海釣り用タモ網おすすめ8選|堤防・磯で使う長さと選び方

海釣り用タモ網おすすめ8選と、堤防・釣り公園・磯に合った長さの選び方を紹介するアイキャッチ画像

魚を足元まで寄せたのに、最後の取り込みでラインが切れてしまった……。

釣りをしていると、そんな悔しい場面に出会うことがあります。

特に堤防や磯など、水面まで高さがある場所では、魚を竿だけで持ち上げるのは危険です。魚の重さでラインが切れたり、竿が破損したり、針が外れて魚を逃したりする可能性があります。

🎣 タモ網は「最後の一匹」を確実に取り込むための道具

タモ網があれば、魚を水中ですくい、竿やラインへ大きな負担をかけずに取り込めます。大物狙いだけでなく、堤防釣りやショアジギングを楽しむなら準備しておきたい道具です。

しかし、タモ網はどれでも同じというわけではありません。

柄の長さ、枠の大きさ、ネットの素材、収納時のサイズなど、商品によって特徴が大きく異なります。

なかでも特に重要なのが、タモの長さです。

タモの長さは魚の大きさだけで決めるのではなく、実際に使う釣り場の足場から水面までの距離を想定して選びましょう。

この記事では、海釣り用タモ網の選び方、おすすめ商品、正しい使い方、お手入れ方法まで、初心者にもわかりやすく解説します。

海仙人

大きな魚が掛かってからタモがないことに気付いても遅いぞ。出番がない日があっても、釣り場には準備しておくのがおすすめじゃ。

※商品について
商品の仕様、付属品、長さ、カラー、販売価格などは変更される場合があります。購入前にAmazon・楽天市場の商品ページで最新情報をご確認ください。

目次

タモ網・ランディングネットとは?

タモ網とは、釣り上げた魚を水面からすくい上げるための道具です。

「玉網」「タモ」「ランディングネット」と呼ばれることもあります。呼び方は違っても、魚を安全に取り込むという基本的な役割は同じです。

タモ網の主な役割

  • 魚を水面から安全に取り込む
  • 魚の重さによるライン切れを防ぎやすくする
  • 竿への過度な負担を抑える
  • 取り込み時の針外れを減らす
  • 魚体へのダメージを抑える
  • 海へ身を乗り出す危険を減らす

小型のアジやイワシであれば、そのまま抜き上げられることもあります。しかし、チヌ、シーバス、マダイ、青物などが掛かった場合は、無理な抜き上げがトラブルにつながります。

また、小さな魚を狙っているときでも、予想外の大物が掛かることがあります。

💡 タモ網は「大物を狙う日だけ」必要なのではありません。
大きな魚が掛かる可能性のある釣り場では、使わない可能性があっても用意しておくと安心です。

タモ網を構成するパーツ

海釣り用のタモ網は、主に次のパーツで構成されています。

パーツ 役割
玉の柄 伸縮する長い柄。ランディングシャフトとも呼ばれます。
枠・フレーム ネットを広げる円形または楕円形の枠です。
ネット 魚をすくい入れる網の部分です。
タモジョイント 枠を折りたたみ、持ち運びや展開をしやすくする部品です。
タモホルダー ベルトやバッグなどにタモを掛けて携帯するための部品です。

初心者が別々に購入すると、ネジ径やパーツ同士の相性で迷うことがあります。

初めて購入する場合は、玉の柄・枠・ネットがセットになった商品や、ジョイントまで付属したオールインワンタイプが選びやすいでしょう。

海釣りでタモ網が必要になる場面

堤防から魚を取り込むとき

堤防では、足元から水面まで数メートルの高さがあることも珍しくありません。

魚を足元まで寄せることができても、ラインを持って引き上げたり、竿で抜き上げたりすると、ライン切れや竿の破損につながります。

特に満潮時には届いていたタモが、干潮時には届かなくなることがあります。いつも行く堤防がある場合は、できるだけ水位が低い時間帯の高さを基準に考えましょう。

ショアジギングで青物を狙うとき

ショアジギングでは、ハマチ、メジロ、ブリ、サワラなど、簡単には抜き上げられない魚が掛かる可能性があります。

青物は足元まで寄せてからも強く走ることがあります。十分な大きさのネットを準備し、魚の頭が水面へ向いたタイミングで取り込みましょう。

磯やテトラ周辺で取り込むとき

磯やテトラ周辺は足場が不安定です。魚を追って水際へ移動すると、転倒や落水の危険があります。

十分な長さのタモを準備し、安全な立ち位置を保ったまま取り込むことが重要です。

ただし、長いタモは風や波の影響を受けやすく、重量も増えます。単純に長ければよいのではなく、安全に操作できる範囲で釣り場へ届く長さを選びましょう。

海釣り用タモ網の選び方

最重要:使う場所を想定して長さを決める

⚠️ タモの長さは「よく行く釣り場」を想定して選びましょう

タモの長さを決めるときは、魚の大きさだけでなく、釣りをする足場から水面までの距離を確認することが大切です。

満潮時だけでなく、できるだけ水面が低くなる干潮時も想定し、届く長さに少し余裕を持たせましょう。

タモ網の商品には「3m」「5m」「6m」などの長さが表示されています。

ただし、表示されている長さと、実際に使いやすい高さは同じではありません。タモは斜めに伸ばす場面もあり、波で水面が上下するため、足場から水面までの距離と同じ長さでは余裕がない場合があります。

想定する場所 長さの目安 選ぶときのポイント
低い護岸・水面に近い釣り場 2〜3m前後 短く軽いモデルでも届きやすく、操作性を重視できます。
低めの堤防・釣り公園 3〜4m前後 実際の水面までの高さと潮位を確認しましょう。
一般的な堤防 4〜5m前後 場所を変えて使うなら、5m前後が候補になります。
高い堤防・磯 5〜6m以上 長さだけでなく、重量とシャフトの張りも確認します。

この表は一般的な目安です。同じ「堤防」でも、水面までの高さは大きく異なります。

よく利用する釣り場が決まっている場合は、実際の足場の高さを確認してから選ぶのが最も確実です。

海仙人

迷ったら「どこで使うか」を先に考えるのじゃ。高い堤防で短いタモを持っていても、魚まで網が届かんぞ。

狙う魚に合った枠サイズを選ぶ

タモの枠が小さすぎると、魚をネットへ入れにくくなります。

  • アジ・メバル・小型魚:小型で取り回しやすいネット
  • チヌ・シーバス・マダイ:中型以上の枠
  • 青物・大型魚:横幅と深さに余裕がある大きめのネット

魚の全長と同じ大きさではなく、魚を頭から入れられる余裕が必要です。

一方で、枠が大きいほど水の抵抗を受けやすく、持ち運びもしにくくなります。普段狙う魚と釣り場のバランスを考えましょう。

玉の柄の素材で選ぶ

カーボン製

  • 比較的軽量で長いモデルを操作しやすい
  • 堤防や磯を移動しながら釣るスタイルと相性がよい
  • 高い堤防で使える5m以上のモデルも選びやすい
  • カーボン含有率や製品によって価格差がある

ガラス繊維製

  • 比較的手頃な商品を見つけやすい
  • 初めてのタモ網を揃えたい人にも選びやすい
  • 同じ長さのカーボン製より重く感じる場合がある

アルミ製

  • 短いランディングネットによく使用される
  • 低い護岸や釣り公園で使いやすい
  • 軽量で扱いやすいモデルが多い
  • 長さが足りない商品は高い堤防に向かない

ネットの素材で選ぶ

ネット素材 特徴 向いている人
ナイロンネット 軽量で水切れがよく、一般的なタモ網に多く採用されています。 軽さや操作性を重視する人
ラバーネット 魚体を傷つけにくく、フックも絡みにくい傾向があります。 魚への負担を抑えたい人
ラバーコーティング ナイロンの扱いやすさと、ラバーの魚への優しさを両立しやすい素材です。 海釣りで幅広く使いたい人

仕舞寸法と携帯性を確認する

長さだけを見て購入すると、持ち運びに苦労することがあります。

商品選びでは、伸ばしたときの長さに加えて、収納した状態の仕舞寸法も確認しましょう。

  • 車の荷室へ収納できるか
  • ロッドケースと一緒に持ち運べるか
  • 電車や自転車で邪魔にならないか
  • ランガン中に背中や腰へ装着できるか
  • 枠を折りたためるか

移動しながら釣る場合は、小継シャフト、折りたたみフレーム、タモジョイント、タモホルダーがあると便利です。

海釣り用タモ網おすすめ8商品の比較

商品 長さ・仕様 主な特徴 向いている場所・用途
SANLIKE 折りたたみ式ランディングネット 伸縮・折りたたみ式 携帯性と扱いやすさ 低めの堤防・釣り公園
PROX オールインワンソルトSE シャフト・枠・ネット・ジョイント・ホルダー 必要なパーツをまとめて揃えられる 堤防・ショアジギング
PROX ザコネットズームタイプ M・Lサイズ 小型魚をすくいやすい 小魚・ライトゲーム・水辺遊び
SANLIKE 99%カーボン製タモ網 3・5・6・7・8m 長さの選択肢が豊富 一般的な堤防から高い堤防・磯
折りたたみ式ラバーネット 伸縮・アルミ製 魚に優しいラバーネット 低い護岸・釣り公園・渓流
ガラス繊維製 小継玉の柄セット 2.4〜3.9m 柄とネットのセット 低〜中程度の堤防
BLUE LARCAL カーボン3点セット 5・5.5・6m ネットとジョイントが付属 高い堤防・磯・青物狙い
waku fimac 折りたたみタモ網 210・250cm 軽量アルミ・コンパクト収納 低い護岸・釣り公園

海釣りにおすすめのタモ網8選

1.SANLIKE 折りたたみ式ランディングネット

🎯 携帯性と扱いやすさを重視する人におすすめ

SANLIKE 折りたたみ式ランディングネット

SANLIKEの折りたたみ式ランディングネットは、伸縮機能と折りたたみ機能を備えた携帯性重視のモデルです。

枠を折りたたんで収納できるため、車の荷室や釣具バッグの中でも場所を取りにくく、釣り場まで持ち運びやすいのが魅力です。

  • 伸縮式で長さを調節できる
  • 折りたたんでコンパクトに収納できる
  • 軽量・防錆素材をうたったモデル
  • 淡水と海水の両方で使用できる

おすすめの人:低めの堤防、釣り公園、川釣りなどで、持ち運びやすいタモを探している人。

⚠️ 購入時は選択するモデルの全長を確認し、利用する釣り場の水面まで届くか確認してください。

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2.PROX オールインワンミニSE/オールインワンソルトSE

🏆 必要なパーツをまとめて揃えたい初心者におすすめ

PROX オールインワンソルトSE ランディングシャフトセット

PROXのオールインワンシリーズは、タモを使うために必要なパーツをまとめて揃えやすいセットです。

商品構成には、ランディングシャフト、アルミ枠、ネット、ランディングジョイント、タモホルダーが含まれています。

それぞれのパーツを別々に購入する必要が少なく、組み合わせに迷いやすい初心者にも選びやすい商品です。

  • シャフトとネットをまとめて揃えられる
  • 持ち運びに便利なランディングジョイント付き
  • 腰やバッグに装着しやすいタモホルダー付き
  • 堤防やルアーフィッシングで使いやすい構成

おすすめの人:初めて本格的なタモを購入する人や、堤防・ショアジギング用のセットを探している人。

⚠️ ミニSEとソルトSEでは用途やシャフトの長さが異なるため、注文時に商品タイプを必ず確認しましょう。

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3.PROX ザコネットズームタイプ

🐟 小魚やライトゲーム用のコンパクトネット

PROX ザコネットズームタイプ

PROXのザコネットズームタイプは、小魚をすくうことを想定したコンパクトなランディングネットです。

小型ネットとズームシャフトを組み合わせており、アジ、メバル、小型の根魚、水辺での生き物観察などに使いやすいモデルです。

  • MサイズとLサイズから選べる
  • ズームシャフトで長さを調節できる
  • 小魚をすくいやすいマイクロネット
  • DXタイプは枠の強化をうたっている

おすすめの人:アジやメバルなどの小魚を中心に狙う人や、子どもと水辺遊びを楽しみたい人。

⚠️ 大型のシーバスや青物を取り込むための商品ではありません。狙う魚のサイズに合わせて選びましょう。

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4.SANLIKE 99%カーボン製タモ網 3〜8m

📏 高い堤防まで想定して長さを選びたい人向け

SANLIKE 99%カーボン製タモ網 3m 5m 6m 7m 8m

SANLIKEの99%カーボン製タモ網は、3m・5m・6m・7m・8mという豊富な長さから選べる商品です。

低めの堤防から水面まで距離がある高い堤防まで、利用する場所に合わせて選びやすい点が魅力です。

枠サイズは商品名表記で60×48cm。小魚用のコンパクトネットより余裕があり、ある程度の大きさがある魚をすくいたい場面にも適しています。

  • 3mから8mまで長さの選択肢が豊富
  • 99%カーボン製をうたった小継シャフト
  • 9段階の伸縮構造
  • 枠サイズ60×48cm
  • 淡水・海水の両方に対応

おすすめの人:一般的な堤防から高い堤防・磯まで、使う場所に合った長さを選びたい人。

⚠️ 7mや8mなどの長いモデルは魚へ届きやすい反面、風の影響を受けやすく、操作にも慣れが必要です。必要以上に長いモデルを選ばないことも大切です。

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5.折りたたみ式ラバーランディングネット

🌿 魚体への負担を抑えたい人におすすめ

折りたたみ式ラバーランディングネット

魚に優しいラバーネットを採用した、折りたたみ式のランディングネットです。

ラバー素材は魚のうろこや体表へ与えるダメージを抑えやすく、ルアーのフックが網目へ深く絡みにくい点もメリットです。

  • 魚に優しいラバーネット
  • 伸縮式で長さを調節可能
  • 折りたたんで持ち運びやすい
  • アルミニウム合金製
  • 海水・渓流の両方に対応

おすすめの人:キャッチ&リリースをする人や、魚体を傷めにくいネットを探している人。

⚠️ 短いランディングネットは高い堤防では届かない可能性があります。ネット素材だけでなく全長も確認してください。

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6.ガラス繊維製 小継玉の柄セット 2.4〜3.9m

🔰 手頃なセットからタモを用意したい初心者向け

ガラス繊維製 小継玉の柄 伸縮タモ網セット

2.4mから3.9mまでの長さを選べる、ガラス繊維製の小継玉の柄とネットのセットです。

柄とネットがセットになっているため、タモを持っていない初心者にも選びやすい構成です。

  • 2.4・2.7・3・3.3・3.6・3.9mから選べる
  • ガラス繊維製の伸縮シャフト
  • 玉の柄とネットがセット
  • 小継タイプで収納しやすい
  • 淡水・海水の両方に対応

おすすめの人:低めの堤防や釣り公園を中心に、最初のタモを一式揃えたい人。

⚠️ 3.9mまでのラインナップなので、水面まで距離がある高い堤防では長さが足りない可能性があります。

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7.おり釣具 BLUE LARCAL カーボン玉の柄3点セット

🌊 高い堤防や磯で使える本格セット

BLUE LARCAL カーボン玉の柄 ランディングネット3点セット

BLUE LARCALのランディングネット3点セットは、カーボン玉の柄、ランディングネット、タモジョイントをまとめた商品です。

玉の柄は5m・5.5m・6mから選べるため、一般的な堤防だけでなく、水面まで距離がある高い堤防や磯での使用も想定できます。

  • 5・5.5・6mから長さを選べる
  • カーボン製の玉の柄
  • MまたはLサイズのランディングネット
  • 持ち運びに便利なタモジョイント付き
  • 堤防や磯の大物狙いに対応しやすい

おすすめの人:高い堤防、磯、ショアジギングなどで、十分な長さと携帯性を両立したい人。

⚠️ 5mと6mでは操作感や重量感が変わります。長いものを選ぶのではなく、実際に利用する場所に届く長さを基準にしましょう。

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8.waku fimac 折りたたみタモ網 210・250cm

🚶 低い釣り場で軽快に使えるコンパクトモデル

waku fimac 折りたたみタモ網 210cm 250cm

waku fimacの折りたたみタモ網は、210cmと250cmから選べる軽量アルミ製のモデルです。

短めで取り回しやすく、低い護岸、海釣り公園、川釣りなど、水面までの距離が近い場所で使いやすい商品です。

  • 210cmと250cmから選べる
  • 伸縮式の軽量アルミ製
  • 枠を折りたたんで収納できる
  • コンパクトで持ち運びやすい
  • 海釣りと川釣りの両方に対応

おすすめの人:低い護岸や釣り公園で使う、軽量でコンパクトなタモを探している人。

⚠️ 210〜250cmは高い堤防では届かない可能性があります。普段利用する釣り場の高さを確認してから選びましょう。

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目的別に選ぶならこのタモ網

🔰 初めてタモを一式揃えたい

PROX オールインワンソルトSE、またはガラス繊維製の小継玉の柄セットが候補です。

🌊 高い堤防や磯で使いたい

SANLIKE 99%カーボン製3〜8m、またはBLUE LARCAL 5〜6mセットが候補です。

🚶 軽くて持ち運びやすい商品が欲しい

SANLIKE折りたたみ式、waku fimac、折りたたみ式ラバーネットが候補です。

🐟 アジやメバルなどの小魚をすくいたい

PROX ザコネットズームタイプが扱いやすいでしょう。

タモ網の基本的な使い方

魚が掛かる前に準備しておく

大物が掛かってから、折りたたまれたタモを開いたり、車まで取りに戻ったりする余裕はありません。

大きな魚が掛かる可能性がある釣りでは、釣りを始める前に次の準備をしておきましょう。

  • 枠と玉の柄が確実に接続されているか確認する
  • ジョイントを開けばすぐに使える状態にする
  • ネットに破れがないか確認する
  • 足元の邪魔にならない場所へ置く
  • 波に流されないよう固定する

魚は頭からネットへ入れる

タモで魚を追いかけるのではなく、竿を操作して魚をネットへ誘導します。

魚を十分に弱らせ、水面で頭がこちらを向いたタイミングに合わせて、頭からネットへ入れましょう。

尾側からすくおうとすると、魚が前へ泳いでネットから逃げやすくなります。

⚠️ タモで魚を追い回さない
ネットを魚の進行方向へ構え、釣り人が竿で魚を誘導するのが基本です。

魚を入れた後は柄だけで持ち上げない

魚がネットへ入った後、タモの柄を伸ばしたまま持ち上げると、玉の柄やジョイント部分へ大きな負担がかかります。

魚が入ったら、タモを手前へ寄せながらシャフトを順番に縮め、最後に枠やネット部分を持って回収しましょう。

特に大型魚の場合は、タモの柄を釣り竿のように持ち上げないことが重要です。

二人で取り込むときは役割を分ける

同行者がいる場合は、魚を掛けた人が竿の操作に集中し、もう一人がタモを担当すると安全です。

  • 釣り人は魚の頭を水面へ向ける
  • タモ担当は魚の進行方向へネットを構える
  • 魚が入るまでネットを大きく動かさない
  • 魚が完全に入ってから竿の力を緩める

声を掛け合い、針やルアーがネット担当者へ飛ばないよう注意しましょう。

タモ入れで失敗しやすいポイント

  • タモが短く、水面まで届かない
  • 枠が小さく、魚がネットへ入らない
  • 魚の尾側からすくおうとする
  • タモで魚を追い回してしまう
  • 魚が弱る前に取り込もうとする
  • 柄を伸ばした状態で魚を持ち上げる
  • 魚が掛かってからタモを組み立て始める
  • 足元へ身を乗り出しすぎる

特に避けたいのは、タモが届かないからといって海側へ身を乗り出すことです。

魚を逃すことよりも、釣り人の安全が最優先です。足場が高い場所ではライフジャケットを着用し、無理な姿勢での取り込みはやめましょう。

タモ網のお手入れと保管方法

海釣り後は真水で洗う

海水には塩分が含まれているため、そのまま放置すると枠、ジョイント、ネジ部分、玉の柄の内部が固着したり、腐食したりする原因になります。

釣行後は、ネットだけでなく枠や柄まで真水で丁寧に洗いましょう。

柄の内部も乾燥させる

玉の柄を縮めた状態のまま保管すると、内部へ入った海水や湿気が抜けにくくなります。

洗浄後は各節を取り外せる範囲で伸ばし、風通しのよい日陰で乾燥させます。

直射日光へ長時間置くと、ネットや樹脂部品が劣化する可能性があるため注意しましょう。

ネットの破れとネジの緩みを点検する

次回の釣行前には、ネットの破れ、フレームの変形、ジョイントの緩みを確認します。

大物が入った瞬間にネットが破れると、せっかく寄せた魚を逃してしまいます。小さなほつれでも早めに補修または交換しましょう。

タモ網と一緒に揃えたい道具

フィッシュグリップ

タモで魚を取り込んだ後、そのまま素手で魚を持つと、ヒレや歯、ルアーのフックでケガをすることがあります。

シーバス、青物、タチウオなどを扱う場合は、魚の口を安全に保持できるフィッシュグリップが便利です。

フィッシングプライヤー

魚をネットへ入れた後は、フックを安全に外す必要があります。

ルアーのトリプルフックや魚の口の奥へ入った針を素手で外そうとせず、フィッシングプライヤーを使いましょう。

クーラーボックス

釣った魚を持ち帰る場合は、鮮度を保つためのクーラーボックスも必要です。

魚を締めた後はできるだけ早く冷やし、夏場は十分な量の氷や保冷剤を準備しましょう。

タモ網に関するよくある質問

海釣り用のタモは何メートルがおすすめですか?

一律に何メートルがよいとは決められません。

実際に利用する釣り場の足場から、水面まで届く長さを選ぶことが最優先です。

低い護岸では2〜3m前後、一般的な堤防では4〜5m前後、高い堤防や磯では5〜6m以上が候補になります。

潮位によって水面の高さが変わるため、できるだけ干潮時を想定して選びましょう。

5mと6mではどちらが使いやすいですか?

水面まで5mで十分に届く場所なら、一般的には短く軽い5mのほうが操作しやすくなります。

一方、高い堤防や潮位差が大きい場所では、6mの余裕が役立つことがあります。

「長いほうが安心」という理由だけで選ぶのではなく、必要な長さと重量のバランスで判断しましょう。

安いタモ網でも使えますか?

釣り場の高さ、対象魚、枠の大きさが合っていれば、手頃なタモ網も使用できます。

ただし、長いシャフトは重量や継ぎ目の強度が操作性に影響します。価格だけでなく、素材、全長、仕舞寸法、付属品も確認しましょう。

ラバーネットとナイロンネットはどちらがおすすめですか?

魚体への負担やフックの絡みにくさを重視するなら、ラバーネットが候補です。

一方、軽さや水切れのよさを重視する場合は、ナイロンネットが扱いやすいことがあります。

海釣りで幅広く使いたい場合は、ラバーコーティングネットも選択肢になります。

タモジョイントは必要ですか?

必ず必要なものではありませんが、枠を折りたたんで携帯できるため、移動しながら釣る人には便利です。

使用するときに素早く枠を展開でき、タモホルダーと組み合わせれば腰やバッグへ装着しやすくなります。

タモ網は毎回持って行くべきですか?

大型魚が掛かる可能性がある場所では、できるだけ持って行くことをおすすめします。

使わずに終わる日があっても問題ありません。必要な瞬間に持っていないと、足元まで寄せた魚を取り込めないことがあります。

まとめ|タモの長さは使う場所を想定して選ぼう

タモ網は、魚を安全かつ確実に取り込むための重要な釣り道具です。

選ぶときは、価格や見た目だけでなく、次のポイントを確認しましょう。

  • 実際に使う場所から水面へ届く長さか
  • 干潮時の水面まで想定できているか
  • 狙う魚に合った枠サイズか
  • 持ち運べる仕舞寸法と重量か
  • ネットやジョイントなど必要な部品が揃っているか

特に大切なのは、タモの長さを「魚の大きさ」だけでなく、「使う釣り場の高さ」から考えることです。

低い護岸で使うなら短く軽いモデルが扱いやすく、高い堤防や磯で使うなら5〜6m以上のモデルが必要になることがあります。

自分がよく行く釣り場を思い浮かべ、水面まで確実に届き、安全に操作できるタモ網を選びましょう。

海仙人

タモは魚を釣った後に探す道具ではなく、魚が掛かる前に準備しておく道具じゃ。釣り場に合った一本を用意して、大切な一匹を確実に取り込むのじゃぞ。

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この記事を書いた人

はじめまして!このサイトでは「初心者向け海釣りガイド」をご案内しています。

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