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🐟 カサゴの煮付けは釣り人のご褒美料理
カサゴ(地方名:ガシラ)は、白身の旨味と上品な甘みが特徴の人気魚です。特に煮付けは、その旨味を余すことなく楽しめる調理法として、多くの釣り人に愛されています。
🎣 釣った直後の処理が味を決める!
釣ったカサゴを美味しく煮付けにするためには、まず現場での処理が重要です。
- 血抜き:釣り上げたらすぐにエラを切って海水で血抜きします。
- 冷却保存:クーラーボックスでしっかり冷やしながら持ち帰る。
これを怠ると、煮付けにした際に生臭さが残ってしまうことがあります。
🔪 下処理の手順
カサゴの下処理は次の手順で行います。
- 鱗を包丁やウロコ取りでしっかり落とす。
- エラと内臓を取り除く。
- 流水で血合いを丁寧に洗い流す。
- キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取る。
小型のカサゴなら丸ごと、中型以上は2枚おろしまたは切り身にして煮付けます。
🍶 煮汁の基本材料
カサゴの煮付けには、シンプルながら黄金比が存在します。
- 醤油:50ml
- みりん:50ml
- 酒:50ml
- 砂糖:大さじ2
- 水:200ml
- 生姜スライス:5〜6枚
この割合を覚えておけば、どのサイズのカサゴでも美味しく作れます。
🔥 カサゴ煮付けの作り方
下処理が終わったら、いよいよ煮付けの調理に入ります。
- 鍋に煮汁の材料と生姜を入れ、火にかける。
- 煮立ったらカサゴを入れ、落し蓋をする。
- 中火で10〜15分、煮汁を時々かけながら煮る。
- 煮汁が半分以下になったら火を止める。
※煮すぎると身が崩れるので注意!
💡 味を染み込ませるコツ
火を止めた後、10分ほど鍋に置いて余熱で味を染み込ませると、より美味しくなります。
📏 サイズ別の煮付けアドバイス
- 小型(15〜20cm):丸ごと煮る。骨まで柔らかく食べられる。
- 中型(20〜25cm):頭と胴に分けて煮る。
- 大型(25cm以上):切り身にして煮ると味が入りやすい。
🥢 美味しく食べるポイント
盛り付ける際は、煮汁をたっぷりかけ、針生姜や青ねぎを添えると見た目も華やかになります。
🍽 アレンジレシピ
- 煮汁にゆで卵を入れて一緒に煮ると、煮卵が絶品。
- 余った煮汁で大根や里芋を煮ると副菜が完成。
- ご飯に煮汁をかけてお茶漬け風にしても美味しい。
📝 保存方法
煮付けは冷蔵で2〜3日保存可能ですが、長期保存する場合は冷凍がおすすめ。食べる際は電子レンジよりも鍋で温め直すと風味が戻ります。
🌊 まとめ
釣ったカサゴを煮付けにすれば、海の恵みを余すことなく堪能できます。下処理と煮汁の黄金比を守れば、誰でもプロ級の味に仕上がります。ぜひ次回の釣行後に挑戦してみてくださいね!
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