、魚のサイズに合った出刃包丁を選ぶことが大切です。
アジやキスのような小型魚、タイやチヌのような中型魚、ブリやサワラのような大型魚では、使いやすい包丁の刃渡りが変わります。
たとえば、アジやキスなら105〜120mm前後の小出刃が扱いやすく、タイやチヌなら150〜165mm前後、ブリやサワラなら180mm以上の出刃包丁が候補になります。
さらに、ブリや大型青物、大型マダイ、カンパチなどを本格的に捌く場合は、210mm・240mmといった大きめの出刃包丁も選択肢に入ります。
この記事では、釣った魚を捌きたい方向けに、初心者向け・小型魚向け・中型魚向け・大型魚向け・高級本格派向けに分けて、出刃包丁おすすめ15選を紹介します。
この記事で分かること
- 釣った魚を捌く出刃包丁の選び方
- アジ・キス・メバル向けの小出刃包丁
- タイ・チヌ・サバ向けの出刃包丁
- ブリ・サワラ・スズキ向けの大型出刃包丁
- 初心者向けから高級包丁までのおすすめ15選
魚のサイズ別に詳しく選びたい方へ
出刃包丁は魚のサイズに合わせて選ぶのが基本
出刃包丁は、魚を捌くために使いやすい形をした包丁です。
魚の頭を落とす、内臓を取る、三枚おろしにする、骨に沿って身を切り離す、カマやアラを切り分けるといった作業に向いています。
ただし、どの出刃包丁でもすべての魚に使いやすいわけではありません。
魚が小さいのに包丁が大きすぎると細かい作業がしにくくなり、逆に魚が大きいのに包丁が小さすぎると、頭や骨を処理する時に危険な場合があります。
そのため、出刃包丁は「よく釣る魚のサイズ」を基準に選ぶのがおすすめです。
| 魚のサイズ | 目安の刃渡り | 具体的な魚 | 選び方の目安 |
|---|---|---|---|
| 小型魚 | 105〜120mm前後 | アジ・キス・メバル・カサゴ・小サバ | 小回り重視。数釣りした魚の下処理に便利 |
| 中型魚 | 150〜165mm前後 | マダイ・チヌ・サバ・イサキ・大きめアジ | 家庭用の標準サイズ。最初の1本にも選びやすい |
| 大型魚 | 180〜210mm前後 | 大鯛・ハマチ・メジロ・サワラ・良型スズキ | 150〜165mmでは物足りない魚に |
| 大物・大型青物 | 240〜300mm前後 | ブリ・大型青物・カンパチ・大型マダイ | 頭・カマ・骨まわりまで本格的に処理する人向け |
出刃包丁おすすめ15選の一覧
今回紹介する出刃包丁は、ランキングではなく、使う人や魚のサイズごとに分けています。
アジやキスを捌きたい人と、ブリやサワラを捌きたい人では、選ぶべき包丁が変わるためです。
また、同じカテゴリ内で同じメーカー・同じシリーズの商品が並びすぎると、読者が比較しにくくなります。
そこで今回は、小型魚向けでは下村工業・貝印・堺源吉、大型魚向けでは正広・ヒロシ・貝印というように、できるだけメーカーや特徴が分かれる構成にしています。
| 分類 | 商品名 | 刃渡り | 向いている魚 |
|---|---|---|---|
| 初心者・家庭用 | 貝印 関孫六 銀寿 ステンレス 150mm | 150mm | アジ・サバ・チヌ・小〜中型マダイ |
| 初心者・家庭用 | 正広 ステンレス和庖丁 出刃 15cm | 150mm | アジ・サバ・チヌ・小〜中型マダイ |
| 初心者・家庭用 | 高儀 出刃包丁 ステンレス 150mm 兼定 | 150mm | アジ・サバ・チヌ・小〜中型マダイ |
| 小型魚向け | 下村工業 ヴェルダン 小出刃 105mm | 105mm | アジ・キス・メバル・小サバ |
| 小型魚向け | 貝印 関孫六 碧寿 ステンレス 小出刃 105mm | 105mm | アジ・キス・メバル・小サバ |
| 小型魚向け | 堺源吉 堺の包丁 アジ切り 120mm | 120mm | アジ・キス・メバル・カサゴ |
| 中型魚向け | グローバル イスト 出刃包丁 16.5cm | 165mm | マダイ・チヌ・サバ・イサキ |
| 中型魚向け | 遠藤商事 TKG-PRO 銀鱗 出刃 16.5cm | 165mm | マダイ・チヌ・サバ・イサキ |
| 中型魚向け | 正広 MS-8 ステンレス和包丁 出刃 165mm | 165mm | マダイ・チヌ・サバ・イサキ |
| 大型魚向け | 正広 MS-8 ステンレス和包丁 出刃 180mm | 180mm | 大鯛・ハマチ・サワラ・小型青物 |
| 大型魚向け | ヒロシ 出刃包丁 大型魚用 210mm | 210mm | ハマチ・メジロ・サワラ・中型青物 |
| 大物処理向け | 貝印 関孫六 オールステンレス 出刃包丁 240mm | 240mm | ブリ・大型青物・大型マダイ |
| 高級・本格派 | 堺孝行 イノックス和庖丁 相出刃165mm | 165mm | マダイ・チヌ・サバ・イサキ |
| 高級・本格派 | 有次 別打出刃 165mm 青鋼2 | 165mm | マダイ・チヌ・サバ・イサキ |
| 高級・本格派 | 堺一文字吉國 出刃 150mm 白二鋼 | 150mm | アジ・サバ・チヌ・小〜中型マダイ |
初心者・家庭用向け出刃包丁おすすめ3選
まずは、初めて出刃包丁を選ぶ方や、家庭で釣った魚を捌きたい方向けの出刃包丁です。
対象魚は、アジ、サバ、チヌ、小〜中型マダイ、イサキなど。家庭のキッチンでも扱いやすい150mm前後を中心に選んでいます。
1. 貝印 KAI 出刃包丁 関孫六 銀寿 ステンレス 150mm AK5061

✅ アジ・サバ・チヌ・小〜中型マダイ向け
✅ 初めての出刃包丁にも選びやすい
貝印の関孫六 銀寿 ステンレス150mmは、家庭で使いやすい標準的な出刃包丁です。
アジやサバはもちろん、チヌや小〜中型のマダイを捌く時にも使いやすいサイズです。
いきなり大きな出刃包丁を選ぶのが不安な方や、まずは釣った魚を家で捌くための1本を用意したい方に向いています。
こんな人におすすめ:初めて出刃包丁を選ぶ方、アジ・サバ・チヌ・小型マダイを家庭で捌きたい方。
2. 正広 ステンレス和庖丁 出刃 15cm 10605
正広のステンレス和庖丁 出刃15cmは、家庭用として扱いやすい出刃包丁です。
150mm前後は、出刃包丁として大きすぎず、小さすぎず、初めての1本にも選びやすいサイズです。
サバ、チヌ、マダイ、イサキなど、釣った魚を料理する前の下処理に使いやすい一本です。
こんな人におすすめ:家庭で使いやすい出刃包丁を選びたい方、手入れのしやすさも重視したい方。
3. 高儀 出刃包丁 ステンレス 和包丁 150mm 兼定

✅ アジ・サバ・チヌ・小〜中型マダイ向け
✅ まず魚を捌く包丁を用意したい人に
高儀の出刃包丁150mmは、家庭で魚を捌くための出刃包丁を用意したい方に向いた一本です。
アジやサバ、チヌ、小〜中型のマダイなど、海釣りでよく釣れる魚を捌く時に使いやすいサイズ感です。
初めて魚を捌く方は、いきなり高級な包丁を選ぶより、まずは扱いやすい150mm前後から始めるのもおすすめです。
こんな人におすすめ:使いやすい出刃包丁を探している方、まず魚を捌く練習をしたい方。
アジ・キス・メバル向け小出刃包丁おすすめ3選
アジ、キス、メバル、カサゴ、小サバなどの小型魚を中心に捌くなら、105〜120mm前後の小出刃包丁が扱いやすいです。
サビキ釣りで釣ったアジ、ちょい投げで釣ったキス、根魚釣りで釣ったメバルやカサゴなどは、大きな出刃包丁より小回りのきく小出刃包丁が便利です。
このカテゴリでは、同じメーカーの商品が続きすぎないように、下村工業・貝印・堺源吉からそれぞれ特徴の違う小出刃を選んでいます。
詳しく見たい方へ:アジ・キス・メバル向け小出刃包丁おすすめ5選はこちら
4. 下村工業 ヴェルダン 小出刃 105mm
下村工業のヴェルダン小出刃105mmは、アジやキスなどの小型魚に使いやすい小出刃包丁です。
魚体が小さい魚を捌く時は、刃渡りが長すぎる包丁より、105mm前後の小回りがきく包丁の方が作業しやすいです。
サビキ釣りでアジをたくさん釣った時や、キスを開いて天ぷらにしたい時にも便利です。
5. 貝印 KAI 出刃包丁 関孫六 碧寿 ステンレス 105mm AK5071

✅ アジ・キス・メバル・小サバに使いやすい
✅ ステンレス系で手入れしやすい
貝印の関孫六 碧寿 ステンレス105mmは、アジ・キス・メバルなどの小型魚に使いやすい小出刃包丁です。
同じ105mmクラスでも、下村工業のヴェルダンとはブランドや雰囲気が違うため、比較しながら選びやすい一本です。
ステンレス系で手入れしやすく、家庭で小型魚を捌く包丁を探している方にも選びやすいです。
6. 堺源吉 堺の包丁 アジ切り 120mm 鋼 片刃 木柄 和包丁
堺源吉のアジ切り120mmは、アジ・キス・メバル・カサゴなどの小型魚に使いやすい和包丁です。
105mmより少し刃渡りに余裕があるため、メバルやカサゴのように少し厚みのある魚にも使いやすいサイズです。
鋼の包丁は手入れが必要ですが、和包丁らしい雰囲気や切れ味を楽しみたい方には魅力があります。
注意:鋼の包丁はサビやすいため、使用後は洗って水分をしっかり拭き取り、乾かして保管しましょう。
タイ・チヌ・サバ向け出刃包丁おすすめ3選
マダイ、チヌ、サバ、イサキなどの中型魚を捌くなら、150〜165mm前後の出刃包丁が使いやすいです。
小出刃では少し力不足に感じる魚でも、165mm前後の出刃包丁があると、頭を落とす、三枚おろしにする、腹骨を処理する作業がしやすくなります。
詳しく見たい方へ:タイ・チヌ・サバ向け出刃包丁おすすめ5選はこちら
7. グローバル イスト 出刃包丁 16.5cm IST-05

✅ マダイ・チヌ・サバ・イサキに使いやすい
✅ ステンレス一体型を選びたい人に
グローバル イストの出刃包丁16.5cmは、ステンレス一体型の出刃包丁を選びたい方に向いた一本です。
マダイ、チヌ、サバ、イサキなど、中型魚を家庭で捌く時に使いやすいサイズです。
木柄の和包丁とは違い、キッチンになじむ見た目を重視したい方にも選びやすいです。
8. 遠藤商事 TKG-PRO 銀鱗 出刃 16.5cm ATK9702
遠藤商事のTKG-PRO 銀鱗 出刃16.5cmは、中型魚を実用的に捌きたい方に向いた出刃包丁です。
150mmより少し余裕があるため、マダイやチヌのように骨がしっかりした魚にも使いやすいサイズです。
サバやイサキを三枚おろしにしたり、タイを料理用に下処理したりする場面でも便利です。
9. 正広 MS-8 ステンレス和包丁 出刃 165mm
正広 MS-8 ステンレス和包丁 出刃165mmは、タイ・チヌ・サバ・イサキなどをしっかり捌きたい方に向いたサイズです。
150mmでは少し短く感じる方や、中型魚を捌く機会が多い方には、165mm前後が使いやすいです。
魚の骨や身の厚みに対して、ある程度余裕を持って作業したい方におすすめです。
ブリ・サワラ・スズキ向け大型出刃包丁おすすめ3選
ブリ、ハマチ、メジロ、サワラ、良型のスズキ、大型マダイなどを捌くなら、180mm以上の出刃包丁が候補になります。
大型魚は、頭・カマ・腹骨・中骨がしっかりしているため、小さすぎる包丁で無理に切ると危険です。
今回は、大型魚向けの構成を見直し、同じ貝印シリーズのサイズ違いだけで並べるのではなく、正広180mm・ヒロシ210mm・貝印300mmの3本にしています。
これにより、180mmの実用サイズ、210mmの大型魚用、300mmの大物処理向けという違いが分かりやすくなります。
詳しく見たい方へ:ブリ・サワラ・スズキ向け出刃包丁おすすめ5選はこちら
10. 正広 MS-8 ステンレス和包丁 出刃 180mm
正広 MS-8 ステンレス和包丁 出刃180mmは、大型魚向けの出刃包丁を実用重視で選びたい方に向いた一本です。
180mmは、150〜165mmでは少し物足りない魚を捌く時に便利なサイズです。
大きめのマダイ、ハマチ、サワラ、小型青物などを家庭で捌く機会がある方に使いやすいです。
大型魚向けの最初の一本としても候補にしやすく、ブリほどの大物だけでなく、良型魚をしっかり処理したい時にも役立ちます。
11. ヒロシ 出刃包丁 大型魚用包丁 210mm
ヒロシの大型魚用出刃包丁210mmは、今回新しく大型魚向けの候補として入れたい一本です。
180mmよりも刃渡りに余裕があるため、ハマチ、メジロ、サワラ、中型青物などを捌く場面で使いやすいサイズです。
大型魚用として作られているため、魚体が大きい魚を処理したい方や、180mmでは少し短く感じる方に向いています。
ブリほどの大物まではいかなくても、良型青物やサワラを捌くことが多い方には、210mm前後が使いやすい中間サイズになります。
こんな人におすすめ:180mmより大きめの出刃包丁が欲しい方、ハマチ・メジロ・サワラを捌く機会が多い方。
12. 貝印 KAI 関孫六 オールステンレス 出刃包丁 240mm AK5174
貝印 関孫六 オールステンレス240mmは、ブリや大型青物、大型マダイなどを本格的に捌きたい方向けの出刃包丁です。
家庭用としては大きめですが、300mmほど極端ではないため、大型魚向けの候補としては現実的です。
ハマチやメジロよりさらに大きい魚、ブリや大型マダイ、良型の青物を捌く機会がある方には、240mm前後の出刃包丁があると作業しやすくなります。
ただし、普段捌く魚がサワラやハマチ中心なら、180〜210mm前後でも十分な場面が多いです。240mmは、より大きな魚を見据えた一本として考えると選びやすいです。
こんな人におすすめ:ブリや大型青物を捌く機会がある方、210mmよりさらに余裕のある出刃包丁を選びたい方。
高級・本格派向け出刃包丁おすすめ3選
魚をよく捌く方や、包丁にもこだわりたい方は、高級・本格派の出刃包丁も候補になります。
高級包丁は、初心者が最初から無理に選ぶ必要はありませんが、マダイ、チヌ、サバ、イサキ、ハマチ、サワラなどをよく捌く方には、長く使う一本として魅力があります。
13. 堺孝行 イノックス和庖丁 相出刃165mm
堺孝行 イノックス和庖丁 相出刃165mmは、マダイやチヌ、サバ、イサキなどをしっかり捌きたい方に向いた本格寄りの出刃包丁です。
165mmは中型魚を捌く時に使いやすく、タイやチヌのように骨がしっかりした魚にも対応しやすいサイズです。
本格感を重視しつつ、日常的な扱いやすさも意識したい方におすすめです。
14. 有次 別打出刃 165mm 青鋼2
有次 別打出刃165mm 青鋼2は、包丁にもこだわりたい方向けの高級・本格派の出刃包丁です。
マダイ、チヌ、サバ、イサキなどをよく捌く方や、魚料理を本格的に楽しみたい方に向いています。
鋼の包丁は手入れが必要ですが、そのぶん長く付き合う道具としての魅力があります。
注意:鋼の包丁はサビやすいため、使用後は洗って水分をしっかり拭き取り、乾かして保管しましょう。
15. 堺一文字吉國 出刃包丁 150mm 白二鋼 木柄
堺一文字吉國の出刃包丁150mm 白二鋼は、本格的な和包丁を使ってみたい方に向いた一本です。
150mmなので、アジ、サバ、チヌ、小〜中型マダイなどを家庭で捌く時にも扱いやすいサイズです。
高級包丁の中でも、いきなり大きすぎるサイズではなく、家庭で使いやすい本格派を選びたい方に向いています。
出刃包丁選びで迷った時の目安
魚種別の選び方
- アジ・キス・メバル・カサゴ中心:105〜120mm前後の小出刃
- マダイ・チヌ・サバ・イサキ中心:150〜165mm前後の出刃包丁
- ハマチ・メジロ・サワラ中心:180〜210mm前後の出刃包丁
- ブリ・大型青物・カンパチ中心:240〜300mm前後も候補
- 最初の1本:150mm前後のステンレス系が選びやすい
- こだわり派:鋼の本格出刃包丁も候補
海仙人のコメント|魚に合った包丁を選ぶと料理が楽しくなる
海仙人のコメント
出刃包丁は、魚を「切る」だけではなく、魚をきれいに捌いて料理しやすくするための道具じゃ。アジには小出刃、タイやチヌには150〜165mm、ハマチやサワラには180〜210mm、ブリや大型青物にはさらに大きめの出刃包丁も候補になる。魚に合った包丁を選べば、釣った魚を食べる楽しみがぐっと広がるぞ。
まとめ|出刃包丁は釣る魚に合わせて選ぼう
出刃包丁は、釣った魚を家で美味しく食べるためにとても頼れる道具です。
ただし、アジやキスを捌くのか、タイやチヌを捌くのか、ブリやサワラを捌くのかによって、選びたい刃渡りは変わります。
- 小型魚中心:105〜120mm前後
- 中型魚中心:150〜165mm前後
- 大型魚中心:180〜210mm前後
- 大物・大型青物中心:240〜300mm前後も候補
- 初心者向け:150mm前後のステンレス系
- 本格派向け:鋼の出刃包丁や高級包丁
まずは、自分がよく釣る魚を基準に選ぶのがおすすめです。
アジやキスをよく釣るなら小出刃、タイやチヌなら150〜165mm、ハマチやサワラなら180〜210mm、ブリや大型青物ならさらに大きめの出刃包丁を目安にすると、失敗しにくくなります。
釣った魚をきれいに捌けるようになると、刺身、塩焼き、煮付け、唐揚げ、照り焼き、しゃぶしゃぶなど、料理の楽しみも一気に広がります。











