釣ったマダイ、チヌ、サバなどを刺身で楽しむなら、身をきれいに切れる柳刃包丁があると仕上がりが大きく変わります。
出刃包丁は魚を捌くための包丁ですが、柳刃包丁は刺身をきれいに引くための包丁です。
三枚おろしにした魚の身を、刺身・カルパッチョ・しゃぶしゃぶ・握り寿司・漬け丼などに仕上げる時は、包丁の刃渡りと切れ味が大切になります。
タイ・チヌ・サバなどの中型魚向けなら、目安になるのは刃渡り210〜240mm前後です。
この記事で分かること
- タイ・チヌ・サバに向いている柳刃包丁の刃渡り
- 210mm・230mm・240mmの違い
- 中型魚の刺身をきれいに引く包丁の選び方
- 中型魚向け柳刃包丁おすすめ5選
- 柳刃包丁があると作りやすい刺身系料理
この記事では、釣った中型魚を刺身やカルパッチョで楽しみたい方向けに、タイ・チヌ・サバなどに使いやすい柳刃包丁を5本紹介します。
サイズ別に柳刃包丁を選びたい方へ
タイ・チヌ・サバの刺身には柳刃包丁があると仕上がりが変わる
タイやチヌ、サバは、アジやメバルよりも身の幅が広く、刺身にした時の切り口が目立ちやすい魚です。
三徳包丁や短い包丁で何度も押し切ると、身の断面が荒れたり、身が少し潰れたりすることがあります。
柳刃包丁は、長い刃を使って一方向にスッと引くように切れるため、刺身の断面をきれいに整えやすいのが特徴です。
特にマダイやチヌのような白身魚は、切り口の美しさがそのまま盛り付けの印象につながります。
柳刃包丁が向いている中型魚料理
- タイの刺身
- マダイのカルパッチョ
- タイのしゃぶしゃぶ用の薄切り
- クロダイの刺身
- クロダイの握り寿司
- サバの漬け丼用の切り身
釣ったマダイでタイの刺身やマダイのカルパッチョを作るなら、柳刃包丁があると身をきれいに切りやすくなります。
また、薄めに切って楽しむタイのしゃぶしゃぶにも、柳刃包丁は相性が良いです。
チヌなら、クロダイの刺身やクロダイの握り寿司に。サバなら、刺身用に適切に処理されたものを使ってサバの漬け丼に仕上げる時にも役立ちます。
中型魚向けの刃渡りは210〜240mm前後が使いやすい
タイ・チヌ・サバ向けの柳刃包丁を選ぶなら、刃渡りは210〜240mm前後が使いやすいです。
家庭のキッチンで扱いやすさを重視するなら210mm前後。
マダイやチヌのサクを少し余裕を持って切りたい場合や、ハマチ・イサキなどにも使いたい場合は230〜240mm前後も候補になります。
| 刃渡り | 向いている魚 | 特徴 |
|---|---|---|
| 210mm前後 | マダイ・チヌ・サバ・イサキ | 家庭で扱いやすい。中型魚の刺身に使いやすい |
| 230mm前後 | マダイ・チヌ・サバ・イサキ・小型青物 | 210mmより少し余裕がある |
| 240mm前後 | マダイ・チヌ・サバ・イサキ・ハマチ | 中型魚から少し大きめのサクまで使いやすい |
タイやチヌ、サバを中心に考えるなら、まずは210mm前後が扱いやすいです。
一方で、今後ハマチや大きめのサクにも使いたいなら、230〜240mm前後を選ぶと余裕が出ます。
注意点
柳刃包丁は刺身を引くための包丁です。魚の頭を落としたり、骨を断ち切ったりする作業には向いていません。魚を捌く作業には出刃包丁、刺身に仕上げる作業には柳刃包丁と使い分けましょう。
海仙人のコメント|タイやチヌは切り口の美しさが大事
海仙人のコメント
タイやチヌの刺身は、白身の透明感と切り口の美しさが大事じゃ。身を押しつぶすように切ると、せっかくの釣った魚がもったいない。柳刃包丁でスッと引くように切れば、刺身もカルパッチョもしゃぶしゃぶ用の薄切りも、見た目がぐっと良くなるぞ。
タイ・チヌ・サバ向け柳刃包丁おすすめ5選
ここからは、タイ・チヌ・サバなどの中型魚の刺身に使いやすい柳刃包丁を5本紹介します。
下村工業・アーネスト・土佐刃物・堺一文字吉國・ベルモントから、それぞれ特徴の違う柳刃包丁を選びました。
| 商品名 | 刃渡り | 向いている魚 | おすすめタイプ |
|---|---|---|---|
| 下村工業 ヴェルダン 柳刃包丁 210mm | 210mm | タイ・チヌ・サバ・アジ | 小型〜中型兼用 |
| アーネスト 特撰職人工房 刺身包丁 21cm | 210mm | タイ・チヌ・サバ・イサキ | 家庭用バランス型 |
| 土佐刃物 磨 正夫 柳刃 230mm 白鋼2号 | 230mm | タイ・サバ・イサキ・ハマチ | 鋼の切れ味重視 |
| 堺一文字吉國 柳刃包丁 240mm 白二鋼 | 240mm | タイ・サバ・イサキ・ハマチ | 本格和包丁派 |
| ベルモント MP-252 MV柳刃 240mm | 240mm | タイ・サバ・イサキ・ハマチ | アウトドア・釣り好き向け |
1. 下村工業 日本製 ヴェルダン 柳刃 包丁 210mm OVD-16
下村工業のヴェルダン柳刃包丁210mmは、小型魚から中型魚まで幅広く使いたい方に選びやすい一本です。
アジの刺身にも使いやすく、タイ・チヌ・サバなどの中型魚にも対応しやすいサイズです。
「アジも捌くし、タイやチヌの刺身にも挑戦したい」という方には、210mm前後の柳刃包丁が使いやすいです。
サバの漬け丼のように、切り身の大きさをそろえたい料理にも使いやすいです。
こんな人におすすめ:アジなどの小型魚にも、タイ・チヌ・サバなどの中型魚にも使いたい方。
2. アーネスト お手入れ簡単 刺身包丁 刃渡り21cm 特撰職人工房 A-12832
アーネストの特撰職人工房 刺身包丁21cmは、家庭で扱いやすい柳刃包丁を探している方に向いた一本です。
21cmはタイ・チヌ・サバ・イサキなどの中型魚に使いやすく、家庭用のまな板でも取り回しやすいサイズです。
初めて柳刃包丁を使う方でも、長すぎる包丁より扱いやすく、刺身やカルパッチョ用の切り身を整えやすくなります。
タイの刺身やマダイのカルパッチョなど、切り口をきれいに見せたい料理に使いやすいです。
こんな人におすすめ:家庭で扱いやすい21cm前後の刺身包丁を選びたい方。
3. 土佐刃物 磨 正夫 柳刃 白鋼2号 230mm
土佐刃物の磨 正夫 柳刃230mmは、210mmより少し余裕を持って刺身を引きたい方に向いた一本です。
タイ・サバ・イサキはもちろん、少し大きめのサクやハマチにも使いやすいサイズです。
白鋼2号を使った鋼系の柳刃包丁なので、ステンレス系より手入れは必要ですが、切れ味や本格感を重視したい方には魅力があります。
マダイの刺身やカルパッチョ、タイのしゃぶしゃぶ用の薄切りなど、切り口の美しさを重視したい料理にも向いています。
注意:鋼の包丁はサビやすいため、使用後は洗って水分をしっかり拭き取り、乾かして保管しましょう。
4. 堺一文字吉國 日本製 柳刃 包丁 240mm 白二鋼 木柄
堺一文字吉國の柳刃包丁240mm 白二鋼は、本格的な和包丁を使いたい方に向いた一本です。
240mmは、タイやチヌの刺身だけでなく、サバ、イサキ、ハマチなど少し大きめのサクにも使いやすいサイズです。
家庭用としてはやや長めですが、刺身を一気に引きやすく、切り口を整えやすいのが魅力です。
鋼の包丁なので手入れは必要ですが、切れ味や本格感を重視する方には候補になります。
こんな人におすすめ:タイ・チヌ・サバだけでなく、ハマチなど少し大きめの魚にも使いたい方。
5. belmont ベルモント MP-252 MV柳刃240mm 日本製 燕三条
✅ タイ・サバ・イサキ・ハマチに使いやすい
✅ 釣り好き・アウトドア好きにも選びやすい
ベルモントのMP-252 MV柳刃240mmは、釣り好きやアウトドア好きにもなじみやすい柳刃包丁です。
240mmの刃渡りがあるため、タイ・サバ・イサキ・ハマチなど、少し大きめのサクにも使いやすいサイズです。
210mmでは少し短く感じる方や、今後ハマチなどにも使いたい方には、240mm前後の柳刃包丁が候補になります。
釣った魚を刺身・カルパッチョ・しゃぶしゃぶなどで楽しみたい方にとって、切り口を整えやすい一本です。
こんな人におすすめ:釣った中型魚から少し大きめの魚まで、きれいに刺身にしたい方。
210mmと240mmはどちらを選べばいい?
タイ・チヌ・サバ向けの柳刃包丁で迷いやすいのが、210mmと240mmの違いです。
| 刃渡り | 向いている人 | 使いやすい魚 |
|---|---|---|
| 210mm前後 | 家庭で扱いやすさを重視する人 | タイ・チヌ・サバ・イサキ |
| 230〜240mm前後 | 大きめのサクにも使いたい人 | タイ・サバ・イサキ・ハマチ |
家庭でタイやチヌ、サバを中心に切るなら、まずは210mm前後が扱いやすいです。
230〜240mm前後は、まな板や作業スペースに余裕があり、大きめのサクも一気に引きたい方に向いています。
初めて柳刃包丁を選ぶなら210mm。少し大きめの魚まで見据えるなら230〜240mm、という選び方が分かりやすいです。
中型魚向け柳刃包丁の選び方
タイ・チヌ中心なら210mm前後
タイやチヌの刺身を家庭で作るなら、210mm前後の柳刃包丁が扱いやすいです。
長すぎないため取り回しがよく、家庭用のまな板でも使いやすいサイズです。
サバやイサキにも使うなら210〜240mm
サバやイサキは、身の幅やサクの長さによって切りやすい包丁の長さが変わります。
家庭用なら210mmでも十分扱いやすいですが、余裕を持って引き切りたい場合は230〜240mmも候補になります。
カルパッチョやしゃぶしゃぶなら切り口のきれいさが大事
カルパッチョやしゃぶしゃぶは、切り身の厚みや見た目が料理の印象に直結します。
柳刃包丁でスッと引くように切ると、身をつぶしにくく、盛り付けもしやすくなります。
手入れを楽にしたいならステンレス系
家庭で使うなら、ステンレス系の柳刃包丁が扱いやすいです。
サビを気にしすぎず使いやすいため、初めて柳刃包丁を選ぶ方にも向いています。
切れ味や本格感を重視するなら鋼の柳刃包丁
白鋼や白二鋼などの鋼系柳刃包丁は、手入れは必要ですが、本格的な切れ味を楽しみたい方には魅力があります。
使用後に水分をしっかり拭き取り、乾かして保管できる方なら、鋼の柳刃包丁も候補になります。
柳刃包丁を使う時の注意点
- 魚の頭や骨を切る作業には使わない
- 刺身は押し切らず、手前に引くように切る
- 刃渡りが長い包丁は、まな板のサイズも確認する
- 刺身用の身は水分を軽く拭いてから切る
- サバを生食する場合は、刺身用として適切に処理されたものを使う
柳刃包丁があると作りやすい中型魚料理
柳刃包丁があると、中型魚の刺身系料理がきれいに仕上がりやすくなります。
ここでは、タイ・チヌ・サバ向け柳刃包丁があると作りやすい料理を紹介します。
タイの刺身
タイの刺身を作る時は、身をつぶさず、切り口をきれいに整えることが大切です。
柳刃包丁を使うと、白身魚らしい透明感を活かした刺身に仕上げやすくなります。
マダイのカルパッチョ
マダイのカルパッチョは、薄めに切った身をきれいに並べる料理です。
柳刃包丁があると、身の厚みをそろえやすく、見た目も華やかに仕上げやすくなります。
タイのしゃぶしゃぶ
タイのしゃぶしゃぶは、薄めに切った身を出汁にくぐらせて楽しむ料理です。
しゃぶしゃぶ用に切る時は、厚みをそろえると火の入り方も安定しやすくなります。
クロダイの刺身
クロダイの刺身は、身をきれいに切ることで見た目も食感も整いやすくなります。
チヌは白身魚らしい上品な味わいを楽しめるので、柳刃包丁で丁寧に引きたい魚です。
クロダイの握り寿司
クロダイの握り寿司は、ネタの大きさや厚みが仕上がりに影響しやすい料理です。
柳刃包丁を使うと、寿司ネタ用の切り身も整えやすくなります。
サバの漬け丼
サバの漬け丼は、切り身の厚みをそろえると、漬けダレのなじみ方も整いやすくなります。
サバは扱いに注意が必要な魚なので、生食する場合は刺身用として適切に処理されたものを使いましょう。
まとめ|タイ・チヌ・サバの刺身には210〜240mm前後の柳刃包丁が便利
タイ、チヌ、サバなどの中型魚を刺身で楽しむなら、210〜240mm前後の柳刃包丁があると便利です。
210mm前後は、家庭でも扱いやすく、タイ・チヌ・サバ・イサキなどの刺身に使いやすいサイズです。
230〜240mm前後になると、少し大きめのサクやハマチなどにも使いやすくなります。
- タイ・チヌ中心:210mm前後がおすすめ
- サバ・イサキ・少し大きめのサクにも使う:210〜240mm前後がおすすめ
- 初めての柳刃包丁:ステンレス系が扱いやすい
- 切れ味や本格感を重視:鋼の柳刃包丁も候補
- カルパッチョ・しゃぶしゃぶ・寿司にも使う:切り口のきれいさを重視
釣った魚をきれいな刺身にできるようになると、魚料理の楽しさは一気に広がります。
タイの刺身、マダイのカルパッチョ、タイのしゃぶしゃぶ、クロダイの刺身、クロダイの握り寿司、サバの漬け丼などを作りたい方は、自分がよく釣る魚に合った柳刃包丁を選んでみてください。
