釣ったブリ、ハマチ、メジロ、サワラ、スズキなどを家で捌くなら、魚の大きさに合った出刃包丁を選ぶことが大切です。
アジやキスなどの小型魚なら小出刃包丁、タイやチヌなどの中型魚なら150〜165mm前後の出刃包丁が使いやすいですが、ブリやサワラのような大型魚になると、もう少し刃渡りと重さのある出刃包丁が必要になります。
大型魚を捌くなら、目安になるのは刃渡り180〜240mm前後の出刃包丁です。
ただし、家庭のキッチンで扱いやすさを重視する場合や、サワラ・良型スズキ・大きめのマダイを中心に捌く場合は、16.5cm前後の出刃包丁も候補になります。
特にブリやメジロ、ハマチ、サワラ、大型のスズキなどは、頭・カマ・腹骨・中骨がしっかりしているため、小さすぎる包丁で無理に作業すると危険です。
この記事で分かること
- 大型魚に向いている出刃包丁の刃渡り
- 16.5cm・180mm・210mm・240mmの違い
- ブリ・サワラ・スズキを捌きやすい包丁の選び方
- 大型魚向けの出刃包丁おすすめ5選
- 出刃包丁があると作りやすい大型魚料理
この記事では、釣った大型魚を捌きたい方向けに、ブリ・ハマチ・メジロ・サワラ・スズキなどに使いやすい出刃包丁を5本紹介します。
サイズ別に出刃包丁を選びたい方へ
大型魚には180〜240mm前後の出刃包丁が使いやすい
出刃包丁は、魚を捌くために作られた包丁です。
魚の頭を落としたり、内臓を取り出したり、三枚おろしにしたり、カマやアラを切り分けたりする時に使いやすい形をしています。
ただし、大型魚の場合は、包丁の「切れ味」だけでなく、刃渡り・厚み・重さも大切になります。
ブリやサワラ、良型のスズキは、小型魚や中型魚よりも魚体が大きく、骨も太くなります。
特に頭を落とす、カマを切り分ける、腹骨を処理する、アラを料理用に分けるといった作業では、小さすぎる出刃包丁だと力を入れにくく、かえって危ないことがあります。
180〜240mm前後の出刃包丁が向いている魚
- ブリ
- ハマチ
- メジロ
- ワラサ
- サワラ
- 良型のスズキ
- 大型マダイ
- 小〜中型青物
ブリやサワラは、身の量が多く、料理の幅も広い魚です。
釣った魚でブリの照り焼き、ブリ大根、ブリの刺身&しゃぶしゃぶ、サワラのムニエル、サワラの西京焼き、スズキのフライなどを作る方には、大型魚向けの出刃包丁があると便利です。
16.5cm・180mm・210mm・240mmはどれを選べばいい?
大型魚向けの出刃包丁で迷いやすいのが、刃渡りの選び方です。
基本は180〜240mm前後が目安ですが、家庭で扱いやすさを重視する場合は16.5cm前後、ブリや大型青物まで考える場合は240mm前後というように、使う魚の大きさで選ぶと失敗しにくくなります。
| 刃渡り | 向いている人 | 使いやすい魚 |
|---|---|---|
| 16.5cm前後 | 家庭で扱いやすさを重視したい人 | 大きめのマダイ・サワラ・良型スズキ |
| 180mm前後 | 大型魚向けの最初の1本を選びたい人 | 大鯛・ハマチ・サワラ・良型スズキ |
| 210mm前後 | 青物や大きめ魚をしっかり捌きたい人 | ハマチ・メジロ・サワラ・中型青物 |
| 240mm前後 | ブリや大型青物まで考えたい人 | ブリ・大型青物・大型マダイ |
16.5cm前後は、家庭のキッチンで扱いやすいサイズです。
ブリを丸ごと捌くには物足りない場面もありますが、大きめのマダイ、サワラ、良型のスズキなどを家庭で処理するなら候補になります。
180mm前後は、大型魚向けの出刃包丁として扱いやすいサイズです。
ハマチ、サワラ、良型のスズキ、大きめのマダイなどを捌くなら、まず候補にしやすいサイズです。
210mm前後になると、ハマチやメジロ、サワラ、中型青物などをしっかり捌きやすくなります。
240mm前後は、ブリや大型青物、大型マダイなどを視野に入れる方向けです。
ただし、刃渡りが長くなるほど包丁自体も大きく重くなるため、まな板のサイズや作業スペースも考えて選びましょう。
注意点
大型魚を小さすぎる包丁で無理に切ると、包丁が滑ったり、力を入れすぎたりして危険です。魚の頭やカマ、太い骨を切る時は、魚のサイズに合った出刃包丁を使い、無理な力任せの作業は避けましょう。
海仙人のコメント|大型魚は包丁の重みも大事
海仙人のコメント
ブリやサワラは「切れる」だけでは足りないことがあるんじゃ。頭やカマ、腹骨を処理する時は、包丁の厚みや重みも大切。小さい出刃で無理に力を入れるより、魚の大きさに合った出刃包丁を使う方が安全で、身もきれいに残しやすいぞ。
大型魚は、捌く時の作業量も多くなります。
頭を落とす、三枚おろしにする、腹骨をすく、カマを切り分ける、アラを料理用に分けるなど、作業の一つひとつに包丁の安定感が必要です。
ブリ大根やブリの塩焼き、サワラの西京焼き、スズキのポワレなど、料理ごとに使う部位も変わるため、下処理しやすい出刃包丁を選んでおくと魚料理がかなり楽になります。
大型魚向け出刃包丁おすすめ5選
ここからは、ブリ・ハマチ・サワラ・スズキなどの大型魚に使いやすい出刃包丁を5本紹介します。
家庭で扱いやすい16.5cm、最初の大型魚向けに選びやすい180mm、青物にも対応しやすい210mm、大物処理寄りの240mmまで、使い方に合わせて選びやすいように整理しました。
| 商品名 | 刃渡り | 向いている魚 | おすすめタイプ |
|---|---|---|---|
| グローバル イスト 出刃包丁 16.5cm | 16.5cm | 大きめのマダイ・サワラ・良型スズキ | 家庭で扱いやすさ重視 |
| 正広 MS-8 ステンレス和包丁 出刃 180mm | 180mm | 大鯛・サワラ・ハマチ・小型青物 | 家庭用バランス型 |
| 遠藤商事 TKG-PRO 銀鱗 出刃 18cm | 18cm | 大鯛・サワラ・ハマチ・小型青物 | ステンレス系・実用重視 |
| ヒロシ 出刃包丁 大型魚用 210mm | 210mm | ハマチ・メジロ・サワラ・中型青物 | 大型魚用として選びたい人向け |
| 貝印 関孫六 オールステンレス 240mm | 240mm | ブリ・大型青物・大型マダイ | 大物処理寄り |
1. グローバル イスト 出刃包丁 16.5cm IST-05
✅ 大きめのマダイ・サワラ・良型スズキに使いやすい
✅ 家庭のキッチンで扱いやすさを重視したい人に
グローバル イストの出刃包丁16.5cmは、家庭のキッチンで扱いやすさを重視したい方に向いた一本です。
180mm以上の出刃包丁に比べると少しコンパクトなので、ブリを丸ごと本格的に捌く用途では物足りない場合があります。
一方で、大きめのマダイ、サワラ、良型のスズキなどを家庭で処理したい場合には、扱いやすさと作業性のバランスが取りやすいサイズです。
ステンレス一体型の見た目や、キッチンになじみやすいデザインを重視したい方にも選びやすい出刃包丁です。
こんな人におすすめ:サワラ・良型スズキ・大きめのマダイを家庭で捌きたい方、扱いやすいサイズを選びたい方。
2. 正広 MS-8 ステンレス和包丁 出刃 180mm
✅ 大鯛・サワラ・ハマチ・小型青物に使いやすい
✅ ステンレス系で扱いやすさも重視したい人に
正広のMS-8 ステンレス和包丁 出刃180mmは、家庭で大型魚を捌きたい方に選びやすいバランス型の出刃包丁です。
刃渡り180mmなので、サワラ、ハマチ、大きめのマダイ、良型のスズキなどに使いやすいサイズです。
大型魚向けとしては扱いやすい部類なので、いきなり210mmや240mmを選ぶのが不安な方にも候補になります。
ブリの生姜焼きやサワラの西京焼きなど、切り身料理にする前の下処理にも使いやすいです。
こんな人におすすめ:大型魚も捌きたいけれど、家庭用として扱いやすい180mmを選びたい方。
3. 遠藤商事 TKG-PRO 銀鱗 出刃 18cm ATK9703
✅ 大鯛・サワラ・ハマチ・小型青物に使いやすい
✅ 大きめ魚の下処理をしっかりしたい人に
遠藤商事のTKG-PRO 銀鱗 出刃18cmは、実用重視で大型魚向けの出刃包丁を選びたい方に向いた一本です。
18cmの刃渡りがあるため、サワラやハマチ、大きめのマダイ、小型青物などを捌く時に使いやすいサイズです。
大型魚向けの出刃包丁は、作業中の安定感が大切です。
魚体が大きくなるほど、頭を落とす、カマを切り分ける、腹骨を処理するなどの作業が増えるため、18cm前後の出刃包丁があると安心感があります。
こんな人におすすめ:サワラ・ハマチ・大鯛など、大きめ魚をしっかり捌きたい方。
4. ヒロシ 出刃包丁 大型魚用包丁 210mm
ヒロシの大型魚用出刃包丁210mmは、青物や大きめの魚をしっかり捌きたい方に向いた一本です。
180mmより刃渡りに余裕があるため、ハマチ、メジロ、サワラ、中型青物などを捌く場面で使いやすいサイズです。
木柄の和包丁らしい雰囲気を重視したい方や、大型魚用としてしっかりした包丁を選びたい方には候補になります。
ブリほどの大物まではいかなくても、良型青物やサワラを捌くことが多い方には、210mm前後が使いやすい中間サイズになります。
こんな人におすすめ:ハマチ・メジロ・サワラなどをよく捌く方、180mmより余裕のある出刃包丁を選びたい方。
5. 貝印 KAI 出刃 包丁 関孫六 オールステンレス 240mm AK5174
✅ ブリ・大型青物・大型マダイに使いやすい
✅ 大型魚を本格的に捌きたい人向け
貝印の関孫六 オールステンレス240mmは、ブリや大型青物、大型マダイなどを本格的に捌きたい方向けの出刃包丁です。
240mmはかなり大きめのサイズなので、家庭用としてはやや本格寄りです。
そのぶん、魚体の大きい魚を処理する時には、刃渡りと重さの余裕があります。
ブリを丸ごと捌いて、刺身、しゃぶしゃぶ、照り焼き、塩焼き、ブリ大根などに使い分けたい方には、大型魚向けの包丁として候補になります。
ブリの刺身&しゃぶしゃぶのように、身を大きく取り出して料理したい場合にも、大型魚をしっかり捌ける出刃包丁があると作業しやすくなります。
こんな人におすすめ:ブリや大型青物を本格的に捌きたい方、大物処理まで考えて出刃包丁を選びたい方。
大型魚向け出刃包丁の選び方
家庭で扱いやすさを重視するなら16.5cm前後
家庭のキッチンで扱いやすさを重視するなら、16.5cm前後の出刃包丁も候補になります。
180mm以上の出刃包丁に比べて取り回しやすいため、サワラ、良型スズキ、大きめのマダイなどを家で処理する時に使いやすいサイズです。
ただし、ブリや大型青物を丸ごと本格的に捌く場合は、180mm以上の出刃包丁を選ぶ方が安心です。
最初の1本なら180mm前後
大型魚向けの出刃包丁を初めて選ぶなら、180mm前後が扱いやすいです。
180mm前後は、大型魚向けとしては比較的扱いやすく、家庭のキッチンでも使いやすいサイズです。
サワラ、ハマチ、良型のスズキ、大きめのマダイなどを捌くなら、まず候補にしやすい刃渡りです。
ハマチ・メジロ・青物まで考えるなら210mm前後
ハマチやメジロ、サワラ、中型青物までしっかり捌きたい方は、210mm前後も候補になります。
180mmよりも刃渡りに余裕があるため、魚体が大きい魚を捌く時に使いやすくなります。
ただし、包丁自体も大きくなるので、まな板のサイズや作業スペースも考えて選びましょう。
ブリや大型青物まで考えるなら240mm前後
ブリや大型青物、大型マダイまで視野に入れるなら、240mm前後の出刃包丁も候補になります。
ただし、240mmは家庭用としてはかなり大きめです。
魚を捌く頻度が少ない方や、普段はハマチ・サワラ・スズキ中心という方は、まず180mm〜210mm前後から選ぶ方が扱いやすいです。
手入れを楽にしたいならステンレス系
大型魚を捌くと、包丁が魚の血や脂に触れる時間も長くなります。
家庭で扱いやすさを重視するなら、ステンレス系の出刃包丁は使いやすい選択肢です。
鋼の包丁に比べてサビを気にしすぎず使いやすいため、釣った魚を家で料理したい方にも向いています。
大型魚向け出刃包丁を使う時の注意点
- 小さすぎる包丁で無理に頭やカマを切らない
- 魚が大きい時は、まな板のサイズも確認する
- 包丁が滑らないよう、魚の水分を軽く拭いてから作業する
- 骨を切る時は、無理にねじらず刃の向きを安定させる
- 大型魚は作業量が多いので、焦らず部位ごとに処理する
大型魚向け出刃包丁があると作りやすい料理
大型魚向けの出刃包丁があると、ブリ・サワラ・スズキなどの下処理がしやすくなります。
ここでは、大型魚向け出刃包丁があると作りやすい料理を紹介します。
ブリの照り焼き
ブリの照り焼きを作る時は、ブリを食べやすい切り身にする作業があります。
大型魚向けの出刃包丁があると、身の厚いブリを切り分けやすくなります。
ブリ大根
ブリ大根は、ブリの身だけでなく、アラやカマから出る旨味も楽しめる料理です。
頭やカマ、アラを切り分ける時は、大型魚向けの出刃包丁があると作業しやすくなります。
ブリの刺身&しゃぶしゃぶ
ブリの刺身&しゃぶしゃぶを作る場合は、ブリを三枚おろしにして身をきれいに取り出す作業が大切です。
出刃包丁で下処理をしてから、刺身用に切り分けることで、料理の仕上がりも良くなります。
ブリの生姜焼き
ブリの生姜焼きは、ブリを切り身にして調味料に漬けて焼く料理です。
大型出刃包丁で身を切り分けておくと、料理前の準備がスムーズになります。
ブリの塩焼き
ブリの塩焼きを作る時は、身やカマを食べやすい大きさに切り分けます。
ブリは脂のりや部位によって味わいが変わる魚なので、部位ごとに下処理できると料理の幅が広がります。
サワラのムニエル
サワラのムニエルは、サワラを切り身にして焼く料理です。
サワラは身がやわらかい魚なので、下処理の時に身を崩さないよう丁寧に扱うことが大切です。
サワラの西京焼き
サワラの西京焼きは、切り身にしたサワラを味噌床に漬けて焼く料理です。
サワラをきれいな切り身にできると、漬け込みや焼き上がりもきれいにまとまりやすくなります。
サワラの竜田揚げ
サワラの竜田揚げは、切り身を食べやすい大きさにして下味をつけて揚げる料理です。
出刃包丁で下処理をしてから切り分けると、料理前の準備がしやすくなります。
スズキのフライ
スズキのフライは、スズキを切り身にして衣をつけて揚げる料理です。
良型のスズキは魚体が大きくなるため、出刃包丁があると下処理しやすくなります。
スズキのポワレ
スズキのポワレを作る時は、身をきれいに切り分けることが大切です。
スズキは上品な白身魚なので、下処理を丁寧にしておくと料理の仕上がりも良くなります。
まとめ|ブリ・サワラ・スズキには魚のサイズに合った出刃包丁を選ぼう
ブリ、ハマチ、メジロ、サワラ、良型のスズキなどを捌くなら、魚のサイズに合った出刃包丁を選ぶことが大切です。
家庭で扱いやすさを重視するなら16.5cm前後、大型魚向けの最初の1本なら180mm前後、ハマチ・メジロ・サワラまでしっかり考えるなら210mm前後、ブリや大型青物まで視野に入れるなら240mm前後が候補になります。
- 家庭で扱いやすさ重視:16.5cm前後も候補
- 最初の1本:180mm前後がおすすめ
- ハマチ・メジロ・サワラ中心:210mm前後がおすすめ
- ブリ・大型青物まで考える:240mm前後も候補
- 手入れのしやすさ重視:ステンレス系がおすすめ
釣った大型魚をきれいに捌けるようになると、料理の楽しさも一気に広がります。
ブリの照り焼き、ブリ大根、ブリの刺身&しゃぶしゃぶ、サワラの西京焼き、スズキのポワレなど、釣った魚を美味しく食べたい方は、自分がよく釣る魚に合った出刃包丁を選んでみてください。
