はじめに|釣り人だからこそ味わえる骨せんべいの魅力
海釣りでアナゴが釣れたとき、身の料理ばかりに目が行きがちですが…実は骨も最高のごちそうになります✨ その代表格が「骨せんべい」です。
骨せんべいは、アナゴの骨を香ばしく揚げたおつまみで、パリッと軽い食感と、じんわり広がる海の香りが魅力。特に釣ったばかりのアナゴは鮮度抜群なので、骨まで美味しく活用できます。
一般的に骨せんべいといえばウナギや小魚のものを思い浮かべる方も多いですが、アナゴの骨せんべいは脂の香りと旨味が格別。居酒屋でもなかなかお目にかかれない逸品で、自宅で作れば贅沢感が倍増します。
アナゴの骨せんべいに必要な材料
- アナゴの骨…1匹分〜(捌いたときに出たもの)
- 塩…少々
- 片栗粉(または薄力粉)…適量
- 揚げ油…適量(サラダ油・米油など)
- お好みで青のりや七味唐辛子
💡ポイント:新鮮な骨ほど風味が良く、揚げたときに香りが際立ちます。できるだけ捌いたその日に調理するのがおすすめです。
下処理の重要性と手順
骨せんべい作りで最も大事なのは下処理です。特にアナゴは泥底に住む魚のため、骨にも独特の匂いが残っていることがあります。しっかり下処理をすることで、臭みのない香ばしい骨せんべいができます。
- 骨を洗う:流水で骨をこすりながら洗い、血やヌメリを取ります。
- 湯通し:沸騰したお湯に骨を入れ、10〜20秒程度茹でます。表面の脂や臭み成分が取れ、骨が白くなります。
- 水切り:ザルに上げて水気を切り、キッチンペーパーでしっかり拭き取ります。
この工程を省くと、揚げたときに臭みや油の酸化臭が出やすくなるので必ず行いましょう。
骨せんべいの揚げ方|パリパリに仕上げるコツ
- 下処理した骨に軽く塩を振る。
- 片栗粉を薄くまぶす。粉が多すぎると衣感が強くなり、骨の軽い食感が損なわれます。
- 油を160℃に温め、骨を投入。
- 低温でじっくり3〜4分揚げる。泡が少なくなってきたら取り出すサイン。
- 網やキッチンペーパーで余分な油を切る。
🔥揚げ方のポイント:高温で一気に揚げると骨の中まで水分が抜けず、しんなりしてしまいます。最初は低温で水分を飛ばし、最後に温度を上げて仕上げる二段階揚げもおすすめ。
おすすめアレンジ
- 青のりをまぶして磯の香りUP
- 七味唐辛子でピリ辛風味
- カレー粉をまぶしてビールのお供に
- 甘辛ダレに絡めてみたらし風骨せんべい
失敗しやすいポイントと対策
失敗例1:油はねが激しい → 水分をしっかり拭き取ってから揚げる。
失敗例2:焦げる → 低温からスタートし、様子を見ながら火加減を調整。
失敗例3:生臭い → 下処理(湯通し)を省かない。
保存方法と美味しさを保つコツ
骨せんべいは揚げたてが最高ですが、余った場合は密閉容器に入れて常温保存で1〜2日。湿気ると食感が落ちるので、食べる直前にトースターで1〜2分温めるとパリパリ感が復活します。
活用アイデア
- 細かく砕いてご飯に混ぜ込み「骨せんべいふりかけ」に
- サラダや冷奴のトッピングに
- 砕いてお茶漬けの具に
まとめ|骨まで味わう釣り人の贅沢
釣ったアナゴの骨は、普段なら捨てられてしまう部位ですが、ひと手間加えれば絶品おつまみに変身します。カルシウムたっぷりで健康にも良く、食感も香ばしさも格別。
次にアナゴを釣った際は、ぜひ骨せんべい作りにも挑戦してみてください。釣り人だからこそ味わえる、特別な美味しさにきっとハマりますよ😊
🐟 骨まで楽しむ、それが釣り人の醍醐味!🐟
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