魚のすり身を作るなら、骨と皮を除いた身を何gずつ処理できるかで選びます。魚すり身を最大300gまでまとめるならMK-K82、イワシ200gまでをコードレスで刻むならRCP-7が候補です。魚に添えるスープや野菜の下ごしらえも行う人は、必要な付属品がそろうハンドブレンダーセットも比べます。
この記事では、魚の処理量、電源と置き場所、洗う部品を比べます。つみれとなめろうの粒の残し方、骨を除いてから量る手順、刃を安全に取り外す方法も解説します。
魚の処理量と、普段作る料理から選ぶ
最初に、下処理した魚の重さを量ります。容器の500mlや1.5Lは入れ物の大きさで、魚を同じ数字のg数だけ処理できるという表示ではありません。たとえばRCP-7は500mlのカップでも、イワシすり身は200gまでです。

多い釣果を処理するときは、上限を守って何回かに分けます。最低量の指定がある機種では少な過ぎる分量も避け、運転と休止の指示に従います。待っている魚は冷蔵しておき、使う分だけ取り出してください。
3製品の処理量・電源・用途を比較
| 商品 | 魚の処理・主な用途 | 電源と手入れ |
|---|---|---|
| MK-K82-W | 魚すり身最大300g/野菜のスライス・おろし | コンセント式/本体・へら付きブラシ以外は食洗機対応 |
| RCP-7(W) | イワシすり身200gまで/薬味・おろし | 充電式/手洗い |
| MQ7085XBG | 付け合わせのスープ・ソース・野菜 | コンセント式/付属品ごとの洗浄方法を確認 |
魚の処理量が示されている2品と、魚料理に添える野菜や液体を扱うセットを分けて比べます。魚すり身の処理量で選ぶならMK-K82-WとRCP-7(W)を比べます。MQ7085XBGは、魚料理に添えるスープ・ソース・野菜の下ごしらえ用として検討してください。
MK-K82のスライス・せん切り刃は、対象部品を確認
2022年3〜9月製造の一部MK-K82に付属するスライス・せん切りカッターは、刃が欠けて食品へ混入するおそれがあるため交換対象です。本体製造番号220303〜220916、刃の色などをパナソニックの対象確認案内で照合し、対象の刃は交換が終わるまで使わないでください。別売りの同カッターも同案内で確認できます。魚用ナイフカッターの交換案内ではありません。

パナソニックMK-K82-Wは、魚すり身を最大300gまで処理する据え置き型です。最小量は付属の取扱説明書で確認してください。ガラス容器とナイフカッターを使い、ふたを押して動かします。幅23.4×奥行15.8×高さ20.9cm、約2.7kgです。
一度に200gを超える魚のすり身を作ることがあり、調理台にコンセントと置き場所を確保できる人の候補です。魚のほか、おろし・鬼おろし・スライスなどに刃を替えて使えるため、魚料理に添える大根や野菜の下ごしらえもまとめられます。
本体とへら付きブラシ以外は食洗機対応です。ナイフカッターなどには指定の洗浄カバーを使い、部品ごとの手順に従います。ガラス容器は耐熱ガラスではありません。熱い食材は、説明書で指定する温度まで冷ましてから入れます。

ブラウンMQ7085XBGは、ハンドブレンダーに500mlチョッパー、1.5Lフードプロセッサーなどが付くセットです。手で持って液体を混ぜる使い方と、容器へ取り付けて野菜を刻む使い方を切り替えられます。
魚に添えるポタージュ、ソース、大根おろしや野菜のスライスまで作りたい人の候補です。使うアタッチメントを選べるため、一台のモーターで複数の下ごしらえを行えます。容器と刃を乾かしてしまう場所も用意してください。
ブレンダー装着時の定格時間は60秒です。各付属品の使用時間と洗い方は個別の説明に従います。魚のすり身を作る目的では、対応する刃と魚の分量を確認できる上の2機種から比較してください。
つみれはすり身に、なめろうは粒を残して仕上げる
つみれ用には身と調味料がまとまるまで、使用機種のレシピに沿ってすりつぶします。なめろうで魚や薬味の食感を残すなら、短く動かして止め、粒の状態を確認します。同じ魚でも、動かし続けると細かくなるため、途中で仕上がりを見ながら調整してください。
1人分など少量で機械の最低量に届かない場合は、包丁でたたく方法もあります。薬味を細かくしたい一方で魚の粒を残したいときは、別々に刻んで最後に合わせると、魚まで細かくし過ぎずに混ぜられます。
骨と皮を除き、量ってから容器へ入れる
冷蔵管理した魚をおろし、頭・内臓・皮・骨を除きます。小骨も確認し、説明書で指定する大きさへ切って水気を押さえ、1回分を量ります。食材を入れる前の刃や容器の取り付け順序も、機種の説明に合わせてください。

ふたやカバーを正しく閉め、安定した台で操作します。回転が重い、異音がする、容器や刃に欠けがあるときは止めて確認します。上から食材を押し込む代わりに、量や切り方、部品の組み付けを見直してください。
つなぎと水分を含む配合は、アジのつみれ汁の作り方で確認できます。味噌や薬味を合わせる料理は、アジのなめろうとさんが焼きも参考にしてください。
完全に止め、誤作動を防いでから取り出す
側面へ付いた身を寄せるときも、まず運転を止めます。刃が完全に停止した後、コンセント式はプラグを抜き、コードレス式は説明書に従ってモーター部を外すなど、再び回らない状態にします。電池を分解して外す操作はしません。

刃は鋭い部分へ触れず、指定の軸やつまみを持ちます。刃を先に外す指定の機種では、その順番を守り、調理物はへらで取り出してください。本体へ水をかけず、容器や刃は部品ごとの洗浄方法で洗い、乾かしてからしまいます。
刻む前に生食の条件を確認し、つみれは十分に加熱
なめろうには生食に適した魚を使い、必要な寄生虫対策と保冷を行います。フードプロセッサーで細かく刻むことは、アニサキスを確実に死滅させる対策にはなりません。生食に適するか判断できない釣魚は、十分に加熱する料理へ使ってください。
つみれは中心まで火を通します。生魚を入れた容器や器具を洗わずに、完成した料理へ使い回さないようにします。刻んだ魚を室温に置き続けず、速やかに次の調理へ進めてください。
まとめ|1回に使う魚の量と、必要な付属品で選ぶ
魚のすり身を中心に作るなら、下処理後の重量を規定量に合わせ、置き場所と片付けまで比べます。MK-K82は魚すり身最大300gと食洗機対応部品、RCP-7はイワシ200gまでとコードレスが判断材料です。スープや野菜にも広げたい人は、使うアタッチメントと収納場所を確認してブレンダーセットを選びます。


