がまかつ うろこ取り GM1314・GM1315レビュー|実際に使って分かった飛び散りにくさとサイズの違い

鯛の鱗を取って、鱗が飛び散って悩んでいる画像

このうろこ取りを使って一番変わったのは、うろこを取る作業そのものより、終わったあとの掃除です。

一般的なうろこ取りを使っていた頃は、タイやチヌのような魚を処理すると、シンクだけでなく周囲までうろこが飛びました。飛散を避けるために、私は大きな袋の中へ魚を入れてうろこを取っていたこともあります。

がまかつの「うろこ取り」を使うようになってからは、その対策をしなくてもそのまま処理できています。飛び散りが完全にゼロになるわけではありませんが、私の使い方では一般的なうろこ取りより飛ぶ量が劇的に減り、ほとんど気にならないレベルまで軽減されました。

しかも、繰り返し使える道具としては価格も手を出しやすく、魚をよく持ち帰る私にとっては「本当に買ってよかった」と感じている一品です。

実際に使って感じているメリット

  • 一般的なうろこ取りより、周囲への飛び散りが大幅に減った
  • 以前のように大きな袋の中で作業しなくても、そのまま処理できるようになった
  • うろこ取り後のシンク・作業台・床まわりの掃除がかなり楽になった
  • 円形ブレードで、魚体の向きに合わせて動かしやすい
  • GM1314とGM1315の2サイズから、よく扱う魚に合わせて選べる
  • 何度も使えるため、私は価格に対する満足度も高いと感じている
がまかつ うろこ取り GM1314 / GM1315
がまかつ うろこ取り GM1314・GM1315
✅ 円形ステンレスブレードでうろこの飛散を抑えやすい
✅ GM1314はφ50mm、GM1315はφ35mm
✅ カバーがなくシンプルで、魚体へ当てる方向を変えやすい
✅ 私の実使用では一般的なうろこ取りより後片付けが大幅に楽になった
楽天市場で見る
Amazonで見る
目次

がまかつ うろこ取りは、なぜ飛び散りを抑えやすいのか

GM1314・GM1315の特徴は、一般的なギザギザ形のヘッドではなく、円形のステンレスブレードを採用していることです。

普通のうろこ取りは、ギザ刃を尾側から頭側へ動かし、うろこを引っ掛けて起こします。道具や動かし方によっては、その勢いで外れたうろこが前方や横へ飛びやすくなります。

一方、このシリーズは円形ブレードを魚体へ当て、うろこを弾き飛ばすというより、まとまりを剥がしていくように処理しやすい形です。円形なので当てる方向を変えやすく、背側・腹側・ヒレ周りなど、魚体の曲面に合わせて手の向きを調整できます。

実際に使うと、取れたうろこがブレード付近や魚のそばへ残りやすく、従来使っていたうろこ取りのように広範囲へ飛ぶ量が減りました。私がこの商品を高く評価している理由は、単に「うろこが取れる」からではなく、下処理から掃除まで含めた負担を減らしてくれるからです。

GM1314とGM1315の違い|通常サイズとミニをどう選ぶ?

このシリーズには通常サイズのGM1314と、ミニサイズのGM1315があります。構造は近いですが、ブレード径とグリップの大きさが異なるため、同じ魚でも取り回しが変わります。

スマホでは横にスクロールできます。

項目 GM1314 GM1315(ミニ)
全長 200×50mm 155×35mm
グリップ 120mm×φ25 80mm×φ20
ブレード φ50mm φ35mm
素材 本体:ステンレス/グリップ:木 本体:ステンレス/グリップ:木
向く使い方 広い面を処理しやすく、大型魚から小型魚まで幅広く使いたいとき 小型魚、ヒレ周り、腹側など細かな場所を処理したいとき
希望本体価格 2,200円(税別) 2,000円(税別)

タイ・チヌ・スズキなど、ある程度大きな魚をよく持ち帰るなら、φ50mmのGM1314は広い面を進めやすいのがメリットです。小型魚が中心で、ヒレの付け根や腹側を細かく処理したいならGM1315が扱いやすくなります。

ただし、「大型魚なら必ずGM1314、小型魚なら必ずGM1315」と決める必要はありません。 小さいヘッドのほうが細かな場所へ当てやすいので、大きめの魚でもGM1315の取り回しを好む人はいます。反対に、面積の大きい魚を何匹も処理するなら、GM1314のほうが往復回数を減らしやすくなります。

選び方を簡単にまとめると:
広い面をテンポよく処理したいならGM1314、細部へ当てやすい取り回しを優先するならGM1315。普段持ち帰る魚のサイズだけでなく、「広い面の速さ」と「細部の扱いやすさ」のどちらを重視するかで選ぶと失敗しにくくなります。

一般的なうろこ取りから替えて、一番変わったのは後片付け

この商品のレビューで一番伝えたいのはここです。

以前使っていた一般的なうろこ取りでは、うろこを取るたびに周囲へ飛び、作業後にシンクの外や作業台、床まで確認する必要がありました。魚を捌き終わったあとに、別の場所から乾いたうろこが見つかることもあります。

飛び散りを抑えるため、私は大きな袋の中へ魚を入れて作業したこともありました。確かに飛散対策にはなりますが、袋の中は手元が見えにくく、魚の向きを変えにくくなります。作業のたびに袋を準備するのも手間でした。

がまかつのうろこ取りへ替えてからは、わざわざ袋の中で作業しなくても、そのまま処理できるようになりました。 うろこが魚の近くに残ることが多く、周囲へ飛ぶ量が明らかに減ったためです。

もちろん、魚種や魚の大きさ、道具を動かす速さによっては飛ぶことがあります。それでも私の使用感では、従来のうろこ取りと比べて飛散は大幅に減りました。「うろこ取りが楽になった」というより、「うろこ取りの後始末が楽になった」ことのほうが大きな変化です。

飛び散りはゼロではない|大きな魚ほど動かし方とサイズ選びが重要

この商品は飛散を抑えやすいですが、どんな魚でも一枚もうろこが飛ばない道具ではありません。

特にマダイのように大きく硬いうろこを持つ魚では、強く押し付けたり、一気に長い距離をこすったりすると、外れたうろこが飛ぶことがあります。小さなGM1315で大きな魚の広い面を処理すると、同じ場所を何度も往復するため、力を入れすぎることもあります。

逆に、小型魚やヒレ周りでは、大きなヘッドを無理に入れるより、ミニサイズを短いストロークで使うほうが狙った場所へ当てやすくなります。

飛散をできるだけ抑えるなら、道具だけに任せず、次の3点も意識すると扱いやすくなります。

  • シンクの深い位置や安定したまな板で作業する
  • 一気に長くこすらず、数cmずつ短く動かす
  • 硬いうろこほど力任せに弾かず、ブレードを当てて剥がす感覚で進める

実際の使い方|尾側から頭側へ、短い幅で進める

1.魚を安定させる

魚の表面を軽く洗い、シンクの中や十分な大きさのまな板で動かないように置きます。背ビレ・胸ビレ・エラぶたは鋭い魚もいるため、押さえる手をヒレ先へ近づけすぎないようにします。

2.尾側から頭側へブレードを動かす

うろこは頭側へ重なるように付いているため、基本は尾側から頭側へ逆らう方向に動かします。力を入れて一気にこするより、短い幅で少しずつ進めたほうが、飛散を抑えながら取り残しを確認しやすくなります。

3.円形ブレードの当てる方向を変える

魚体の中央は真っすぐ進めやすいですが、腹側や尾の付け根、カマ周りは曲面になります。円形ブレードなので、道具の角度を変えながら魚体へ沿わせます。

4.ヒレ周りは短いストロークで仕上げる

胸ビレ・腹ビレ・背ビレの付け根は、広い面と同じ勢いで動かすとヒレへ当たりやすくなります。細かな部分は短く動かし、必要ならミニサイズを使うと作業しやすくなります。

5.最後に指先で取り残しを確認する

水で表面を流したあと、尾側から頭側へ指先でやさしく触ります。ザラつく場所があれば、その部分だけ追加で処理します。エラぶた付近・腹側・ヒレの付け根は残りやすいので、最後に確認しておくと安心です。

アジの「ゼイゴ」は別作業です。
尾の横にある硬いゼイゴは、普通のうろことは性質が違います。うろこ取りだけで全部済ませようとせず、必要に応じて包丁で尾側から薄くそぎ取ります。

タイ・チヌなど硬いうろこの魚でこそ、掃除の差を感じやすい

家庭で飛散の差を感じやすいのは、マダイやチヌのように一枚一枚のうろこが大きい魚です。

こうした魚を一般的なうろこ取りで勢いよくこすると、外れたうろこが広範囲へ飛びやすくなります。がまかつの円形ブレードでは、うろこがまとまって魚体の近くへ落ちることが多く、作業後の回収が楽になりました。

一方で、大型魚はうろこ自体が硬く、魚体の面積も広くなります。飛散しにくい道具だからといって、力がまったく要らないわけではありません。広い面を処理するなら通常サイズ、細部を丁寧に仕上げたいならミニという使い分けが現実的です。

うろこを取った後にタイ・チヌ・サバなどの中型魚を捌くなら、タイ・チヌ・サバ向け出刃包丁の記事で150〜165mm前後の選び方も確認できます。

一般的なうろこ取り・カバー付き・特殊素材・電動と何が違う?

「飛び散りにくさ」を重視するうろこ取りは、がまかつの円形ブレードだけではありません。カバーでうろこを受けるタイプ、特殊素材で剥がすタイプ、電動で大量に処理するタイプもあります。

スマホでは横にスクロールできます。

タイプ 飛散対策 細かな場所 洗いやすさ 向く人
がまかつ 円形ブレード 円形刃で剥がすように処理し、周囲への飛散を抑えやすい GM1315なら特に当てやすい カバーがなく構造はシンプル。木製柄は乾燥が必要 家庭で魚を定期的に捌き、飛散と取り回しの両方を重視する人
カバー付き 外れたうろこをカバー内へ受ける 先端形状によっては細部も対応 カバーを外して洗う工程が増える製品もある とにかく飛散を物理的に囲いたい人
真鍮・一般的なギザ刃 飛散防止構造がない製品では動かし方の影響を受けやすい ヘッドが大きいと細部へ入りにくいことがある 構造が単純で洗いやすいものが多い 硬いうろこへしっかり力を掛けたい人
特殊素材タイプ 素材と形状でうろこを剥がし、飛散を抑える設計がある 形状次第 凹凸や素材の手入れ方法を確認 金属の刃とは違う使用感を求める人
電動 カバー形状などで抑える製品もある ヒレ周りは手動のほうが細かく当てやすい場合がある 刃・本体・防水仕様の確認が必要 大型魚や複数匹を連続して処理することが多い人

家庭で数匹を処理する使い方なら、私はがまかつのような手動タイプが扱いやすいと感じています。充電や電池が不要で、出してすぐ使え、終わったら洗って乾かすだけだからです。

一方、カバー付きには「外れたうろこを受け止める」という分かりやすい利点があります。食洗機対応やオールステンレスを重視する場合も、別タイプが合うことがあります。

他の商品も含めて構造・素材・飛散対策を比較したい場合は、魚のうろこ取りおすすめ8選でタイプ別にまとめています。

使って分かった弱点・気になるところ

飛散は「大幅に減る」が、ゼロではない

ここは購入前に理解しておきたいところです。私の使用ではほとんど気にならない程度まで減りましたが、魚の大きさ、うろこの硬さ、力の掛け方によっては飛びます。

「一枚も飛ばしたくない」という条件なら、カバーで物理的に受けるタイプも比較したほうがよいです。

大きな魚では、ミニより通常サイズが楽な場面がある

GM1315は細かな場所へ当てやすい反面、広い面では往復回数が増えます。大きなタイなどを何匹も処理するなら、GM1314のφ50mmブレードのほうがテンポよく進めやすい場面があります。

木製グリップなので、洗った後は乾かしたい

ブレードはステンレスですが、グリップは木製です。使用後は魚のぬめりやうろこを洗い流したあと、水分を拭き取り、風通しのよい場所で乾かします。

水に浸けたまま放置するより、使ったら洗って乾かす習慣にしておくほうが扱いやすい道具です。食洗機対応を最優先する人は、対応表示のある別タイプも候補になります。

手入れは「洗う・残ったうろこを取る・しっかり乾かす」

何度も使える道具だからこそ、使用後の手入れは簡単でも毎回行っています。

  1. ブレード周りのうろことぬめりを水で流す
  2. ブレードの裏や付け根に残ったうろこを確認する
  3. 必要ならスポンジや小さなブラシで洗う
  4. 水分を拭き取り、木製グリップまで乾かす

うろこを排水口へ大量に流すとネットが詰まりやすくなるので、ブレード周りへまとまったうろこは、流す前にゴミとして回収したほうが後片付けまで楽です。

価格はどう?|私は「何度も使えるなら安い」と感じている

希望本体価格は、GM1314が2,200円、GM1315が2,000円(いずれも税別)です。実売価格は店舗や時期で変わります。

100円ショップや低価格の一般的なうろこ取りと比べれば高く見えます。ただ、私の場合は、飛散対策のために袋を用意する手間がなくなり、毎回の掃除が大幅に楽になったことの価値が大きいです。

消耗品のように毎回買うものではなく、洗って何度も使えます。魚をよく持ち帰る人なら使用回数も増えるので、私はこの価格ならかなりコストパフォーマンスが良いと感じています。

がまかつ うろこ取り GM1314 / GM1315
がまかつ うろこ取り GM1314・GM1315
✅ 円形ステンレスブレードでうろこの飛散を抑えやすい
✅ GM1314はφ50mm、GM1315はφ35mm
✅ カバーがなくシンプルで、魚体へ当てる方向を変えやすい
✅ 私の実使用では一般的なうろこ取りより後片付けが大幅に楽になった
楽天市場で見る
Amazonで見る

こんな人に向いている

  • 釣った魚を家で定期的に捌く
  • うろこ取り後のキッチン掃除を減らしたい
  • タイ・チヌ・スズキなど、うろこのある魚を持ち帰ることが多い
  • カバー付きよりシンプルな構造を使いたい
  • 小型魚から中大型魚まで、手動の1本を長く使いたい
  • 安い道具を何度も買い替えるより、繰り返し使えるものを選びたい

別タイプを選んだほうがよい人

  • 飛散を物理的に囲い込みたい人:カバー・ケース付きも比較候補です。
  • 大型魚を何匹も連続で処理する人:作業量によっては電動タイプが楽な場合があります。
  • 食洗機対応を最優先する人:対応表示のあるステンレス一体型などが候補です。
  • 魚をほとんど持ち帰らない人:使用回数が少ないなら、低価格な手動タイプでも十分な場合があります。

よくある質問

GM1314とGM1315はどちらを買えばいい?

広い面を処理する速さを優先するならGM1314、ヒレ周りなど細かな場所への当てやすさを優先するならGM1315が選びやすいです。大型魚でも小さいヘッドを好む人はいるため、魚の大きさだけでなく取り回しの好みも考えて選びます。

本当にうろこは飛び散らない?

完全にゼロではありません。私の実使用では一般的なうろこ取りと比べて飛散が劇的に減り、ほとんど気にならないレベルになりました。ただし、大きく硬いうろこ、強い力、長いストロークでは飛ぶことがあります。

マダイやチヌにも使える?

使えます。特に広い面を処理するなら通常サイズのGM1314が扱いやすい場面があります。ヒレ周りなど細かな場所ではGM1315も使いやすいため、どちらを重視するかで選びます。

アジにも使える?

普通のうろこは処理できます。ただし、尾の横にある硬い「ゼイゴ」は別物なので、必要に応じて包丁でそぎ取ります。

食洗機で洗える?

木製グリップを使っているため、食洗機前提ではなく、使用後は手洗いして水分を拭き取り、しっかり乾燥させる使い方が無難です。食洗機対応を必須条件にするなら、対応表示のある別製品も比較してください。

うろこ取り以外に、魚を捌くとき何をそろえればいい?

まな板、包丁、キッチンハサミ、骨抜き、ペーパー、保存用品など、魚の大きさや料理によって必要なものが変わります。全体を順番にそろえるなら、魚を捌く道具完全ガイドで下処理から保存まで確認できます。

まとめ|「うろこを取れる」より「飛び散った後の掃除が減る」ことが大きい

がまかつのGM1314・GM1315は、うろこを取るだけなら他にも代わりがあります。それでも私がこの商品を買ってよかったと感じるのは、一般的なうろこ取りで困っていた飛び散りが大幅に減り、下処理後の掃除まで楽になったからです。

以前は大きな袋の中で作業することもありましたが、今はそこまでの飛散対策をせず、そのまま処理できています。飛び散りゼロではないものの、私の使い方ではほとんど気にならず、魚を持ち帰った日の下処理がかなり楽になりました。

通常サイズとミニの違いは、単純な魚の大小だけではなく、広い面を早く進めたいか、細かな場所へ当てやすくしたいかで考えると選びやすくなります。

価格も繰り返し使う道具としては負担が大きくなく、魚をよく持ち帰る人ほど使用回数が増えます。うろこ取り後の「シンクや床に飛んだうろこを探して掃除する時間」を減らしたいなら、検討する価値の高い道具です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次