冬の海釣りの服装・防寒対策|重ね着・防風・防水・足元を解説

冬の海釣りの服装・防寒対策のアイキャッチ画像

冬の海釣りでは、まず肌側で汗を処理するインナー、保温するミドルレイヤー、風と水を止めるアウターの3層を作ります。歩いて投げ続ける釣りは薄め、船や堤防で待つ時間が長い釣りは保温層を厚めにし、帽子・首・手・足は別に補います。

最初に全部を買い直す必要はありません。この記事では、活動量と釣り場から必要な服装を決め、インナー、ミドル、防寒アウター、グローブ、ソックス、ブーツ、カイロ、ライフジャケットまで、何を追加すればよいかを順番に確認します。風や波が強く、安全な操作ができない日は、防寒装備の性能に関係なく釣行を中止してください。詳しい安全判断は海釣りの安全ルールとマナーで確認できます。

目次

冬の海釣りの服装は「活動量」と「釣り場」で決める

同じ気温でも、ショアジギングのように歩いて投げ続ける釣りと、船上や堤防で長く待つ釣りでは必要な保温量が変わります。動く日は汗を残さないことを優先し、待つ日は空気を含む保温層を増やします。さらに、船では走行風としぶき、磯では足場と可動域、堤防では風と足元の冷えを優先します。

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場所・状況上半身の基本手・足元安全装備
堤防・釣り公園速乾肌着+フリース等の中間着+防風防水アウター全指または指を出せる防寒グローブ。平坦な足場は滑りにくいラジアル系を候補にする体格と釣り場に合うライフジャケット
速乾肌着+保温層+防風防水。長時間座る日は保温を厚めにする水が入りにくい防寒デッキブーツ。船宿の履物ルールも確認船で使用可能な桜マーク付き救命胴衣を確認
汗を逃がす肌着+動きやすい保温層+防風防水濡れた岩や凹凸に合う磯用ソール。一般的な長靴で代用しない動きを妨げない固型式等を釣り場条件に合わせて選ぶ

冬の服装は「寒いから厚くする」だけでは決めません。移動中に汗をかくなら1枚減らし、釣り座で体が冷えるならミドルを1枚足す、というように途中で調整できる組み合わせにします。

上半身と下半身は3層で調整する

ベースレイヤー|汗を残さない1枚を肌側に着る

肌に触れる1枚は、保温だけでなく汗処理を見ます。ランガンやルアー釣りでは吸放湿・速乾性のある薄め〜中厚手、船の待ち釣りや厳寒期は極厚手を候補にします。下半身も同じで、歩く量が多い日は蒸れにくいタイツ、座る時間が長い日は高保温タイプを選びます。

上半身ベース|動く釣り向けの汗冷え対策
シマノ IN-050X メリノウール アクティブウォーム インナーシャツ ブラック L
シマノ IN-050X メリノウール アクティブウォーム インナーシャツ ブラック L

メリノウール混のインナーシャツです。歩く・投げる・しゃくる動きが多い日に、汗を残しにくくしながら冷えを抑えやすい1枚です。

向く人:ショアジギング、エギング、堤防のランガンなど、体が温まりやすい釣りをする人。

注意点:厳寒期に待つ時間が長い日は、これ1枚では保温が足りないことがあります。ミドルやアウターで調整します。

上半身ベース|待ち釣り向けの高保温
ダイワ DU-3125S DANROTECH アンダーシャツ極厚手クルー ブラック M
ダイワ DU-3125S DANROTECH アンダーシャツ極厚手クルー ブラック M

極厚手のアンダーシャツです。船で座る時間が長い日や、朝夕の冷え込みが強い日など、まず体幹の保温を優先したいときに向きます。

向く人:カゴ釣り、胴付き仕掛け、船の待ち釣りなど、動く量が少ない人。

注意点:歩き回る釣りでは暑くなりやすいので、発汗量が多い日は薄めのベースへ切り替えます。

下半身インナー|動く釣り向けタイツ
シマノ IN-051X メリノウール アクティブウォーム インナータイツ ブラック M
シマノ IN-051X メリノウール アクティブウォーム インナータイツ ブラック M

メリノウール混のインナータイツです。足を動かす釣りでも蒸れすぎにくく、冷たい風で下半身が冷えるのを和らげます。

向く人:堤防やサーフで歩く距離があり、タイツで下半身を冷えから守りたい人。

注意点:真冬の船で座る時間が長い日は、パンツ側にも保温を足したほうが快適です。

下半身インナー|厳寒期の高保温タイツ
ダイワ DU-3325P DANROTECH アンダーパンツ極厚手 ブラック M
ダイワ DU-3325P DANROTECH アンダーパンツ極厚手 ブラック M

極厚手のアンダーパンツです。腰回り、太もも、膝周りの冷えが気になる日に使いやすく、座る時間の長い冬の船釣りとも相性があります。

向く人:風が強い日や、船上で下半身の冷えがつらい人。

注意点:締め付けの強い重ね履きは動きにくさや蒸れにつながるので、サイズと厚みの組み合わせを確認します。

ミドルレイヤー|動く日は薄く、待つ日は保温量を増やす

ミドルレイヤーは体温調整を担当します。キャストや移動が多い日は脇や腕が動かしやすい化繊中綿やスウェット系、待機時間が長い日はダウンなど保温量の高いものを候補にします。アウターを着た状態で肩・肘・膝が突っ張らない厚さを選びます。

ミドル上半身|動きやすさ重視
シマノ WJ-055Y アクティブインサレーション ジャケット ベージュ L
シマノ WJ-055Y アクティブインサレーション ジャケット ベージュ L

活動量の高い釣り向けの中綿ジャケットです。アウターの下に着ても腕を動かしやすく、寒いけれど厚着しすぎたくない日に向きます。

向く人:ルアー釣りや短時間の移動を繰り返す人。

注意点:長く座って待つ日は、より保温の強いミドルやアウターが向く場合があります。

ミドル上半身|待ち時間の長い日の高保温
シマノ WJ-012X テックダウン ジャケット オレンジ L
シマノ WJ-012X テックダウン ジャケット オレンジ L

保温性を重視したジャケットです。防寒アウターの内側に着て、朝まずめや夜間、船上の待機時の冷えを抑えたいときに役立ちます。

向く人:寒さに弱い人、真冬の朝夕にじっと待つことが多い人。

注意点:厚みが増えるので、上に着るアウターのサイズに余裕が必要です。

ミドル下半身|動きやすい保温パンツ
ダイワ DP-8025 DANROTECH スウェットパンツ グレー M
ダイワ DP-8025 DANROTECH スウェットパンツ グレー M

下半身の保温を足しながら動きやすさも確保しやすいパンツです。堤防や港で立ったりしゃがんだりする動きとも合わせやすいです。

向く人:下半身インナーだけでは寒いが、防寒着を厚くしすぎたくない人。

注意点:雨や波しぶきがある日は、これ単体ではなく外側に防風防水パンツを重ねます。

ミドル下半身|足腰をしっかり暖めたい人向け
シマノ WP-052X ハイブリッド ダウンパンツ リアルブラック L
シマノ WP-052X ハイブリッド ダウンパンツ リアルブラック L

保温性を高めたパンツです。座る時間が長い船釣りや、冷たい風を受け続ける日など、下半身の冷え対策を厚めにしたいときに向きます。

向く人:真冬の船や待ち釣りで、太ももから足先まで冷えやすい人。

注意点:厚手ソックスやブーツと組み合わせると全体が重くなるため、動きやすさとのバランスも見ます。

防寒アウター|風と水を止め、重ね着した状態で動けるものを選ぶ

外側は防風・防水と動きやすさを確認します。雨が降っていなくても、冬の海では風や波しぶきで体温を奪われます。防水透湿素材や中綿量の違いだけでなく、袖口、フード、パンツ裾、肩・膝の可動域まで見てください。雨用のシェルとの違いはフィッシングレインウェアの選び方で詳しく解説しています。

防寒アウター|堤防・船で使うバランス型
ダイワ DW-3525 RAINMAX ウインタースーツ ブラック XL
ダイワ DW-3525 RAINMAX ウインタースーツ ブラック XL

中綿入りのウインタースーツです。防風・防水・保温を1着でまとめられ、堤防や船で寒さを抑えながら腕や膝の動きも残したい人に向きます。

向く人:堤防と船の両方で使い、寒さと動きやすさのバランスを取りたい人。

注意点:暖かさを上げすぎると蒸れるので、中のベースとミドルの厚さも合わせて調整します。

防寒アウター|寒さ優先のハイロフト
ダイワ DW-3425 RAINMAX ハイロフトウインタースーツ ブラック XL
ダイワ DW-3425 RAINMAX ハイロフトウインタースーツ ブラック XL

標準モデルより保温性を高めたハイロフトタイプです。真冬の朝夕や、船上で風を受け続ける日など、より暖かさを重視したいときに向きます。

向く人:冷えに弱く、アウター自体の保温力をしっかり持たせたい人。

注意点:厚みが増えるぶん、動く釣りでは暑く感じることがあります。

防寒アウター|歩いて投げるショア向け
RBB オールウェザーウォームスーツ 7728 ブラック L
RBB オールウェザーウォームスーツ 7728 ブラック L

歩く・投げる動作が多いソルトゲーム向けの防寒スーツです。ショアで動き続けながら、風や冷えを抑えたい人に向きます。

向く人:ショアジギングやランガンなど、歩く・投げる動きが多い人。

注意点:保温重視の待ち釣りでは、より厚みのあるモデルが合うことがあります。

頭・首・手は「風を入れない」「濡れたら替える」

耳と首元は冷たい風が当たり続けやすいため、帽子やネックウォーマーで露出を減らします。ただし、フードやウォーマーで視界・聴覚を妨げるほど覆わず、周囲の波音や船上の合図を確認できる状態を保ちます。

頭部|つば付きで日差しも受けやすい
ダイワ DC-9324W つば付きニットキャップ ベージュ フリー
ダイワ DC-9324W つば付きニットキャップ ベージュ フリー

耳周りや頭部を冷えから守りつつ、つばで日差しも抑えやすいニットキャップです。冬の日中に眩しさが気になる堤防や船にも向きます。

向く人:帽子1つで保温と日差し対策を両立したい人。

注意点:強風の日は飛ばされにくいフィット感も確認します。

首元|隙間風を抑えるネックウォーマー
ダイワ DA-9725W DANROTECH ネックウォーマー ブラック フリー
ダイワ DA-9725W DANROTECH ネックウォーマー ブラック フリー

首元の隙間風を抑えるネックウォーマーです。ジャケットの襟元から冷たい風が入る人は、首を覆うだけでも冷え方が変わります。

向く人:まずは首元の冷えを減らしたい人。

注意点:厚すぎると顎周りが窮屈になるので、顔の動かしやすさも見ます。

首元・頭部|風を受けやすい日に便利
ダイワ DA-9425W STORMFLEECE フーディーウォーマー ブラック フリー
ダイワ DA-9425W STORMFLEECE フーディーウォーマー ブラック フリー

フーディー形状のウォーマーで、首だけでなく耳や頭周りまで冷たい風を抑えやすいタイプです。走行風を受ける船上や冬の朝まずめに向きます。

向く人:ネックウォーマーだけでは耳や頬が寒い人。

注意点:視界やフードとの干渉がないか、アウターと組み合わせて確認します。

冬用グローブは操作性と保温範囲で選ぶ

結束、スナップ交換、エサ付けが多いなら3本カット、指先の冷えを優先するならフルフィンガーを選びます。濡れたグローブは急に冷えるため、予備を防水袋へ入れておき、濡れたまま我慢して使い続けないようにします。タイプ差はフィッシンググローブの選び方でも確認できます。

手元|操作しやすい3本カット
ダイワ DG-6525W 防寒ゲームグローブ 3本カット ブラック L
ダイワ DG-6525W 防寒ゲームグローブ 3本カット ブラック L

3本カットで指先作業をしやすい防寒グローブです。ルアー交換、結び直し、エサ付けなどを素手に近い感覚で行いやすいのが強みです。

向く人:細かな作業が多く、操作性を落としたくない人。

注意点:露出する指先は冷えやすいので、予備グローブやカイロとの併用も考えます。

手元|保温とグリップのバランス
シマノ 03 ダブル クロロプレン グローブ 3 GL-051Y グレー S
シマノ 03 ダブル クロロプレン グローブ 3 GL-051Y グレー S

クロロプレンを使った3本指ぬきタイプで、保温とグリップを両立しやすいグローブです。手首まで覆いやすいのも冬向きです。

向く人:防寒しつつロッド操作の滑りにくさも重視したい人。

注意点:完全なフルフィンガーではないため、厳寒時は指先の冷えに注意します。

手元|指先まで覆うフルフィンガー
Abu Garcia Long Cuffs Full Finger NP Glove ブラック L
Abu Garcia Long Cuffs Full Finger NP Glove ブラック L

指先まで覆うネオプレン系グローブです。風やしぶきが当たりやすい日でも手全体を守りやすく、船釣りとも相性があります。

向く人:指先の冷えがつらく、まず暖かさを優先したい人。

注意点:細かな結び作業はやりにくくなるので、必要なら一時的に外して対応します。

足元は保温より先に釣り場へ合うソールを決める

冬は足先の冷えが強く出ますが、先に決めるのは靴底です。平坦な堤防、船の甲板、濡れた磯では必要なグリップが違います。厚手ソックスを履く場合は、つま先が圧迫されないサイズも確認してください。ソックスを何枚も重ねてブーツ内が窮屈になると、足指を動かしにくくなります。

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ソール・タイプ主に向く場所冬に見るポイント避けたい使い方
ラジアル系比較的平坦な堤防・岸壁など防水性、屈曲性、厚手ソックスを履いたときのサイズ濡れた磯や海藻のある岩場へ安易に流用
船用デッキソール船の甲板濡れたデッキでのグリップ、防水、足裏の保温磯用ソールの代わりとして使う
ピンフェルト/カットラバーピンフェルト磯・渡船を伴う岩場など岩質・濡れへの適合、足首の保持、冬用ソックス込みのサイズ平坦な床まで含めて場所を問わず兼用する

堤防や船のブーツと磯用フットウェアは兼用前提にしません。場所別の靴底はフィッシングシューズ・ブーツの選び方で確認できます。

足元ベース|厚手ロングソックス
ダイワ DS-3025R DANROTECH ソックス(ロング) ブラック FREE
ダイワ DS-3025R DANROTECH ソックス(ロング) ブラック FREE

長めで暖かい防寒ソックスです。ブーツの内側で足首周りまで覆えるため、冬の堤防や船で足首からふくらはぎが冷える人に向きます。

向く人:足首からふくらはぎの冷えも気になる人。

注意点:何枚も重ね履きするより、1枚の暖かいソックスでサイズを合わせたほうが動きやすいです。

足元ベース|ブーツ内の保温を足すウォームソックス
シマノ SC-011V アングラーサポート ウォーム ソックス 中丸 ブラック M
シマノ SC-011V アングラーサポート ウォーム ソックス 中丸 ブラック M

足裏や足先の冷えを抑えたいときに履くウォームソックスです。すでに防寒ブーツを持っていても足先が冷える人に向きます。

向く人:ブーツはあるが、足先の冷えが残る人。

注意点:厚すぎてブーツが窮屈になると逆に冷えやすいので、サイズ感を優先します。

ブーツ・ショア|冬の堤防向け
mazume ウインターブーツ MZRB-806 ブラック M
mazume ウインターブーツ MZRB-806 ブラック M

ショア寄りの冬用ブーツです。堤防や岸壁で足元を暖かく保ちやすく、冬用ソックスと合わせてショアの冷え対策をまとめやすいです。

向く人:平坦な足場の堤防や港で、防寒ブーツを使いたい人。

注意点:磯用ソールではないため、磯へ流用しません。

ブーツ・船|防寒デッキブーツ
シマノ スーパーサーマルデッキブーツ FB-370Y グレー L
シマノ スーパーサーマルデッキブーツ FB-370Y グレー L

完全防水の防寒デッキブーツです。波しぶきや冷たい甲板に対応しやすく、冬の船釣りで足先と足裏をまとめて守りやすいです。

向く人:冬のオフショア(船)で足元の冷えに悩みやすい人。

注意点:船用デッキソールです。堤防や磯と共用せず、船宿の履物ルールも確認します。

釣り場別|堤防・船・磯で冬服を変える

堤防・釣り公園

平坦な場所でも海側から風を受け続けます。移動中は薄めのミドル、釣り座で止まる時間が長くなったら1枚足す構成にします。足元は濡れたコンクリートや水たまりを想定し、釣り場に合うラジアル系などを選びます。場所選びと安全は初心者向け堤防釣り完全ガイドも確認してください。

走行中の風、波しぶき、冷たい甲板への接触で、上半身だけでなく下半身と足裏も冷えます。タイツ、保温パンツ、防寒デッキブーツまで含めて組み、船宿が指定する履物と救命胴衣の条件を予約時に確認します。初回乗船の準備は初心者向け船釣り完全ガイドへつなげています。

磯では保温量より、濡れた岩や凹凸へ対応する靴底と動きやすさを優先します。磯歩きで汗をかいたらミドルを脱ぎ、釣り座で止まったら着直します。波が上がる、退路が濡れる、足場が安定しない状況では服装を足して続行せず撤収します。安全条件は磯釣り完全ガイドで確認できます。

手持ち装備も「役割」と「場所」が合うか確認する

すでにレインウェアやブーツ、ライフジャケットを持っている場合は、買い直す前に用途が合っているかを確認します。以下は装備例です。商品名だけでなく、外層・手・足元・救命具のどの役割を担うかを見てください。

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商品役割主に向く条件購入前に確認する点
ダイワ DR-3625 RAINMAX レインスーツ外層堤防・船などで風雨と波しぶきを抑えたい冬の重ね着込みのサイズ、袖口・裾の動き
ダイワ DG-2025W クロロプレン防水グローブ指先まで覆って保温を優先したい完全防水ではない点、針結びなど細かな操作との相性
ダイワ FB-2351-T足元・堤防平坦な堤防・岸壁で防水ブーツを使いたいラジアルソールが行く場所に合うか、サイズ
シマノ FB-370Y足元・船冬の船で足裏の冷えと水濡れを抑えたいデッキソールであること、厚手ソックス時のサイズ
シマノ FB-022W足元・磯磯・渡船でピンフェルト系ソールが必要現地の岩質・足場との相性、サイズ
ダイワ DF-2021ライフジャケット・船TYPE-Aの肩掛け膨張式を使いたい冬服の上からフィットするか、使用前点検
シマノ VF-024Uライフジャケット・ショア固型式と収納力を両立したい裾囲・冬服との干渉、釣り場に必要な規格

ライフジャケットは冬服を着た状態で調整する

冬はミドルとアウターで胴回りが厚くなるため、実際の冬服を着た状態でベルトや裾回りを調整します。船では、国土交通省の安全基準に適合した桜マーク付き救命胴衣を使い、乗る船・航行区域に必要なタイプを船宿へ確認してください。TYPE-Aは、すべての小型船舶に法定備品として搭載できる区分です。

膨張式は使用前にボンベ、作動部、手動用作動索などを確認します。点検や交換部品の選び方は膨張式ライフジャケットの交換ボンベ・点検方法、大人向けのタイプ選びは釣り用ライフジャケットの選び方で確認できます。

安全・船|TYPE-A膨張式
ダイワ DF-2724 インフレータブルライフジャケット ディープネイビー フリー
ダイワ DF-2724 インフレータブルライフジャケット ディープネイビー フリー

TYPE-Aの膨張式ライフジャケットです。腰巻き型なので冬服の上でも上半身を動かしやすく、TYPE-Aはすべての航行区域で使用できる区分です。実際の乗船条件は船宿にも確認してください。

向く人:乗合船やプレジャーボートで、TYPE-Aの適合品を用意したい人。

注意点:乗船する船の条件を確認し、冬服を着た状態でベルト長を再調整します。ボンベやセンサーの点検も必要です。

安全・ショア|固型式ゲームベスト
シマノ ゲームベスト VF-024U リアルブラック フリー
シマノ ゲームベスト VF-024U リアルブラック フリー

ショアのルアー釣り向けの固型式ゲームベストです。浮力体と収納ポケットを一体で使えるため、ルアーや小物を身につけて移動できます。

向く人:堤防やサーフで、収納付きの固型式ベストを使いたい人。

注意点:冬服で胴回りが増えるため、アウターの上からフィットを確認します。購入時は型番VF-024Uを確認してください。

カイロと予備衣類は最後の補助にする

カイロはインナー・ミドル・アウターを整えたうえで、寒さが残る部位へ補助的に使います。肌へ直接当てず、同じ場所を長時間温め続けません。違和感や熱さを感じたら使用を中止し、靴・靴下用カイロは指定された用途で使います。

補助防寒|貼るカイロ
アイリスオーヤマ ぽかぽか家族 貼るレギュラー 30個入り PKN-30HR
アイリスオーヤマ ぽかぽか家族 貼るレギュラー 30個入り PKN-30HR

背中やお腹など、冬装備でまだ寒さが残る部位を補助的に温めやすい貼るカイロです。服装全体を整えたうえで使うと効果的です。

向く人:釣り座でじっとしている時間が長く、体幹の冷えがつらい人。

注意点:低温やけどを避けるため、肌に直接貼らず、同じ場所を長時間温め続けないようにします。

補助防寒|靴専用カイロ
アイリスオーヤマ ぽかぽか家族 貼るくつ下用 15足入り PKN-15HK
アイリスオーヤマ ぽかぽか家族 貼るくつ下用 15足入り PKN-15HK

足先を温める靴下用カイロです。冬用ソックスとブーツを履いても足指の冷たさが残るときに使います。

向く人:足先が特に冷えやすい人。

注意点:通常の貼るカイロを靴へ代用せず、必ず靴下用を使います。圧迫感や熱さを感じたらすぐ外します。

予備として効果が大きいのは、乾いたインナー、ソックス、グローブです。雨やしぶきで濡れたら交換できるよう、防水袋へ入れて持ちます。濡れた服のまま体が震える、指先の感覚が落ちる、仕掛けやナイフを安全に扱えない状態になったら、装備を足すより先に釣りを終えて暖かい場所へ移動してください。

買う順番は「安全→足元とアウター→インナー→末端→補助防寒」

初めて冬装備をそろえるなら、最初にライフジャケットと釣り場に合う靴を用意します。次に風と水を止めるアウター、汗冷えを抑えるベース、活動量に合うミドルをそろえます。最後に帽子・首・グローブ・ソックスを追加し、寒さが残る場合だけカイロを使います。

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役割候補向く条件購入前に見る点
ベースシマノ IN-050X歩行・キャストが多く汗をかきやすい肌着としてのフィット、活動量に合う厚さ
ミドルシマノ WJ-055Yランガン・ルアー・ジギングなど高活動量上にアウターを着たときの腕回り
アウターダイワ DW-3525堤防・船で防寒と防風防水をまとめたい重ね着時の肩・膝の動き、暑くなったときの調整
ダイワ DG-6525W結束・スナップ交換など細かな操作が多い露出する指先の冷え、予備グローブ
足元・ショアmazume MZRB-806冬の堤防・岸壁磯へ流用しない、冬用ソックス込みのサイズ
足元・船シマノ FB-370Y冬の船で足裏の冷えと水濡れを抑えたい船宿の履物ルール、厚手ソックス込みのサイズ
安全・船ダイワ DF-2724TYPE-A腰巻き膨張式を使う船釣り乗船条件、冬服の上でのベルト調整、点検
安全・ショアシマノ VF-024U固型式と収納を一体で使うショアのルアー釣り冬服の上でのフィット、購入時の型番確認
  • 歩いて投げる釣り:汗を逃がすベース+薄めのミドル+防風防水アウター。
  • 堤防で待つ釣り:高保温ベースやタイツを足し、停止時間にミドルを追加。
  • 冬の船:下半身の保温、防寒デッキブーツ、乗船条件に合うライフジャケットを優先。
  • 磯:保温より先に磯用の足元と可動域を確保し、移動で汗をかいたら脱ぎ着して調整。

よくある質問

普段着のダウンだけでも冬の海釣りはできますか?

晴天で短時間なら使える場面はありますが、海では風やしぶきを受けます。ダウンをミドルに使う場合は、外側へ釣り場に合う防風・防水層を重ね、濡らさない前提で使います。

何枚重ねれば暖かいですか?

枚数では決めません。動いて汗をかくならミドルを減らし、待つ時間が長く体幹や脚が冷えるなら保温層を足します。厚くしすぎて肩や膝が動かない、ブーツ内が圧迫される状態は避けます。

防寒ウェアが高性能なら強風や高波でも釣れますか?

ウェア性能は釣行継続の許可にはなりません。姿勢を保ちにくい、仕掛けを安全に投げられない、波が釣り座へ上がる、雷が近づくなどの状況では撤収します。

まとめ|冬の海釣りは全身を役割で組み合わせる

冬の海釣りでは、ベースで汗を処理し、ミドルで保温量を調整し、アウターで風と水を止めるのが中心です。そこへ帽子・首・グローブ・ソックスを足し、堤防・船・磯に合う靴とライフジャケットを組み合わせます。

最初に買うのは安全装備と足元、その次にアウターです。寒さが残る場所を確認してから、インナー、ミドル、末端防寒、カイロを追加してください。体が冷えて安全な操作ができなくなる前に終了することまで含めて、冬の釣行準備です。

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