急速冷凍用アルミトレーおすすめ・選び方|魚の冷凍を早めるサイズと使い方

急速冷凍用アルミトレーの画像

釣った魚を家庭用冷凍庫で早く凍らせるときは、冷凍室の空き寸法と、一度に凍らせる魚の量を先に確認します。1〜2人分の切り身や柵を少量ずつ凍らせるなら、16×23cmで冷凍室の場所を取りにくいKEYUCA S。複数パックを重ねず1層で並べるなら、20.8×29.5cmでSより接触面積を増やせるCB JAPAN M。解凍・粗熱取りまで1枚で兼用するなら、フチと底面フィンを備えるNewクイッ君。700g台の皿型を頻繁に出し入れするなら、両側に取っ手があるIWANOが適します。

アルミプレートは冷凍庫そのものの能力を上げる機械ではありません。熱を伝えやすいアルミへ魚を広く密着させ、冷凍庫が魚から熱を奪う工程を補助する道具です。魚は水分を拭き、1回分ずつ薄く包み、急速冷凍機能がある冷凍庫では併用します。この記事では4商品を、小型平板・標準平板・フチ付きフィン・35本フィン+取っ手に分けて比較します。

先に結論
  • 冷凍庫の空きが小さく、1〜2人分をこまめに凍らせる:KEYUCA 解凍プレートS。16×23cm・280gなので、29.5cm幅の平板より引き出し内の場所を取りません。
  • 複数の切り身を1層で並べる最初の1枚:CB JAPAN atomico 解凍プレート M。20.8×29.5cm・3mm厚で、Sサイズより横方向の面積を確保できます。
  • フチ付きで冷凍・解凍・粗熱取りを兼用:杉山金属 Newクイッ君。25×21.5cm・700g・底面フィンの皿型で、薄い平板より置いたときの安定と汁受けを増やせます。
  • 厚型フィンと取っ手を重視:IWANO 一発解凍プレート。約25×21.5cm・約730gで、35本のフィン、約1.5cmのフチ、両側の取っ手を備えます。
目次

魚の冷凍でアルミプレートを使う理由

家庭の冷凍室では、市販の冷凍食品を保存する温度と、家庭で新しい食品を素早く凍らせる能力は別に考えます。農林水産省はホームフリージングで、食品を薄くし、金属製など熱伝導性のよい容器へ並べ、冷凍室を最も冷える設定にして、急速凍結機能があれば使う方法を案内しています。

魚では、三枚おろし後のフィレ、切り身、刺身用の柵など、平らな形にするとプレートへ接触する面積を増やせます。丸ごとの魚や厚い塊は中心まで冷えるのに時間がかかるため、保存する量へ分けて厚みを抑えた方が家庭冷凍に適します。

冷凍庫に最初からアルミトレーと急凍機能が付いている場合は、その機能で目的を満たせることがあります。追加のプレートが必要になるのは、既存トレーの面積が足りない、別の引き出しでも使いたい、解凍・粗熱取りにも兼用したい、といった条件がある場合です。

急速冷凍用アルミトレーの選び方

1. 冷凍室の「実際に空いている幅×奥行×高さ」を測る

最初に冷凍室の内寸ではなく、食品・製氷ケース・引き出しを含めた実際にプレートを置ける空き寸法を測ります。KEYUCA Sは16×23×0.3cm、CB JAPAN Mは20.8×29.5×0.3cmなので、奥行25cm未満の空きでは小型Sの方が収まりやすく、奥行30cm前後を使える冷凍室ではMサイズの面積を生かせます。

杉山金属とIWANOは約25×21.5cmの皿型で、高さも平板より増えます。引き出し上段の高さが低い家庭では3mm平板、棚の高さに余裕があり置いたまま使うなら皿型へ分けると、扉が閉まらない失敗を避けられます。

2. 魚は重ねず、袋の広い面をプレートへ接触させる

同じ量の魚でも、切り身を積み重ねると厚みが増え、中心まで冷える距離が長くなります。複数の切り身を同時に凍らせる日は、面積の広いCB JAPAN Mが適します。20.8×29.5cmあるため、16×23cmのSより袋を横へ並べる余地が増え、1層のままプレートへ接触させやすくなるためです。

魚の量が少なく、1回分の柵や切り身を毎日・数日ごとに冷凍する家庭ではKEYUCA Sへ小さくすると、空いた冷凍室を食品保存へ残しながら急速冷凍用の金属面を確保できます。

3. 3mm平板は収納性、フィン付き皿型は構造と兼用性で選ぶ

CB JAPAN MとKEYUCA Sは厚さ3mmの平板型です。冷凍庫の隙間へ置きやすく、使用後も立てて収納しやすいため、魚の冷凍を主目的にし、毎回出し入れする家庭に向きます。

杉山金属 Newクイッ君は底面にフィンがあり、25×21.5cm、高さ2.7cm、700gの皿型です。平板より厚く重い代わりに、急速冷凍・解凍・粗熱取りの3用途が公式に案内されているため、キッチンで兼用する回数が多い家庭に適します。

IWANOは約25×21.5cm、約730gで、35本のフィン、フチ、両側の取っ手を備えます。皿型を頻繁に持ち上げるなら、両側に取っ手があり約730gの本体へ指を掛けて持てるIWANOが適します。約730gあるプレートへ指を掛けられる取っ手があるため、平らな皿型を端からつかむより冷凍庫への出し入れを行いやすくなるためです。

4. 溝・フチは「解凍兼用」で差が出る

冷凍するときは魚をラップや袋で包むため、汁受け構造の必要性は高くありません。一方、同じプレートで刺身用の柵や肉を解凍するなら、表面の溝やフチがドリップを受ける構造になります。

解凍兼用なら、溝付きのCB JAPAN・KEYUCA、フチ付きの杉山金属・IWANOが候補です。魚の冷凍だけに使う場合は、フチやフィンの多さより冷凍庫へ収まるサイズと、魚を1層で置ける面積を先に優先します。

5. 洗い方と収納場所まで商品ごとに確認する

KEYUCA Sは食器洗浄器の使用が案内されています。CB JAPAN Mは手洗い可で、3mm平板なので洗った後に立てて乾かしやすい形です。杉山金属とIWANOはフィンやフチがあるため、洗浄後は裏面まで水分を拭き、フィンの間も乾かします。

魚を直接プレートへ置くより、ラップ・フリーザーバッグ・真空袋で包んでから載せると、魚の乾燥と酸化を抑えながらプレートへの汚れも減らせます。魚の冷凍保存に使うフリーザーバッグ真空パック袋・ロールも保存期間や使い方に合わせて選んでください。

急速冷凍用アルミプレート4商品を比較

※スマホでは表を横にスクロールできます。

商品 サイズ 重量 構造 冷凍用途 向く条件
KEYUCA 解凍プレートS 16×23×0.3cm 280g 3mm平板・溝付き・食洗機対応 冷凍庫で冷却を促進し急速冷凍に使用 小型冷凍室・少量をこまめに冷凍
CB JAPAN atomico 解凍プレート M 20.8×29.5×0.3cm 445g 3mm平板・溝付き 冷凍庫へ入れて冷却を促進 複数の切り身を1層で並べる
杉山金属 Newクイッ君 KS-3181 25×21.5×2.7cm 700g フチ付き皿型・底面フィン 急速解凍・急速冷凍・粗熱取り 皿型を置いたまま3用途で兼用
IWANO 一発解凍プレート AWKSD 約25×21.5cm 約730g 35本フィン・約1.5cmフチ・両側取っ手 プレート上で冷凍を早める用途を案内 厚型フィンと持ち上げやすさを重視

魚の冷凍に使うアルミプレートおすすめ4商品

小型冷凍室・少量保存|KEYUCA 食洗 粗熱取りもできる解凍プレートS

1〜2人分の切り身や刺身用の柵を少量ずつ冷凍し、冷凍室の空きを多く残したい人にはKEYUCA Sが適します。16×23×0.3cm・280gなので、幅29.5cmのMサイズより設置面積と重量を抑えながら、冷却を促進するアルミ面を確保できるためです。

メーカーは冷凍庫へ入れた急速冷凍用途と、刺身の柵の解凍、粗熱取りを案内しています。食器洗浄器も使用できます。複数の切り身や長いフィレを同時に置く日は16×23cmでは面積不足になるため、20×30cm前後の平板へ変更します。

小型平板|16×23cm・280g
KEYUCA 食洗 粗熱取りもできる解凍プレートS アイボリーホワイト
KEYUCA 食洗 粗熱取りもできる解凍プレートS アイボリーホワイト

16×23×0.3cm、280gのアルミ製平板です。冷凍庫へ入れると上に載せた食品の冷却を促進し、急速冷凍にも使えるとメーカーが案内しています。

向く人:少量の切り身・柵をこまめに冷凍し、冷凍室の面積をできるだけ残したい人。Mサイズより小さく軽いため、引き出し内の空きと出し入れの負担を抑えられます。

注意点:16×23cmなので複数パックを同時に1層で並べる用途には狭くなります。釣果をまとめて処理する日は、袋同士を重ねず1層で並べる面積を増やすため、約30cm幅の平板へ変更します。

複数の切り身を並べる|CB JAPAN atomico 解凍プレート M

アジ・サバの切り身や刺身用の柵を複数パックに分け、重ねずに同時冷凍したい人には、20.8×29.5cmの面積でSサイズより1層に並べる余地を増やせるCB JAPAN Mが適します。20.8×29.5cmの面積があり、16×23cmの小型Sより横へ並べる余地が広いためです。

厚さ3mm・445gで、メーカーは解凍・粗熱取り・急速冷凍への使用を明記しています。表面の溝は解凍時のドリップが食材へ触れ続けるのを抑える構造です。冷凍室の奥行が30cm未満で入らない場合は、性能比較より先に16×23cmの小型へ変更します。

標準平板|20.8×29.5cm・3mm厚
シービージャパン atomico 解凍プレート M
シービージャパン atomico 解凍プレート M

20.8×29.5×0.3cm、445gのアルミ製平板です。約30cm幅を使えるため、少量用Sサイズより複数の切り身や柵を1層で並べる面積を増やせます。

向く人:釣果を数パックへ分けて同時に凍らせ、魚同士を重ねずプレートへ広く密着させたい人。冷凍庫に約30cmの奥行を確保できる家庭に合います。

注意点:食洗機対応ではなく手洗いです。冷凍室の空きが20cm台前半しかない場合は、小型Sへ下げないと引き出しが閉まらない可能性があります。

フチ付き皿型・3用途|杉山金属 解凍皿 Newクイッ君 KS-3181

冷凍専用の薄板を増やすより、解凍・急速冷凍・粗熱取りを同じ皿で使い回したい人にはNewクイッ君が適します。25×21.5×2.7cm・700gの皿型で、底面フィンが空気へ触れる金属面を増やし、フチが汁や結露を受ける構造だからです。

平板より高さと重量があるため、低い引き出しへ常設するより、棚の高さに余裕がありキッチンでも頻繁に使う家庭に向きます。収納の薄さを優先する場合は、3mm平板のKEYUCAまたはCB JAPANへ変更すると場所を取りません。

フチ付きフィン|25×21.5cm・700g
杉山金属 解凍皿 Newクイッ君 KS-3181
杉山金属 解凍皿 Newクイッ君 KS-3181

25×21.5×2.7cm、700gのアルミニウム合金製です。底面フィンを備え、メーカーは急速解凍・急速冷凍・粗熱取りの3用途を案内しています。

向く人:魚の冷凍だけでなく、解凍や料理の粗熱取りにも同じ道具を使い、薄型収納より皿型の安定とフチを優先する人。

注意点:高さ2.7cm・700gあるため、3mm平板より冷凍室と収納棚の場所を取ります。引き出しが浅い家庭では薄型へ変更します。

35本フィン・取っ手付き|IWANO 一発解凍プレート AWKSD

フィン構造とフチに加えて、重いプレートを持ち上げる取っ手まで欲しい人にはIWANOが適します。約25×21.5cm・約730gで、裏面35本のフィン、約1.5cmのフチ、両側の取っ手を備えるためです。

メーカーは、タコのぶつ切りなどをプレートへ載せて冷凍すれば早く冷凍できる用途も案内しています。約730gあるので、冷凍庫へ頻繁に出し入れする家庭では取っ手の利点が出ます。軽さと薄い収納を優先する場合は、280〜445gの3mm平板へ変更すると毎回の持ち運びを減らせます。

厚型フィン|35本・フチ・取っ手
IWANO 一発解凍プレート AWKSD
IWANO 一発解凍プレート AWKSD

約25×21.5cm、約730gのアルミニウム合金製です。裏面35本のフィン、約1.5cmのフチ、両側の取っ手を備え、冷凍・解凍・粗熱取りへ使えます。

向く人:厚型プレートを頻繁に持ち上げ、フィン構造・フチ・取っ手をまとめて使いたい人。700g台でも指を掛ける位置があるため冷凍庫から取り出す動作を行いやすくなります。

注意点:4商品の中では重く厚い側です。冷凍専用で毎回立てて収納するなら、3mm平板の方が保管スペースと重量を抑えられます。

釣った魚をアルミプレートで冷凍する手順

  1. 釣り場から低温を保って持ち帰る
    冷凍前の魚を常温へ長く置かず、氷や保冷剤で冷やして持ち帰ります。詳しい流れは釣った魚の持ち帰りと処理のしかたで確認できます。
  2. 保存する形まで下処理する
    内臓・エラなどを処理し、フィレ、切り身、柵など食べる単位へ分けます。厚い塊のままより、家庭冷凍で中心まで冷えやすくなります。
  3. 表面の水分を拭く
    キッチンペーパーで余分な水分を取り、ドリップや霜の原因を減らします。
  4. 1回分ずつ薄く包む
    ラップを密着させ、フリーザーバッグや真空袋へ入れて空気との接触を減らします。長めに保存する場合は魚保存向け真空パック機も候補です。
  5. プレートへ1層で並べる
    袋を積み重ねず、広い面をアルミへ接触させます。
  6. 冷凍庫の最も冷える設定・急速冷凍機能を使う
    冷蔵庫の取扱説明書に従い、急速冷凍機能があれば併用します。
  7. 完全に凍った後は保存場所を整理する
    凍った袋を立てるなどしてプレートを空け、次の冷凍へ使える状態に戻します。

生食する魚のアニサキス対策は「プレート」ではなく温度と時間で管理する

アルミプレートを使うと凍結を早める補助になりますが、アニサキス対策の温度・時間条件を保証する道具ではありません。厚生労働省と農林水産省は、アニサキス対策として−20℃で24時間以上の冷凍を案内しています。

一般的な家庭用冷凍室は通常−18℃程度です。農林水産省は家庭用冷凍室を「強」または「強め」に設定し、−20℃以下になることを確認したうえで、魚の中心まで完全に凍ってから24時間以上を目安にするよう案内しています。冷凍室が−20℃以下になることを確認できない場合は、「アルミトレーで早く凍ったから安全」と判断せず、生食を避けて十分に加熱する方が安全です。

普通のアルミバットでも代用できる?

冷凍庫へ入れられるアルミバットをすでに持っているなら、魚を薄く包み、1層で密着させる用途に使えます。また、冷凍庫にメーカー純正のアルミトレーと急凍機能が付いている場合も、まずその機能を使えば追加購入を避けられます。

専用プレートを追加する理由は、既存バットでは魚を並べる面積が足りない、溝やフチが欲しい、解凍・粗熱取りにも兼用したい、取っ手付きの厚型が欲しい、といった不満がある場合です。すでに持っている道具で必要な面積を確保できるなら、専用品を増やす必要はありません。

よくある質問

魚はアルミプレートへ直接置きますか?

保存する魚は、表面の水分を拭いてラップ・フリーザーバッグ・真空袋などで包んでから載せます。空気との接触と乾燥を抑え、プレートへ魚の汁が広がるのを防げるためです。袋の中でも魚を重ねず、広い面がプレートへ触れる向きにします。

プレートは冷凍庫で冷やしてから使いますか?

商品と冷凍庫の使い方に従いますが、魚を載せたプレートごと冷凍室へ入れて使える製品が今回の4候補です。冷凍庫の急速冷凍機能がある場合は、プレートと併用すると冷凍庫側の強い冷却も使えます。

小型Sと約30cm幅Mの境目はどこですか?

1〜2人分の切り身や柵を1〜2パックずつ凍らせ、冷凍庫の空きを残したいなら16×23cmのSが適します。設置面積が小さく、他の冷凍食品を置く場所を残せるためです。3パック以上を同日に処理する、または長めの切り身を横へ並べたい場合は20.8×29.5cmのMへ広げます。Sより横幅と奥行が増え、袋同士を重ねず1層でプレートへ密着させる面積を確保できるためです。

フィン付きなら平板より必ず速く凍りますか?

フィンは金属が空気へ触れる面積を増やす構造ですが、実際の凍結時間は冷凍庫の能力、魚の厚み、プレートとの接触、庫内温度、食品量でも変わります。魚を1層で置ける面積が足りない状態でフィン数だけを増やすより、まず冷凍庫へ収まる大きさと魚の接触面積を確保します。

家庭で冷凍した魚は長く保存できますか?

家庭での冷凍は、市販の急速凍結された冷凍食品と同じ品質保持を保証するものではありません。農林水産省はホームフリージングした食品について、品質低下が進みやすいため早めに使い切るよう案内しています。魚種、脂の量、下処理、包装状態でも変わるため、長期保存を前提にせず、冷凍日を記録して使います。

まとめ|冷凍庫へ入るサイズと1層で置ける面積から選ぶ

魚の冷凍に使うアルミプレートは、最初に冷凍室の空き寸法を測り、魚の袋を重ねずに置ける面積を決めます。少量ならKEYUCA S、複数パックならCB JAPAN M、皿型で3用途を兼用するならNewクイッ君、35本フィンと取っ手まで必要ならIWANOという分け方です。

使うときは魚の水分を拭き、1回分ずつ薄く包み、プレートへ密着させ、冷凍庫の急速冷凍機能があれば併用します。保存用品全体を見直す場合は釣り・魚料理の道具ガイドから、フリーザーバッグ・真空保存・冷蔵保存の道具へ進んでください。

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