穴釣り・ブラクリ釣りを初めて始めるなら、最初に確認したいのは「竿・糸付きリール・ブラクリ仕掛けのどこまでがセットに入っているか」です。穴釣りセットには、ブラクリまで付属する商品と、竿・リール・道糸までの商品があり、商品名だけでは中身が同じとは限りません。
足元の岸壁際や安全な場所から届く隙間を狙うなら、90cm〜1.2m前後の短いロッドが使いやすい範囲です。この記事では、初心者向けの穴釣り・ブラクリ釣りセット4選を比較し、セット内容・竿の長さ・対応するオモリ・道糸、さらに購入後に何を追加で用意すればよいかまで整理します。
最初の1セットならここを確認
- ブラクリまで付属:買い足す仕掛けを減らしたい人向け
- 竿は90cm〜1.2m前後:足元中心の穴釣り・探り釣りで取り回しやすい
- 道糸付きリール:糸巻き作業をせず始められる
- オモリ負荷:使いたいブラクリの号数が竿の対応範囲に入るか確認する
初心者向け穴釣り・ブラクリ釣りセットおすすめ4選
ここでは、商品を特定でき、ブラクリ釣り・穴釣り向けとして比較できる4セットを紹介します。プロマリンのSG90とSG110は同じシリーズですが、90cmと110cmでは竿先を届かせられる範囲が変わるため、別商品として比較しています。
価格は販売店や時期で変わるため、固定額ではなく、竿の長さ・付属道糸・ブラクリ付属の有無・対応オモリを中心に見てください。
スマホでは横にスクロールできます。
| 商品 | 竿の長さ | 付属道糸 | 対応オモリ | ブラクリ付属 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|
| プロマリン PG テトラ穴釣りセットSG 90 | 0.90m | ナイロン2号 | 1〜10号 | あり | 足元を細かく探る短竿を選びたい人 |
| プロマリン PG テトラ穴釣りセットSG 110 | 1.10m | ナイロン2号 | 1〜10号 | あり | 短竿の操作性を残しつつ少し先まで届かせたい人 |
| Tsulino ROCK GAP SET 110 | 約1.10m | ナイロン2号 80m | 3〜15号 | 別途用意 | 軽めから重めまでブラクリ号数の幅を持たせたい人 |
| RISEWAY ちょっと穴釣りセット 120 | 約1.20m | ナイロン2号 70m | 3〜5号 | 別途用意 | 3〜5号中心で足元のブラクリ釣りを始めたい人 |
プロマリン PG テトラ穴釣りセットSG 90|足元を細かく探る90cm
SG 90は、全長0.90m・適合オモリ1〜10号・ナイロン2号付きの短竿セットです。ロッドとCRC100Bリールにブラクリ仕掛けまで含まれるため、最初に別途選ぶ仕掛けを減らせます。
90cmは岸壁際や足元の隙間へ竿先を向けやすく、短い距離を上下しながら場所を変えていく釣りに向きます。一方、柵がある釣り場や水際から距離を取る場所では短さが不利になることがあるため、その場合は次の110cmを候補にします。
プロマリン PG テトラ穴釣りセットSG 110|少し先まで届かせたい1.1m
SG 110は、同シリーズの90cmモデルより20cm長い全長1.10mです。適合オモリ1〜10号、ナイロン2号付き、ブラクリ仕掛け付属という基本構成は共通で、足元中心のブラクリ釣りを一式で始めたい人に向きます。
110cmを選ぶ理由は「長い方が上位」だからではありません。水際から少し下がった位置から竿先を出す、岸壁際のわずかに外側へ仕掛けを入れるなど、90cmでは届きにくい20cm分が必要かで決めます。足元を細かく打ち続けるなら90cm、立ち位置から少し距離を取りたいなら110cmが候補です。
Tsulino ROCK GAP SET 110|3〜15号まで使う幅を持たせたい人向け
ROCK GAP SET 110は、約1.10mのロッドと糸付きリールを組み合わせたセットで、オモリ負荷3〜15号、ナイロン2号80m付きです。潮が緩い場所の軽めのブラクリから、水深や流れに合わせて重くしたい場面まで、竿の対応範囲を広めに取りたい人に向きます。
このセットはブラクリ仕掛けそのものは付属しないため、購入時に別途用意します。最初は釣行予定の場所に合わせて3〜4号前後を軸にし、底が取りにくい場合に重くできるよう予備を加えると使い分けられます。ブラクリの形状や号数はブラクリの選び方・おすすめ完全ガイドで詳しく確認できます。
RISEWAY ちょっと穴釣りセット 120|3〜5号中心で使う1.2m
RISEWAYのちょっと穴釣りセット120は、全長約1.20m・適合ウェイト3〜5号・ナイロン2号70m付きのセットです。今回の4商品の中では最も長く、足元中心でも竿先を少し先へ出したい釣り場に向きます。
対応ウェイトは3〜5号なので、一般的な足元のブラクリ釣りでこの範囲を中心に使う人向けです。潮が速く、さらに重い仕掛けが必要になりやすい釣り場では、15号まで対応するROCK GAP SET 110など、使用するオモリの範囲が広いロッドを選びます。ブラクリ仕掛けは別途用意してください。

・適合ウェイト3〜5号
・ナイロン2号70m付き
・ブラクリ仕掛けは別途用意
穴釣り・ブラクリ釣りセットは「付属品」から選ぶ
初心者が最初に見るべきなのは、商品名よりもセット内容です。少なくとも、次の4点を商品ページで確認します。
| 確認するもの | 確認する理由 |
|---|---|
| ロッド | 足元中心なら90cm〜1.2m前後が候補。釣り場の柵や立ち位置によって必要な長さが変わる |
| リール | 短い距離を上下する釣りなので小型で十分。付属道糸の有無も確認する |
| 道糸 | 糸付きなら購入後の糸巻き作業を省ける。2〜3号程度のナイロンが付属する入門セットが多い |
| ブラクリ | 付属しないセットもある。根掛かりに備えて予備も必要 |
穴釣りセットの竿は90cm〜1.2m前後が使いやすい
ブラクリ釣りでは、遠くへ投げるよりも岸壁際や捨て石の際など、足元付近を縦に探る場面が多くなります。そのため、最初のセットでは90cm〜1.2m前後の短竿が扱いやすい範囲です。
- 90cm前後:足元の隙間をテンポよく探る。竿を持ったまま移動する釣りにも向く
- 1.0〜1.2m前後:短竿の操作性を残しながら、少し先へ竿先を届かせやすい
- 1.3〜1.5m前後:安全な立ち位置から水際まで距離がある、岸壁際の少し外を探りたい場合に候補
「短いほど良い」と決めるのではなく、釣りをする場所の柵、岸壁の高さ、水際から安全に取る距離まで含めて決めます。
ブラクリの号数は底を取れる重さから始める
一般的な堤防や穴釣りでは、3〜4号前後から始めると状況をつかみやすくなります。仕掛けを落としたときに底へ着いた感触が分からない、潮で流されて狙った場所へ入らない場合は重くします。浅く潮が緩い場所では軽くすることで、魚が食ったときの違和感を抑えられる場面もあります。
重くするときは、必ずセットのロッドに記載されたオモリ負荷の範囲内で使います。号数ごとの使い分けや根掛かり対策はブラクリの選び方・おすすめ完全ガイドへ分けて詳しく解説しています。
穴釣りセットだけでは足りないものもある
ロッド・リール・ブラクリが一式になっていても、海へ行く準備が全部終わるわけではありません。実際の釣行では、エサと安全装備、仕掛けを交換する道具、魚を扱う道具も必要です。
スマホでは横にスクロールできます。
| 追加で用意するもの | 役割 | 初心者の準備 |
|---|---|---|
| エサ | ブラクリの針に付ける | アオイソメ、魚の切り身、オキアミなどから釣り場に合わせて選ぶ |
| 予備ブラクリ | 根掛かりで失った仕掛けを交換する | よく使う号数を複数個持つ |
| ハサミ・ラインカッター | 糸を切って仕掛けを結び直す | 海水で濡れても扱えるものを用意する |
| 魚つかみ・プライヤー | 根魚のトゲや針から手を守りながら扱う | 素手で無理につかまず、針外しにも使える道具を用意する |
| ライフジャケット・履物 | 落水・転倒時の事故リスクを下げる | 体格に合うライフジャケットと、釣り場に合う滑りにくい靴を使う |
| クーラーボックス・氷 | 釣った魚を冷やして持ち帰る | 持ち帰る場合に用意する |
ブラクリ釣りの持ち物を一式で確認したい方は、ブラクリ釣りに必要な道具完全ガイド、穴釣り全体の持ち物を確認したい方は穴釣りに必要な道具完全ガイドを見ると、セットに含まれない道具までまとめて確認できます。
子どもと楽しむなら、セットより先に釣り場の足場を選ぶ
短い竿は子どもでも持ちやすいですが、ブラクリ釣りだからどこでも子ども向けというわけではありません。家族で始めるなら、柵のある海釣り施設や、平坦で立入が認められている岸壁など、転倒・転落のリスクを抑えやすい場所を優先します。
消波ブロックの上へ乗って穴を探す釣りは避けてください。隙間への転落や波を受ける危険があり、立入禁止になっている場所もあります。消波ブロック周辺を狙う場合も、安全な岸壁側から届く範囲に限定し、現地の立入ルールを確認します。
家族釣行で先に準備すること
- 子どもの体格に合ったライフジャケットを正しく着用する
- 濡れた岸壁でも滑りにくく、脱げにくい靴を使う
- 立入禁止区域には入らない
- 魚のトゲや針は大人が魚つかみ・プライヤーで処理する
穴へ仕掛けを落とす基本動作や、安全なポイントの探し方は初心者向け穴釣り完全ガイド、ブラクリ仕掛けを使った釣り全体の流れはブラクリ釣り完全ガイドで確認できます。
セット品と単品購入はどちらが向いている?
まず1回やってみたいならセット品
ブラクリ釣りが自分に合うか試したい段階では、竿・リール・道糸が組み合わされたセットの方が準備項目を減らせます。特にブラクリまで付属する商品なら、別に選ぶ仕掛けも少なくなります。
釣り場に合わせて長さやリールを選びたいなら単品
柵のある場所で1.3〜1.5m前後が欲しい、巻き心地やドラグ機能を重視したリールを使いたい、太めのラインを巻きたいといった希望が出てきたら、ロッドとリールを別に選ぶ方が条件に合わせられます。竿を単品で選ぶ場合は、穴釣り・ブラクリロッドの選び方で0.9〜1.5m前後の長さとオモリ負荷を比較できます。最初のセットを使って「もう少し長さが欲しい」「リールを替えたい」と感じてから個別に買い替えても問題ありません。
穴釣り・ブラクリ釣りセットのよくある質問
穴釣りセットにはブラクリも付いていますか?
商品によって異なります。今回紹介するプロマリンSG90/SG110はブラクリ仕掛け付きですが、Tsulino ROCK GAP SET 110とRISEWAY ちょっと穴釣りセット120はブラクリを別に用意します。購入前に「ロッド・リール・道糸・ブラクリ」の4点を確認してください。
セットを買えば、その日にそのまま釣れますか?
ブラクリまで付くセットでも、エサ、安全装備、仕掛け交換用のハサミなどは別に必要です。ブラクリが付属しない商品では仕掛けも用意します。予備のブラクリまで含めて準備してから釣行してください。
90cmの竿は短すぎませんか?
足元の岸壁際や、安全な立ち位置から届く隙間を狙うなら90cm前後は使いやすい長さです。柵がある、高い岸壁で水際まで距離がある、少し外側まで竿先を出したい場合は1.1〜1.5m前後も候補になります。
ベイトタイプとスピニングタイプはどちらが初心者向けですか?
真下へ仕掛けを落として上下する穴釣りでは、小型のベイト・両軸タイプでも操作できます。ほかの釣りにも使い回したい、軽く投げる場面も考えたいならスピニングタイプが候補です。今回のような専用セットはリールの種類だけで決めず、付属道糸と竿の長さ、オモリ負荷まで合わせて確認します。
ブラクリは何個持っていけばいいですか?
根掛かりの多い場所では短時間で失うことがあります。付属が1〜2個だけなら、それだけで釣行を終える前提にはせず、よく使う3〜4号前後を中心に予備を複数用意しておくと、仕掛けを失っても釣りを続けられます。
まとめ|穴釣り・ブラクリ釣りセットは付属品を見て選ぶ
穴釣り・ブラクリ釣りセットは、見た目が似ていても付属品が違います。最初の1セットでは、90cm〜1.2m前後のロッド、糸付きリール、使うブラクリの号数に合うオモリ負荷を確認し、ブラクリ仕掛けが付属するかも商品ごとに見ます。
- 足元を細かく探る90cm+ブラクリ付属:プロマリン PG テトラ穴釣りセットSG 90
- 少し先まで届く110cm+ブラクリ付属:プロマリン PG テトラ穴釣りセットSG 110
- 3〜15号までオモリの対応幅を持たせたい:Tsulino ROCK GAP SET 110
- 1.2m・3〜5号中心で足元を狙いたい:RISEWAY ちょっと穴釣りセット 120
セット選びが終わったら、ブラクリ中心ならブラクリ釣りに必要な道具、穴釣り全体なら穴釣りに必要な道具で不足品を確認し、ブラクリ釣り完全ガイドで仕掛けの落とし方・アタリ・根掛かり対策まで確認してから釣行すると、現地で迷う項目を減らせます。



