タモジョイントおすすめ・選び方|折りたたみ・角度・強度を比較

タモジョイントのアイキャッチ画像

タモジョイントを選ぶときは、まず手持ちの玉の柄と玉枠に取り付けられるネジ規格かを確認します。次に、魚を掛けたままでも操作できるロック解除方法を見て、最後に重量と収納時の網のばたつき対策を比べます。

すでにタモ一式を持っていて、移動時に玉枠が大きく張り出すのを減らしたい人には、ジョイント追加が有効です。反対に、玉の柄の長さや枠サイズ自体が釣り場に合っていない場合は、先に海釣り用タモ網の選び方から見直してください。

今回の4製品は役割がはっきり分かれます。網のばたつきを抑えたいならダイワ、片手のワンプッシュ解除なら昌栄、軽さと両状態ロックならPROX、最軽量とネットリリーサーならVICEOが候補です。

目次

結論|ネジ規格→解除方法→重量・網固定の順で選ぶ

最初に見るのは「取り付けられるか」です。ここが合わなければ、軽さやロック方式が好みでも使えません。そのうえで、魚を掛けた状態で扱える解除方法を選び、ランガンが多い人は重量と網の固定方法まで確認します。

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使い方 最初に見る項目 おすすめの方向 購入前に確認すること
今のタモへ後付け ネジ規格 W1/2・4分系を中心に照合 玉の柄・玉枠の型番、ピッチ、メーカー適合
魚を掛けたまま展開 ロック解除 プッシュ・スライド・回転のうち片手で扱える方式 利き手、装着位置、グローブ着用時の操作
ランガン中心 重量・網固定 62〜75gクラス、Oリングやネットリリーサー 玉の柄・枠・ネットを含めた総重量とばたつき
シーバスなどで操作速度重視 解除動作 ワンプッシュなど動作が明確なタイプ ロッドを持った状態で本当に解除できるか

タモジョイントとは?必要な人・なくても困らない人

タモジョイントは、玉の柄(伸縮するシャフト)と玉枠(ネットのフレーム)の間に取り付ける折りたたみ用パーツです。枠を柄に沿わせて収納できるため、背中や腰へタモを携帯するときや、車へ積むときに玉枠が張り出す範囲を小さくできます。

タモジョイントは必須ではありません。玉枠を付けたまま運んでも邪魔にならず、釣り場でも移動が少ないなら、追加しなくても魚はすくえます。ポイント移動が多い、背負ったネットがフェンスや荷物に当たりやすい、車内で枠が場所を取るという人に効果が出やすい部品です。

玉の柄そのものを買い替える場合は、足場から水面まで届く長さと仕舞寸法が先です。長さの決め方はランディングシャフトの選び方で確認できます。

タモジョイントの選び方

1.ネジ規格は「W1/2・4分」だけで決めず、手持ち品の型番まで確認する

国内のランディング用品ではW1/2や通称4分ネジがよく使われます。今回の候補では、ダイワ FLジョイントIIがW1/2山12、昌栄 フレックスアーム Ver.II ロックタイプがJIS W1/2、PROX PX864Kが通称4分ネジ・外径12.7mmです。

ただし、表記が近くてもピッチや接合部の形状で装着できない場合があります。PROXも公式にピッチ差による不適合の可能性を案内しています。ねじ込みが途中から急に固くなる場合は、工具で無理に締め込まず、型番とメーカー情報を確認してください。

2.ロック解除は「魚を掛けたまま片手でできるか」で選ぶ

ロック方式の違いは、魚を寄せながらタモを準備する場面で差が出ます。昌栄は解除レバーをワンプッシュ、VICEOはレバーをスライド、ダイワはFLフィンを回して解除します。PROXは収納状態から玉の柄を持ち上げるイメージでジョイントを回転させ、ランディング位置へ切り替える構造です。

どの方式でも、自宅で一度組んだだけでは十分ではありません。実際にロッドを片手に持つ姿勢を作り、反対の手でロックを解除して枠を展開できるか確認してください。冬にグローブを使う人は、グローブを着けた状態でも同じ操作を試します。

シーバスでロッド・ライン・タモを含む装備一式を確認したい場合は、シーバスルアーに必要な道具完全ガイドも参考になります。

3.ランガンなら重量と「網を固定できる仕組み」を一緒に見る

今回の4製品は62〜90gです。最軽量のVICEOは62g、PROXは約75g、昌栄は89g、ダイワは90g。差は最大28gなので、数字だけで決めるより、玉の柄・玉枠・ネットを含めた総重量と携帯方法を見ます。

歩いているときは、重量だけでなく網の揺れも負担になります。ダイワはOリングで網のばたつきを抑え、VICEOはネットリリーサーで網をまとめられます。軽量モデルを選んでも網が大きく揺れると身体やバッグに当たりやすいため、ランガン中心なら重量+網固定で比較するのがおすすめです。

4.取り付け角度は「展開時に玉枠が狙った向きへ出るか」を確認する

タモジョイントは、取り付ければ自動的に正しい向きになるとは限りません。ダイワは取り付け手順で、ジョイントがフレームに対して垂直になるまで固定ナットの位置を調整します。PROXの取扱説明書でも、ジョイント本体と玉枠が水平になる位置で固定する手順が示されています。

取り付け後は、収納状態から数回展開し、玉枠の開口部が水面へ差し出しやすい向きで止まるか確認します。向きがずれたまま釣り場へ持ち込むと、魚が足元に来てから持ち替えや再調整が必要になります。

5.大型魚はジョイントの材質だけで強度を決めない

今回の4製品では、ジョイント単体の耐荷重を「○kg」とするメーカー公表値がありません。そのため、金属かGFRPかだけで大型魚向けの強度順位を付けるのは適切ではありません。

大型魚では、玉の柄の長さと剛性、枠サイズ、ネットの深さ、ジョイントの固定状態を一式で確認します。魚がネットへ入った後は、長い柄を伸ばしたまま空中へ持ち上げず、柄を縮めながら手元へ寄せて回収します。青物狙いのランディング用品までまとめて確認するなら、ショアジギングに必要な道具完全ガイドも確認してください。

タモジョイントおすすめ4製品を比較

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商品 自重 解除・展開 携帯時の特徴 ネジ情報 向く人
ダイワ FLジョイントII 90g FLフィンを回して解除 Oリングで網のばたつきを抑える W1/2山12 網の揺れを抑えたいランガン
昌栄 フレックスアーム Ver.II ロックタイプ 89g レバーをワンプッシュ 収納状態をロック JIS W1/2 片手解除を最優先
PROX タモジョイント PX864K 約75g ジョイントを回転して展開 収納時・使用時ロック、GFRP 4分・外径12.7mm 軽さと固定を両立
VICEO ランディングジョイント VC210KB 62g レバーをスライド ネットリリーサー、GFRP 購入前に手持ち品との適合確認 最軽量と網固定を優先

タモジョイントおすすめ4選

ダイワ FLジョイントII|網のばたつきを抑えて持ち歩きたい人向け

移動中のネットの揺れが気になる人には、簡易ロックに加えてOリングを備えるFLジョイントIIが候補です。W1/2山12が公式に明記され、取り付け角度の調整手順も公開されています。

ばたつき対策|90g・Oリング
ダイワ FLジョイントII レッド
ダイワ FLジョイントII レッド

W1/2山12、簡易ロック、FLフィン、網のばたつきを抑えるOリングを備えています。枠を折りたたんで背中や腰に携帯するとき、ネットが揺れて身体や荷物に当たるのを抑えたい用途に合います。

向く人:シーバスや堤防のルアー釣りで移動回数が多く、網の保持まで含めて選びたい人。

注意点:自重は90gです。装着後はフレームとの向きを調整し、FLフィンの解除から展開まで自宅で練習してから釣り場へ持ち込みましょう。

昌栄 フレックスアーム Ver.II ロックタイプ|ワンプッシュ解除を優先する人向け

魚を寄せながら片手でタモを準備する場面では、解除操作の分かりやすさが重要です。昌栄はロック解除レバーをワンプッシュする構造で、収納時は不意にフレームが開くのを防ぎます。

片手操作|89g・ワンプッシュ解除
昌栄 フレックスアーム Ver.II ロックタイプ ブルー No.758-1
昌栄 フレックスアーム Ver.II ロックタイプ ブルー No.758-1

収納状態をロックし、取り込み時は解除レバーをワンプッシュして展開する構造です。ロッドを持ったままタモを準備する場面では、解除操作が明確なのが強みです。

向く人:シーバスなどで魚とのやり取りを続けながら、片手で素早くロックを外したい人。

注意点:レバーの位置は装着方向で変わります。利き手で押しやすい向きに組み、グローブを着ける人はその状態でも操作できるか確認してください。

PROX タモジョイント PX864K|75gで収納・使用時の両方をロック

軽さを取りつつ、折りたたみ状態とランディング状態の両方でロックしたい人にはPX864Kが合います。約75gのGFRP製で、玉枠の緩みを抑える滑り止めゴムも付属します。

軽量+両状態ロック|約75g・GFRP
プロックス タモジョイント ブラック PX864K
プロックス タモジョイント ブラック PX864K

約75gのGFRP(ガラス繊維で補強した樹脂)製で、収納時とランディング時の両方にロック機能があります。玉枠の緩みを抑える滑り止めゴムも付属します。

向く人:90g前後のモデルより重量を抑えつつ、収納状態と展開状態の固定を重視したい人。

注意点:通称4分ネジ(外径12.7mm)対応ですが、メーカーはピッチ差で装着できない場合があると案内しています。手持ちの玉の柄・玉枠の型番を確認してください。

VICEO ランディングジョイント VC210KB|62gとネットリリーサーでランガン向け

4製品の中で最も軽いのがVC210KBです。62gのGFRP本体にスライド式ロックレバーを備え、付属のネットリリーサーで網をまとめられるため、歩く距離が長い釣りに向きます。

最軽量|62g・ネットリリーサー
ビセオ VICEO ランディングジョイント ブラック×ブルー VC210KB
ビセオ VICEO ランディングジョイント ブラック×ブルー VC210KB

今回の4製品では最軽量の62gです。本体はGFRP、ナットはアルミで、スライド式ロックレバーと網をまとめるネットリリーサーを備えます。長く歩くランガンで追加重量と網のばたつきを両方抑えたいときに候補になります。

向く人:軽さを最優先し、折りたたんだネットもまとめて携帯したい人。

注意点:メーカー公式の商品ページではネジ寸法の数値表記がありません。販売店では4分ネジ対応と案内されていますが、購入前に手持ちの玉の柄・玉枠との適合を確認してください。

取り付け前に確認する4項目

  1. 玉の柄と玉枠の型番・ネジ規格:W1/2・4分という呼び方だけでなく、メーカーの適合情報まで確認します。
  2. 展開時の玉枠の向き:ジョイントとフレームが指定された位置関係になるよう調整し、数回開閉します。
  3. ロック解除のしやすさ:ロッドを片手に持つ姿勢で解除できるか試します。
  4. 緩み・ガタつき:枠やジョイントに不自然な遊びがないか確認します。固いネジを工具で無理に締め込まないでください。

取り付け直後に釣り場へ持ち込まず、自宅で「収納→解除→展開→収納」を数回繰り返しておくと、魚が足元へ来た場面で操作手順を確認し直す必要がありません。

海で使った後は、塩分と砂を落としてロック部を確認する

海水や砂が可動部へ残ると、ロックや回転部分が重くなる原因になります。釣行後は真水で塩分と砂を落とし、十分に乾かしてから収納します。注油が必要な製品は、メーカーの取扱説明に従って指定箇所へ防錆潤滑剤を使います。

次回の釣行前には、ロックが確実に掛かるか、解除後に枠が狙った位置へ展開するかを確認してください。異常なガタつきや割れ、変形がある場合はそのまま使用しません。

タモジョイントのFAQ

タモジョイントは必ず必要ですか?

必須ではありません。玉枠を付けたままでも移動・収納に困らないなら、なくても釣りはできます。ランガンが多い、背中や腰へタモを携帯したい、車内で玉枠が邪魔になる場合に追加する価値があります。

W1/2ならどの玉の柄にも付きますか?

同じW1/2・4分という表記でも、ピッチや接合部の違いで装着できない場合があります。購入前に玉の柄・玉枠の型番を確認し、メーカーの適合情報がある場合はそれを優先してください。

初心者にはワンプッシュ式が一番おすすめですか?

片手操作を最優先するならワンプッシュ式は有力です。ただし、最初に確認するのはネジの適合です。適合したうえで、実際の携帯方法と利き手に合う解除方式を選びます。網のばたつきが気になる人はOリングやネットリリーサーの有無も確認してください。

大型魚には金属製ジョイントを選ぶべきですか?

材質だけでは決められません。今回の4製品はジョイント単体の耐荷重がメーカー公表されていないため、玉の柄・枠・ネットを含めたタモ全体の仕様と取り込み方で判断します。GFRPは軽量で錆びにくいという利点がありますが、それだけで対象魚の上限は決まりません。

ジョイントだけ後から取り付けられますか?

手持ちの玉の柄と玉枠のネジ規格が合えば、ジョイントだけを追加できます。すでにタモ一式を持っていて携帯性だけ改善したい人には、この買い方が向いています。

まとめ|最初にネジ適合、次に解除方法を決める

タモジョイントは、軽さや価格から先に選ぶより、手持ちの玉の柄・玉枠へ装着できることを確認してから、解除方法と携帯性を比べるのが確実です。

  • 網のばたつきを抑えたい:ダイワ FLジョイントII
  • 片手のワンプッシュ解除を優先:昌栄 フレックスアーム Ver.II ロックタイプ
  • 約75gで収納・使用時ロックを重視:PROX PX864K
  • 62gとネットリリーサーで軽量化:VICEO VC210KB

玉の柄や枠サイズそのものに不満がある場合は、ジョイントだけで解決しようとせず、タモ網全体の選び方から見直してください。

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