フカセ用LBリールで最初に見るのは、番手より糸巻量です。堤防や磯のグレ・チヌ狙いなら、ナイロン3号を150m前後巻ける2500〜C3000クラスで、1.75〜2.5号前後の道糸を十分確保できます。
この記事では、この条件に合う5機種を、自重・巻き取り長さ・ブレーキ方式の違いで比較します。
フカセ釣りの仕掛けや基本から確認したい方は、初心者向けフカセ釣り完全ガイドをご覧ください。道具を一式でそろえる場合は、フカセ釣りに必要な道具完全ガイドでまとめて確認できます。
レバーブレーキリールとは?
LBリールは、レバー操作で必要なときだけ糸を出せるスピニングリールです。
魚が急に走り、竿を立てにくくなった場面で使います。短く糸を出して、もう一度竿を立て直します。
ドラグとは役割が違います。ドラグは負荷に応じて自動で糸を出し、LBは釣り人がレバーで操作します。
フカセ釣りは通常のスピニングリールでもできる
初めてのフカセ釣りなら、通常のスピニングリールでも始められます。
LBは必須ではありません。魚とのやり取りで、レバーを使って糸を出したい人が選ぶリールです。
通常のスピニングリールから選ぶ場合は、スピニングリールの選び方も参考にしてください。
フカセ用LBリールの選び方
1. まず糸巻量を見る
最初に確認するのは番手ではなく、使う道糸が何m巻けるかです。
グレ・チヌ狙いでは、1.75〜2.5号前後の道糸を十分巻けるため、ナイロン3号150m前後に対応するモデルを選びます。
※スマホでは横にスクロールできます。
| 使い方 | 道糸の目安 | 選ぶ目安 |
|---|---|---|
| 堤防・磯のグレ/チヌ | ナイロン1.75〜2.5号前後 | 3号150m対応の2500〜C3000クラス |
| 4号以上を多く使う | ナイロン4号以上 | 必要量を巻ける深溝スプール |
4号以上を多く使う場合は、より深いスプールを選びます。道糸の選び方は、ナイロンラインの選び方で確認できます。
2. 巻き取り長さを見る
今回の5機種は、ハンドル1回転で93〜103cm巻き取ります。
仕掛けを早く回収したい場合は、1回転98〜103cm前後のモデルなら少ない回転数で仕掛けを戻せます。回収速度を重視しない場合は、93cm前後でも十分です。
- 93cm:23ラグザス 2500H-LBD
- 98cm:ラリッサ、デスピナ、ハイパーフォース
- 103cm:24インパルト 2500XH-LBD
3. ブレーキ方式を見る
通常のLBでは、糸を出すとローターとハンドルが逆転します。
シマノの一部には、ハンドルを逆転させずにローターだけを逆転させるSUTブレーキがあります。
今回紹介するBB-X ハイパーフォース C3000DXGは、SUTブレーキII非搭載です。通常ブレーキで、左右のハンドル付け替えに対応します。
4. 自重と価格帯で絞る
今回の5機種は235〜255gです。差は20gなので、自重だけで決めず、価格と巻き取り長さも合わせて比べます。
磯竿との組み合わせは、フカセ・ウキ釣り向け磯竿の選び方で確認できます。
フカセ用レバーブレーキリールおすすめ5機種
5機種ともナイロン3号150mを巻けます。違いは、価格帯・自重・巻き取り長さ・ブレーキ方式です。
※スマホでは横にスクロールできます。
| 商品 | 自重 | 巻き取り長 | ナイロン | おすすめする人 |
|---|---|---|---|---|
| BB-X ラリッサ C3000DXG | 250g | 98cm | 3号150m | 初めてLBを使う人 |
| BB-X デスピナ C3000DXG | 255g | 98cm | 3号150m | 剛性を重視する人 |
| 23ラグザス 2500H-LBD | 255g | 93cm | 3号150m | ダイワ中価格帯を選ぶ人 |
| 24インパルト 2500XH-LBD | 245g | 103cm | 3号150m | 軽さと高速回収を重視する人 |
| BB-X ハイパーフォース C3000DXG | 235g | 98cm | 3号150m | シマノ上位で軽さを重視する人 |
シマノ BB-X ラリッサ C3000DXG|初めてのLBに
ナイロン3号150m、250g、98cm巻きです。必要な糸巻量と98cmの巻き取り長さを備えながら、5機種の中では入門向けの位置づけです。
シマノ BB-X デスピナ C3000DXG|剛性を重視
ナイロン3号150m、255g、98cm巻きです。ラリッサより剛性を重視した中価格帯モデルです。
ダイワ 23ラグザス 2500H-LBD|93cm巻き
ナイロン3号150m、255g、93cm巻きです。ダイワのBITURBOブレーキを中価格帯から使えます。
ダイワ 24インパルト 2500XH-LBD|軽さと高速回収
ナイロン3号150m、245g、103cm巻きです。軽さと回収速度を重視する人に向きます。
シマノ 22 BB-X ハイパーフォース C3000DXG|235gの上位モデル
ナイロン3号150m、235g、98cm巻きです。5機種の中で最も軽いシマノ上位モデルです。
LBリールの基本操作
魚を掛けたら、まず竿を立てて曲がりで引きを受けます。
竿が魚の方向へ伸ばされそうになったら、レバーで短く糸を出します。竿を立て直したら、再びブレーキを効かせて巻きます。
- 竿を立てて魚の引きを受ける。
- 竿を立てにくくなったら、必要な分だけ糸を出す。
- 竿を立て直し、ブレーキを効かせて巻く。
- 根の近くでは糸を出しすぎない。
釣行前にレバーを動かし、ローターとハンドルの動きを確認しておくと操作を覚えやすくなります。仕掛け全体は、フカセ釣り仕掛けの選び方で確認できます。
よくある質問
2500番と3000番はどちらがよい?
ナイロン3号を150m前後巻けるなら、2500番でも3000番でも使えます。番手名より、実際の糸巻量を確認して選んでください。
LBとドラグはどちらを使う?
両方使います。
ドラグは負荷に応じて自動で糸を出します。LBは、竿を立て直したいときに手動で糸を出します。
最大ブレーキ力は大きいほうがよい?
最大ブレーキ力だけで選ぶ必要はありません。
フカセ釣りでは、竿・ドラグ・道糸・ハリスも使って魚の引きを受けます。糸巻量や操作性を先に確認してください。
磯で使うなら何を準備する?
ライフジャケット、滑りにくい履物、足場と波の確認が必要です。
磯へ行く前に、磯釣り完全ガイドで安全装備と場所選びも確認してください。
まとめ|糸巻量を決めてから5機種を比べる
まず、使う道糸を十分巻けるか確認します。グレ・チヌ狙いなら、ナイロン3号150m対応が一つの目安です。
条件を満たした機種の中から、予算・自重・巻き取り長さ・ブレーキ方式で絞れば、必要な性能を比較できます。
