船カワハギ用のリールを初めて買うなら、まず船宿が指定するPEラインを必要量巻ける小型両軸リールを残し、その中から軽さと1回転の巻き取り長を比べます。
船宿がPE1号を200m指定しているなら、この記事の6台ではステファーノ SS 100HG、23 アドミラ 100XH、スティーレ 100XGがその容量を公式に明記しています。最初の1台として迷うなら、160g・PE1号200m・72cm/回転でカワハギ向けの設計が明確なステファーノ SS 100HGから検討すると、必要な容量と軽さを両立できます。
6台から先に絞るなら
- PE1号200mを巻いてカワハギ中心:ステファーノ SS 100HG
- 軽さと浅場でのキャスト:23 アドミラ 100XH
- 145gの軽さと81cm/回転の速い回収:スティーレ 100XG
- 価格を抑え、PE1.5号を使う船小物釣りにも使う:ゲンプウ XT 150
- PE1.5〜2号を巻き、他の船釣りにも使う:アドミラ A150H
- 水深を数字で確認したい:ティエラ AIR IC 100XH。ただしPE1号は100mまで
カワハギ釣り自体が初めてなら、先に初心者向け船カワハギ釣り完全ガイドで、仕掛けを落としてから誘い、アタリを掛けるまでの流れを確認すると、リールに必要な機能も具体的に見えてきます。
船カワハギでは小型の両軸リールを選ぶ
船カワハギでは、クラッチを切って仕掛けを海底まで落とし、着底したらすぐに巻き上げへ戻す操作を何度も繰り返します。片手でクラッチとハンドルへ移りやすい小型両軸リールなら、底の取り直しやエサ確認の回収をテンポよく行えます。
商品名にある「100」「150」はメーカー横断の共通サイズではありません。購入時は数字の大小ではなく、PE糸巻量、自重、1回転の巻き取り長を見ます。仕掛けを前方へ投げて広く探る釣り方をするなら、スプールの回りすぎを抑えるキャスト用ブレーキの有無も確認します。
最初に船宿指定のPE号数と長さで機種を絞る
リール選びで最初に見るのは糸巻量です。船宿がPE1号200mを指定しているなら、3台ともPE1号200mを公式に明記して必要量を確保できるため、ステファーノ SS 100HG RIGHT、23 アドミラ 100XH、スティーレ 100XG RIGHTから選びます。
ティエラ AIR IC 100XHはPE0.6号200m、0.8号120m、1号100mです。水深カウンターが欲しくても、船宿がPE1号150〜200mを求めるならこの100XHでは足りません。船宿指定がPE1号150〜200mなら、PE1号200mを公式に明記して必要量を確保できるため、ステファーノ SS 100HG RIGHT、23 アドミラ 100XH、スティーレ 100XG RIGHTの3台から選びます。
ゲンプウ XT 150の公式表記はPE1.5号200m、2号150m、3号100mです。アドミラ A150HもPE1.5号200m、2号150mで、ダイワはPE1号以下を巻くとスプール両端へ糸が偏る場合があると案内しています。船宿指定がPE0.8〜1号なら、細糸の容量が公式に明記されて購入後の糸巻き調整を減らせるため、PE1号200m対応のステファーノ SS 100HG RIGHT、23 アドミラ 100XH、スティーレ 100XG RIGHTを選びます。
PEラインそのものの号数・編み数・長さも整理したい場合は、PEラインの選び方・おすすめ完全ガイドも参考にしてください。
軽さは145〜165gが有力、回収速度はcmで比べる
カワハギ釣りは竿を手に持って誘い続ける時間が長いため、リールが軽いほど手首や前腕へ加わる重量を減らせます。今回の6台ではスティーレ145g、23 アドミラ155g、ステファーノ SS160g、ティエラ AIR IC165g、アドミラ A150H175g、ゲンプウ XT195gです。
軽さだけで決める必要はありません。ロッドとの合計重量や握ったときのバランスでも負担は変わります。組み合わせる竿をまだ決めていない場合は、カワハギロッドの選び方・おすすめ完全ガイドで長さ・調子・オモリ負荷も合わせて確認できます。
回収の速さはHG・XH・XGという記号より、ハンドル1回転で何cm巻けるかで比べます。今回の6台は67〜81cm/回転です。エサの確認やポイント移動で仕掛けを速く回収したいなら、76〜81cm/回転の23 アドミラ、ティエラ AIR IC、スティーレを選びます。
81cm/回転のように巻き取りが速い機種は回収時間を短くできますが、同じ負荷なら低いギア比より巻きが重く感じることがあります。30号前後のオモリを何度も回収して巻きの軽さも欲しい人は、67〜72cm/回転のゲンプウ XTやステファーノ SSも比較してください。
キャストするならブレーキ、底中心ならカウンターは必須ではない
浅場で仕掛けを少し投げ、船下だけでなく前方も探るならキャスト用ブレーキが役立ちます。ステファーノ SSはSVS、23 アドミラはMAGFORCEとTWSを備えており、仕掛けを投げる場面が多いなら、この2台を選びます。
一方、海底付近を中心に狙う船カワハギでは、オモリが底に着いた位置を起点に誘えるため、水深カウンターがなくても釣りは成立します。水深を数字で確認したく、船宿指定がPE0.6号200m・0.8号120m・1号100m以内に収まるなら、ICカウンターを165gの軽量ボディで使えるため、ティエラ AIR IC 100XHを選びます。
カワハギ以外でもカウンターを使う予定なら、カウンター付き両軸リールの選び方・おすすめ完全ガイドで、より糸巻量の多い機種まで比較できます。
右巻き・左巻きは注文前に型番まで確認する
右手でロッドを持ったまま巻き続けたいなら左巻き、左手でロッドを持って右手で巻く操作に慣れているなら右巻きを選びます。持ち替えが少ない側を選ぶと、着底直後の誘いから巻き上げへ移りやすいためです。
この記事の商品カードは右ハンドルの型番を掲載しています。左ハンドルは商品名・型番・JANが別になるため、Amazonや楽天で購入する際は最後に「RIGHT」「LEFT」「H」「HL」などの表記まで確認してください。
カワハギ用リールおすすめ6選を比較
6台は同じ性能の価格違いではありません。PE1号200mを巻ける軽量100サイズ、仕掛けを投げやすい機種、回収速度を上げた機種、PE1.5〜2号を使う兼用機、水深表示を使えるIC機に分けて比較します。
| 商品 | 自重 | 巻き取り長 | PE糸巻量の例 | カウンター | 選ぶ条件 |
|---|---|---|---|---|---|
| ステファーノ SS 100HG | 160g | 72cm | 1号-200m | なし | PE1号200m+カワハギ中心 |
| 23 アドミラ 100XH | 155g | 76cm | 0.8号-250m/1号-200m | なし | 軽さ+キャスト |
| スティーレ 100XG | 145g | 81cm | 1号-200m | なし | 最軽量+速い回収 |
| ゲンプウ XT 150 | 195g | 67cm | 1.5号-200m | なし | 価格を抑えた船小物用 |
| アドミラ A150H | 175g | 71cm | 1.5号-200m/2号-150m | なし | 太めPEで他の船釣りにも兼用 |
| ティエラ AIR IC 100XH | 165g | 76cm | 0.6号-200m/0.8号-120m/1号-100m | あり | 水深表示が必要 |
シマノ ステファーノ SS 100HG RIGHT|PE1号200mでカワハギ中心なら最初に検討
船宿がPE1号200mを指定し、カワハギを中心に使うなら、PE1号200m・160g・72cm/回転を備えたカワハギ専用設計のため、ステファーノ SS 100HG RIGHTを選びます。
SVSブレーキを備えるため、船下へ真っすぐ落とす釣りだけでなく、浅場で仕掛けを少し投げて広く探る場面にも対応します。
ダイワ 23 アドミラ 100XH|155gとキャスト対応を両立
PE1号200mを確保しながら浅場で仕掛けを投げて船下以外も探りたいなら、155g・76cm/回転に加えてTWSとMAGFORCEを備えるため、23 アドミラ 100XHを選びます。
ステファーノ SSより5g軽く、1回転で4cm多く巻き取るので、PE容量を落とさず回収速度とキャスト機能を増やせます。
シマノ スティーレ 100XG RIGHT|145gと81cm/回転を優先
PE1号200mを使い、手持ち時の軽さとエサ確認時の回収速度を両方優先するなら、6台中最軽量の145gで81cm/回転を確保できるため、スティーレ 100XG RIGHTを選びます。
回収が速いぶん、負荷が掛かった状態では低いギア比より巻きが重く感じることがあります。PE1号200mを使い、軽さとエサ確認時の回収速度を最優先するなら、6台中最軽量の145gで81cm/回転を確保できるため、スティーレ 100XG RIGHTを選びます。
シマノ 20 ゲンプウ XT 150 RIGHT|価格を抑えて船小物に使う
ゲンプウ XT 150 RIGHTは195g、67cm/回転。シマノは150/151をカワハギ、マルイカ、カレイなどの船小物用として案内しています。
PE1.5号200mを使う船小物釣りにも兼用し、購入価格を抑えたいなら、シンプルな構成でPE1.5号200mを公式に明記するため、ゲンプウ XT 150 RIGHTを選びます。船宿指定がPE0.8〜1号なら細糸側の必要量を公式値で確認できないため、PE1号200mを明記するステファーノ SS 100HG RIGHT、23 アドミラ 100XH、スティーレ 100XG RIGHTへ切り替えます。
ダイワ 24 アドミラ A150H|PE1.5〜2号で他の船釣りにも兼用
カワハギ以外でもPE1.5〜2号を使う船釣りまで1台で兼用したいなら、PE1.5号200m・2号150m、110mmハンドル、MAGFORCEを備えるため、アドミラ A150Hを選びます。
カワハギでPE0.8〜1号を使うなら、ダイワがA150HではPE1号以下で糸がスプール両端へ偏る場合があると案内しているため、PE1号200mを公式に明記するステファーノ SS 100HG RIGHT、23 アドミラ 100XH、スティーレ 100XG RIGHTを選びます。船宿指定がPE1.5号、または他魚種との兼用でPE2号まで使うなら、A150HはPE1.5号200m・2号150mを巻けるため役割が明確です。
175g、71cm/回転、PE1.5号200m・2号150m。110mmハンドルとMAGFORCEを備えています。
向く人:カワハギだけでなく、PE1.5〜2号を使う他の船釣りにも同じリールを使いたい人。
注意点:メーカーはPE1号以下を巻く際に糸がスプール両端へ偏る場合があると案内しています。PE0.8〜1号を中心に使うなら、PE1号200mを公式に明記して糸巻き条件を合わせやすいため、ステファーノ SS 100HG RIGHT、23 アドミラ 100XH、スティーレ 100XG RIGHTから選びます。
ダイワ 24 ティエラ AIR IC 100XH|水深を数字で確認したい人
船宿指定がPE0.6号200m・0.8号120m以内、またはPE1号100m以内で、水深を数字で確認したいなら、ICカウンターを搭載しながら165gに収まるため、ティエラ AIR IC 100XHを選びます。
ただし糸巻量はPE0.6号200m、0.8号120m、1号100mです。船宿指定がPE0.8号100m前後までなら使えますが、PE1号を150〜200m求める船では容量不足です。
6台から自分の1台を決める
| あなたの条件 | 選ぶリール | 理由 |
|---|---|---|
| PE1号200m・カワハギ中心 | ステファーノ SS 100HG | 160gで容量を満たし、キャスト用ブレーキもある |
| PE1号200m・キャストを多く使う | 23 アドミラ 100XH | 155g、TWS+MAGFORCE、76cm/回転 |
| PE1号200m・軽さと回収速度を最優先 | スティーレ 100XG | 145g、81cm/回転 |
| PE1.5号を使い、価格を抑える | ゲンプウ XT 150 | 船小物対応、PE1.5号200m |
| PE1.5〜2号で他の船釣りにも兼用 | アドミラ A150H | PE1.5号200m・2号150m、110mmハンドル |
| 水深表示が必要で指定PE量も収まる | ティエラ AIR IC 100XH | 165gでICカウンターを搭載 |
リールを決めたら、次は仕掛けとオモリの組み合わせを揃えます。カワハギ仕掛け・オモリの選び方では、幹糸仕掛け・完成仕掛け・シンカーを比較しています。
よくある質問
カワハギ用リールにカウンターは必要ですか?
必須ではありません。海底付近を狙う場面では着底位置から誘えるため、軽さを優先するならカウンターなしで十分です。水深を数字で再確認したい場合だけIC機を選び、船宿指定のPE容量が収まるか先に確認してください。
ハイギアほどカワハギに向いていますか?
回収回数が多いので巻き取りが速い機種は有利ですが、速ければ常に上位というわけではありません。エサ確認やポイント移動で回収時間を短くしたいなら81cm/回転のスティーレ 100XG RIGHTを選び、速さより巻きの軽さを重視するなら67〜72cm/回転のゲンプウ XT 150またはステファーノ SS 100HG RIGHTを選びます。巻き取り長が違うため、同じハンドル1回転でも回収速度と負荷感が変わります。
100番と150番はどちらを選べばよいですか?
番手の数字だけでは決めません。PE1号200mを使うなら、3台ともPE1号200mを公式に明記して必要量を確保できるため、ステファーノ SS 100HG RIGHT、23 アドミラ 100XH、スティーレ 100XG RIGHTから選びます。PE1.5〜2号を使う別の船釣りにも兼用するなら、ゲンプウ XT 150はPE1.5号200m、アドミラ A150HはPE1.5号200m・2号150mを巻けるため、この2台を選びます。
まとめ|船宿指定を満たしたあと、軽さと巻き取りで1台を選ぶ
カワハギ用リールは、最初に船宿指定のPE号数と必要量を満たす機種だけを残します。そのあとで自重、1回転の巻き取り長、キャスト用ブレーキ、水深カウンターの必要性を比べれば、機能を持て余す買い方を避けられます。
PE1号200mでカワハギ中心ならステファーノ SS、キャストも重視するなら23 アドミラ、軽さと速い回収ならスティーレ。PE1.5〜2号を使う船釣りにも兼用するならゲンプウ XTやアドミラ A150H、水深表示が必要なら容量条件を満たす範囲でティエラ AIR ICを選びます。
リール以外のロッド、仕掛け、オモリ、エサ、クーラーまでまとめて揃える場合は、船カワハギ釣りに必要な道具完全ガイドへ進むと必要品を一式確認できます。

