釣ったブリを、まろやかで食べやすい一品にしたいときは、味噌マヨネーズホイル焼きがおすすめです。
コクのある味噌とマヨネーズがブリの身によく絡み、アルミホイルの中で蒸し焼きにすることで、身をふっくら仕上げられます。
魚料理に慣れていない方でも作りやすく、ごはんのおかずはもちろん、子どもが食べやすいブリ料理としても楽しめます。
ブリは、釣った時期や個体、使用する部位によって脂の量が異なります。
脂の多い腹側にマヨネーズをたっぷり使うと、仕上がりが重く感じられることがあります。一方、比較的あっさりした背側や尾に近い部分には、味噌マヨネーズのコクがよく合います。
そのため、決められた分量をそのまま使うだけでなく、ブリの脂の量を見ながらマヨネーズを加減することが、おいしく仕上げるポイントです。
また、釣ったブリには、市販の切り身よりも血や水分、小骨、うろこが残っていることがあります。
下処理が不十分なままホイルで包むと、魚から出た水分で味噌マヨネーズソースが薄まり、においがこもりやすくなります。
ブリの味噌マヨネーズホイル焼きを成功させる3つの基本
- 塩を振って出た水分を、包む前にしっかり拭き取る
- ブリの脂の量に合わせて、マヨネーズの量を調整する
- 強火を避け、蒸気を利用して中心までゆっくり加熱する
この記事では、釣ったブリの下処理から、味噌マヨネーズソースの作り方、ホイルの包み方、フライパンでふっくら蒸し焼きにする方法まで、料理初心者の方にも分かりやすく解説します。
この記事で分かること
- 釣ったブリをホイル焼きにするための下処理
- 小骨やうろこを確認する方法
- 濃すぎず、油っぽくなりにくい味噌マヨネーズの配合
- アルミホイルから汁を漏らしにくい包み方
- フライパンで加熱する火加減と時間の目安
- 味噌マヨネーズが分離しにくい仕上げ方
- 冷凍したブリを使うときの注意点
ブリの味噌マヨネーズホイル焼きの材料
以下は、2〜3人分の分量です。
ブリは通常サイズの切り身を3切れ使用します。非常に大きな切り身や厚みのある腹身を使う場合は、1切れを半分に切って、一包みの量を調整してください。
ブリと野菜
- ブリの切り身:3切れ(合計300〜360g程度)
- 塩:ひとつまみ〜小さじ1/3程度
- 玉ねぎ:1/2個
- キャベツ:2〜3枚
- しめじ:1/2株(50〜70g程度)
- 酒:小さじ2
- サラダ油:少量
- 青ねぎ、白ごま、黒こしょうなど:好みで適量
玉ねぎとキャベツは、ブリの下へ敷く野菜として使います。
野菜がクッションになることで、ブリの皮や味噌マヨネーズソースがアルミホイルへ直接付くのを抑えやすくなります。
しめじは、えのき、舞茸、エリンギなどに変更しても構いません。ただし、きのこを大量に入れると水分が多く出るため、一包みに詰め込みすぎないようにします。
味噌マヨネーズソース
- 味噌:大さじ2
- マヨネーズ:大さじ2〜3
- みりん:大さじ1
- 酒:大さじ1
- 砂糖:小さじ1
- すりおろし生姜:小さじ1
マヨネーズの量は、ブリの部位に合わせて調整します。
- 脂の多い腹側:マヨネーズ大さじ2程度
- 背側や尾に近い部分:マヨネーズ大さじ2と1/2〜3程度
- 子ども向けのまろやかな味:マヨネーズを少し多めにする
- 味噌の風味を強くしたい場合:マヨネーズを増やさず、生姜や青ねぎを加える
味噌は種類によって塩味と甘さが異なります。
塩味が強い味噌を使う場合は、大さじ1と1/2程度から混ぜ、必要に応じて追加してください。甘い味噌を使う場合は、砂糖を省いても構いません。
マヨネーズの油分が気になる場合
マヨネーズを大さじ2に減らし、無糖ヨーグルトを小さじ1程度加えると、少し軽い味に調整できます。ただし、ヨーグルトを増やしすぎると水分が多くなるため、少量にとどめてください。
用意するもの
- アルミホイル:切り身を包める大きさで3枚
- ふた付きのフライパン
- キッチンペーパー
- 骨抜き
- 小さなボウル
- トングまたはフライ返し
アルミホイルが薄く破れやすい場合や、ブリの骨がホイルに当たりそうな場合は、二重にして使うと汁漏れを防ぎやすくなります。
ブリの味噌マヨネーズホイル焼きの作り方
ブリの下処理、野菜とソースの準備、ホイル包み、蒸し焼きの順番で進めます。
ホイルで包んだ後は魚の状態を確認しにくくなるため、小骨、うろこ、水分は包む前に丁寧に確認してください。
1.ブリの下処理をする
- ブリの表面に血や汚れが残っている場合は、冷たい流水で手早く洗います。
- キッチンペーパーで、表面と切り口の水分をしっかり拭き取ります。
- 皮付きの場合は、指で表面をなぞり、うろこが残っていないか確認します。
- 身の中央付近を指の腹で触り、硬い小骨や血合い骨を探します。
- 骨が残っている場合は、骨抜きで取り除きます。
- ブリの両面へ塩を薄く振り、5〜10分ほど置きます。
- 表面に出てきた水分を、キッチンペーパーでもう一度丁寧に拭きます。
塩は強い下味を付けるためではありません。
ブリの表面に残った余分な水分や、気になるにおいを整えるために少量使用します。
塩を振ったまま長時間置かないでください。
長く置くと、ブリから必要以上に水分が抜けて身が締まり、ホイル焼きにしても硬く感じることがあります。5〜10分を目安にして、水分が出たら拭き取りましょう。
すでに切り身にして冷蔵していたブリで、表面が乾いており、においも気にならない場合は、塩を省いて水分だけを整えても構いません。
海仙人味噌マヨの味でごまかそうとせず、先に水分と血を整えるのじゃ。ここを丁寧にすると、仕上がりがぐっと食べやすくなるぞ。
2.小骨と皮を確認する
ブリの切り身には、身の中央付近に太い血合い骨が残っていることがあります。
ホイル焼きは身がやわらかく仕上がるため、食べるときに勢いよく箸を入れると、骨へ気付きにくいことがあります。
指の腹で身をなぞり、硬い部分があれば、骨の向きに沿うように骨抜きで引き抜いてください。
骨を抜く方向が大切です。
骨を真上へ強く引くと、周囲の身が崩れやすくなります。骨が身の中へ入っている方向を確認し、少し斜めにゆっくり抜くと、身を残しやすくなります。
皮は残しても外しても作れます。
皮を残すと、ブリの風味が出やすく、加熱中に身が崩れにくくなります。ただし、大きなブリの皮は厚く、食感が残る場合があります。
皮が苦手な方や子どもが食べる場合は、加熱前に取り除いても構いません。
骨抜きの選び方や正しい使い方については、次の記事も参考になります。


3.ブリの大きさと厚みをそろえる
通常サイズの切り身は、1切れずつ包みます。
大きく厚みのある切り身は、1切れを半分にすると、中心まで均一に火を通しやすくなります。
- 厚さ2〜3cm程度:そのまま一包みにする
- 非常に厚い腹身:半分に切るか、加熱時間を延ばす
- 薄い尾側の身:早めに火の通りを確認する
- 大きさが異なる切り身:できるだけ同じ厚みにそろえる
丸ごとのブリや大きな半身から切り分ける場合は、魚の大きさに合った包丁とまな板を使用します。
無理に小さな包丁で中骨や硬い部分を切ると、刃が滑ったり、欠けたりすることがあります。
大型魚に向いた出刃包丁については、次の記事も参考になります。


4.野菜を切る
- 玉ねぎを5mm程度の薄切りにします。
- キャベツを一口大に切ります。
- しめじは石づきを取り、食べやすい大きさにほぐします。
- 青ねぎを使用する場合は、小口切りにします。
玉ねぎは、ブリの下に敷くため、厚く切りすぎないようにします。
キャベツは小さく切りすぎると、加熱後に水分が出て、味噌マヨネーズソースへ混ざりやすくなります。3〜4cm程度を目安にすると扱いやすいです。
野菜をたっぷり食べたい場合でも、一包みに詰め込みすぎず、余った分は別の包みに分けてください。
5.味噌マヨネーズソースを作る
- 小さなボウルへ味噌、マヨネーズ、みりん、酒、砂糖を入れます。
- 味噌のかたまりが大きく残らないよう、スプーンでよく混ぜます。
- すりおろし生姜を加え、全体をなめらかにします。
- ソースが硬すぎる場合は、酒または水を小さじ1ずつ加えます。
ソースは、ブリの表面へスプーンで薄く広げられる程度の硬さが目安です。
さらさらになるまで薄めると、ホイルの底へ流れ、焦げ付きや味の薄まりにつながります。
味見は生のブリへ触れる前に行いましょう。
生魚に触れたスプーンや箸をソースのボウルへ戻さず、味見には清潔な器具を使ってください。
6.アルミホイルへ野菜とブリをのせる
- アルミホイルを、材料を十分に包める大きさに広げます。
- 中央へサラダ油を薄く塗ります。
- 玉ねぎとキャベツを敷きます。
- 野菜の上へブリをのせます。
- ブリへ酒を小さじ1弱ずつ振りかけます。
- ブリの周りへしめじを置きます。
- 味噌マヨネーズソースを、ブリの上へ薄く広げます。
味噌マヨネーズソースは、ブリの上を中心にのせます。
ホイルの底へ大量に入れると、加熱中に油分がたまり、重い仕上がりになりやすくなります。
味噌マヨネーズソースは「たっぷり」より「薄く均一」が基本です。
ブリの表面へ薄く広げれば、蒸している間に魚と野菜の汁が混ざり、十分に味がなじみます。
7.アルミホイルを包む
- アルミホイルの長い辺を持ち上げ、ブリの上で合わせます。
- 合わせた部分を2〜3回折り込みます。
- 左右の端を内側へしっかり折ります。
- 材料を押しつぶさず、上部へ少し空間を残します。
- 折り目が上になるように整えます。
ホイルの中へ少し空間を残すことで、加熱中の蒸気がブリと野菜の周りを回りやすくなります。
きつく包みすぎると、味噌マヨネーズソースがアルミホイルへ付き、開いたときにブリの表面が崩れることがあります。



ホイルは汁を漏らさず、しかし中身を締め付けすぎないのがコツじゃ。上に少し空間を作って、蒸気を回すのじゃぞ。
8.フライパンで蒸し焼きにする
- ホイル包みを、折り目が上になるようにフライパンへ並べます。
- フライパンへ、深さ5mm程度まで水を注ぎます。
- ふたをして中火にかけます。
- 水が沸き、蒸気が出始めたら弱めの中火にします。
- 12〜15分ほど蒸し焼きにします。
- 厚い切り身は、状態を確認しながら2〜3分ずつ追加加熱します。
フライパンへ入れる水は、ホイル包みの外側で蒸気を発生させるためのものです。
ホイルの中へ水を入れる必要はありません。
火力が強すぎると水が早く蒸発し、ブリの中心へ火が通る前に、味噌やマヨネーズの油分がホイルの底で焦げることがあります。
加熱中はフライパンの水を切らさないようにしてください。
水が少なくなった場合は、ふたを開けたときの蒸気に注意しながら、フライパンの縁から少量追加します。
9.味噌マヨネーズの状態を確認する
マヨネーズは加熱すると、表面に油分が浮いたように見える場合があります。
少量の油がにじむ程度であれば、ブリや野菜から出た水分と混ぜながら食べられます。
油分が大量にたまっている場合は、マヨネーズの量が多い、ブリの脂が多い、火力が強すぎるなどの可能性があります。
ソースをなめらかに戻したい場合
加熱後にホイルを開き、ブリを崩さないよう注意しながら、底にたまった汁とソースをスプーンで軽く混ぜてください。混ぜたソースをブリへ少量かけると、味がまとまりやすくなります。
10.中心まで火が通ったか確認する
最も厚いブリの中心を、箸や竹串で少し開いて確認します。
火が通った状態の目安
- 中心の身が半透明ではなく、白っぽく変化している
- 箸を入れると、身が自然にほぐれる
- 中心部分まで十分に温まっている
- 冷たい部分や生のような弾力が残っていない
- 玉ねぎがしんなりしている
中心が生の場合は、ホイルを閉じ直し、ふたをして2〜3分ずつ追加加熱します。
味噌マヨネーズソースが表面を覆っているため、焼き色だけで火の通りを判断することはできません。
初めて作る場合は、最初の一包みを実際に開き、最も厚い部分を確認してください。
11.蒸気に注意してホイルを開く
火を止めたら、トングやフライ返しを使ってホイル包みを皿へ移します。
ホイルの折り目を、自分の顔や手から遠い側から少しずつ開いてください。
ホイルの中には高温の蒸気がたまっています。
一気に開くとやけどをするおそれがあります。顔を近づけず、菜箸やトングを使いながら、ゆっくり開きましょう。
12.仕上げて盛り付ける
好みで青ねぎ、白ごま、黒こしょうを散らします。
味噌マヨネーズのコクを軽くしたい場合は、レモンやすだちを少量絞ってもおいしく食べられます。
そのままホイルごと皿へ置けば、ブリと野菜から出た旨味を残さず味わえます。
ソースが濃く感じる場合
ホイルの底にたまったソースをすべてブリへかけず、ブリと野菜を先に取り分けてください。レモン、大根おろし、追加の青ねぎなどを添えると食べやすくなります。
ブリの味噌マヨネーズホイル焼きをおいしく作るポイント
ブリの水分を二度確認する
ホイル焼きは蒸気を逃がさずに調理するため、ブリの表面へ残った水分も包みの中に残ります。
水分が多いと、味噌マヨネーズソースが薄くなり、魚のにおいも感じやすくなります。
水分を拭くタイミング
- ブリの血や汚れを洗った後
- 塩を振って5〜10分置いた後
キッチンペーパーを押し当てるように使い、身を強くこすらないようにしてください。
ブリの脂に合わせてマヨネーズを減らす
味噌マヨネーズソースは、脂の少ない部位にはコクを加えますが、脂の多い腹側では重く感じることがあります。
ブリの切り口に白い脂が多く見える場合や、腹側の身を使用する場合は、マヨネーズを大さじ2程度に減らしてください。
反対に、背側や尾に近いあっさりした身には、マヨネーズを大さじ2と1/2〜3程度使うと、しっとり仕上がりやすくなります。
味噌マヨネーズを厚く塗りすぎない
ソースを厚く塗ると、味が濃くなるだけでなく、ホイルの中へ油分がたまりやすくなります。
ブリの表面へ薄く均一に広げる程度で十分です。
味は「包む前」より「加熱後」のほうが濃く感じやすくなります。
最初から強い味にせず、食べるときに黒こしょう、七味唐辛子、レモンなどを加えて調整するのがおすすめです。
野菜をブリの下に敷く
玉ねぎやキャベツをブリの下へ敷くと、ホイルへの焦げ付きを防ぎやすくなります。
さらに、野菜がブリから出た脂と味噌マヨネーズソースを吸い、付け合わせとしておいしく食べられます。
ただし、野菜を厚く重ねすぎるとブリへ熱が届きにくくなるため、平らに薄く敷いてください。
沸騰後は火を弱める
フライパンの水が沸騰した後も強火を続けると、水が早くなくなり、ホイルの底が高温になります。
味噌とマヨネーズは焦げると苦味が出やすいため、蒸気が出始めたら弱めの中火へ落としてください。
弱めの火でも、ふたの内側に蒸気が付いていれば、ホイルの中は加熱されています。
加熱しすぎず中心を確認する
ブリは中心まで十分に火を通す必要がありますが、必要以上に長く加熱すると身が締まり、パサつくことがあります。
12分ほど加熱した段階で一包みを確認し、中心が生の場合だけ追加加熱します。
厚い切り身と薄い切り身を一緒に調理する場合は、薄いものを先に取り出す方法もあります。
ブリの味噌マヨネーズホイル焼きのアレンジとおすすめの食べ方
チーズを加えて濃厚にする
ブリの上へピザ用チーズを少量のせて包むと、味噌マヨネーズのコクがさらに増します。
チーズにも塩味と脂があるため、味噌とマヨネーズは通常より少なめにしてください。
脂の多い腹側より、背側や尾に近いあっさりした部位と相性のよいアレンジです。
七味唐辛子や黒こしょうで大人向けにする
仕上げに七味唐辛子、黒こしょう、粉山椒などを加えると、味噌マヨネーズのまろやかさが引き締まります。
家族分を同じ味で作り、食卓で大人の分だけ薬味を加えれば、子ども用と分けて包む必要がありません。
レモンやすだちでさっぱり食べる
マヨネーズのコクが重く感じる場合は、食べる直前にレモンやすだちを少量絞ります。
早くかけすぎるとソースが水っぽくなるため、ホイルを開いて盛り付けた後に加えてください。
コーンを加えて子ども向けにする
水気を切ったコーンを少量加えると、甘みが増し、子どもにも食べやすい味になります。
コーンを入れる場合は砂糖を省き、味噌の量も少し控えると、甘くなりすぎません。
子どもへ出すときは、皮と小骨を取り除き、加熱後にも身をほぐして確認してください。
きのこを増やしてボリュームを出す
しめじに加えて、えのきやエリンギを少量入れると、野菜をしっかり食べられる一品になります。
きのこは加熱すると水分が出るため、種類を増やす場合も総量を増やしすぎないようにしてください。
ブリときのこを使った別の料理を楽しみたい場合は、次の記事も参考になります。


残ったブリをパンやごはんに合わせる
余ったブリは、小骨を再確認してから身をほぐします。
味噌マヨネーズソースと一緒にごはんへ少量のせると、簡単な丼として楽しめます。
食パンへのせ、チーズを少量加えて焼くと、味噌マヨトースト風のアレンジにもできます。
保存状態に不安があるものや、長時間室温へ置いたものは使用しないでください。
ブリの味噌マヨネーズホイル焼きを作るときの注意点
ブリの鮮度と保存状態を確認する
釣ったブリの状態は、釣った当日か翌日かという日数だけでは判断できません。
釣った直後から十分に冷やしていたか、内臓や血を適切に処理していたか、帰宅後も低温で保存できていたかを確認してください。
調理前に確認したい項目
- 釣った直後から魚体を十分に冷やせていたか
- 持ち帰り中も低温を保てていたか
- 帰宅後に速やかに冷蔵または冷凍できていたか
- 通常とは異なる強いにおいがないか
- 目立つ変色や不自然な粘りがないか
状態に不安がある魚は、加熱料理であっても無理に使用しないことが大切です。
釣った魚の持ち帰り方や帰宅後の処理については、次の記事も参考になります。


中心まで十分に加熱する
ホイル焼きは、ブリの表面がソースで隠れ、加熱中の状態も見えません。
味噌マヨネーズソースが温まり、野菜がしんなりしていても、厚い切り身の中心は生のことがあります。
中心の確認ポイント
- 身の中心に半透明の部分が残っていない
- 箸で押すと自然に身がほぐれる
- 中心部分までしっかり温まっている
- 冷たい部分や冷たい汁が残っていない
中心が生の場合は、ホイルを閉じ直して2〜3分ずつ追加加熱してください。
マヨネーズの油分が分かれても慌てない
マヨネーズは加熱により、油分がにじんだように見えることがあります。
少量であれば、ブリや野菜から出た汁と混ぜながら食べられます。
大量に油がたまっている場合は、ソースをすべて食べる必要はありません。ブリと野菜を先に取り分け、好みの量だけソースを付けてください。
アルミホイルを開くときの蒸気に注意する
加熱直後のホイル包みには、高温の蒸気がたまっています。
顔や手を近づけず、自分から遠い側の折り目を菜箸やトングで少しずつ開きます。
子どもにはホイルを開けさせず、大人が開いて、少し冷ましてから食卓へ出してください。
フライパンの水を切らさない
蒸し焼きに使う水がなくなると、ホイルの底が直接高温になり、味噌マヨネーズソースや野菜が焦げやすくなります。
加熱中はコンロから離れず、水の量と蒸気の状態を確認してください。
生魚に触れた器具を使い回さない
生のブリを置いた皿、包丁、まな板、箸などを、加熱後のブリや薬味へそのまま使わないでください。
加熱前と加熱後で箸やトングを分け、生魚に触れた器具は速やかに洗います。
子どもや高齢の方が食べる場合
子どもや高齢の方へ出す場合は、加熱前に小骨をできるだけ取り除きます。
ホイル焼きにした後にも身をほぐし、骨が残っていないことと、中心まで火が通っていることを確認してください。
加熱直後は、ブリだけでなく、野菜やソースも非常に熱くなっています。少し冷ましてから提供します。
冷蔵・冷凍保存について
作ったホイル焼きを保存する場合は、長時間室温へ置かず、粗熱が取れたら清潔な容器へ移して冷蔵します。
保存できる期間は、調理前のブリの状態、調理後に冷やすまでの時間、冷蔵庫の温度などによって変わるため、一律には断定できません。
食べる前ににおいや見た目を確認し、少しでも状態に不安がある場合は食べないでください。温め直す場合は、中心まで十分に熱くなるよう加熱します。
よくある質問
冷凍したブリでも作れますか?
冷凍したブリでも作れます。
冷蔵庫へ移してゆっくり解凍し、解凍中に出てきた水分をキッチンペーパーで丁寧に拭き取ってください。
冷凍したブリは水分が出やすいため、塩を振った後にも表面を確認します。水分を残したまま包むと、味噌マヨネーズソースが薄くなりやすくなります。
味噌とマヨネーズが分離するのは失敗ですか?
加熱によって少量の油分が浮くことはありますが、それだけで失敗とは限りません。
ブリや野菜から出た汁とスプーンで軽く混ぜると、ソースとして食べやすくなります。
油が多くたまる場合は、次回からマヨネーズを減らし、火力を弱めて調理してください。
ブリの皮は残したほうがよいですか?
皮を残すか外すかは好みで構いません。
皮を残すと身が崩れにくく、ブリの風味も楽しめます。
大きなブリの皮は厚い場合があるため、皮が苦手な方や子どもが食べる場合は外しても作れます。
オーブンや魚焼きグリルでも作れますか?
オーブンや魚焼きグリルでも作れます。
ただし、機種によって火力や必要な時間が異なります。ホイル包みを直接強い火へ近づけると、底や味噌マヨネーズソースが焦げることがあります。
最初は短めに加熱して一包みを開き、中心の状態を確認しながら追加加熱してください。
味が濃くなったときはどうすればよいですか?
ホイルの底にたまったソースをすべて付けず、ブリと野菜を先に取り分けてください。
レモン、大根おろし、追加のキャベツなどを添えると、濃さを和らげられます。
次回作るときは、味噌を少し減らすか、マヨネーズを増やさずに酒を小さじ1程度追加して調整します。
ハマチやメジロでも作れますか?
ハマチやメジロでも、同じ基本手順で作れます。
小型の魚や背側の身は脂が少ない場合があるため、マヨネーズを少し多めにするとしっとり仕上がりやすくなります。
切り身が薄い場合は加熱しすぎると身が締まりやすいため、10〜12分程度から状態を確認してください。
ブリの味噌マヨネーズホイル焼きを作るときにあると便利な道具
ブリの味噌マヨネーズホイル焼きは、家庭にあるフライパンや調理器具で作れます。
ただし、切り身に残った小骨を取り除く道具や、大きなブリを安定して扱える作業スペースがあると、下処理を進めやすくなります。
骨抜き
ブリの切り身には、中央付近に血合い骨が残ることがあります。
ホイルで包んだ後は骨を確認しにくくなるため、加熱前に指で身をなぞり、硬い部分を骨抜きで取り除いてください。
貝印 Kai House SELECT 骨抜き DH8195


ブリの切り身に残った小骨や血合い骨を取り除く工程で使用できる骨抜きです。具体的な仕様や使い勝手は商品ページで確認し、手の大きさや使用目的に合うものを選んでください。
楽天市場で見る Amazonで見る大きめのまな板
ブリの切り身や半身を扱う場合は、魚が収まる大きさのまな板があると安全に作業しやすくなります。
まな板が小さいと魚がはみ出し、小骨の確認や切り身の大きさをそろえる作業が不安定になります。
まな板の下へ、濡らして固く絞った布巾を敷くと、作業中のずれを抑えられます。専用品がなくても、魚が収まる広さがあり、清潔に洗えるまな板であれば使用できます。
魚をさばくまな板のサイズや素材については、次の記事で詳しく紹介しています。


ふた付きのフライパン
フライパンでホイル焼きを作る場合は、ふたがしっかり閉まるものが便利です。
蒸気をフライパンの中へ保つことで、強い火を使わなくても、ブリの中心まで熱を伝えやすくなります。
深さのあるフライパンや鍋でも代用できますが、ホイル包みが重ならずに並ぶ大きさを選んでください。
まとめ
ブリの味噌マヨネーズホイル焼きは、釣ったブリの旨味を、まろやかな味噌マヨネーズソースで楽しめる料理です。
アルミホイルで包んで蒸し焼きにするため、身の水分を保ちやすく、フライパンでもふっくら仕上げられます。
おいしく作る重要なポイントは、次の3つです。
- 塩を振った後の水分まで、丁寧に拭き取る
- ブリの脂に合わせて、マヨネーズの量を調整する
- 味噌マヨネーズを薄く塗り、弱めの火で蒸し焼きにする
釣ったブリは、季節、個体、部位によって、身の厚さや脂の量が異なります。
記載した分量と時間だけに頼らず、切り身の状態、ソースの油分、中心の身の色を確認しながら仕上げてください。
自分で釣ったブリを丁寧に下処理し、熱々の味噌マヨネーズホイル焼きにすれば、釣りの楽しみを食卓までつなげられます。
関連記事
ブリを使った別の料理や、魚の下処理・持ち帰りに役立つ記事もあわせてご覧ください。















