ロッドホルダー付きバッカンおすすめ・選び方|船・堤防での収納と仮置きを比較

ロッドホルダー付きバッカンのアイキャッチ画像

ロッドホルダー付きバッカンは、竿の仮置き本数と持ち歩く荷物量から選ぶのがおすすめです。堤防でルアーケースや小物だけを持って動くなら30cm級・2本保持、仕掛けケースや予備リールまでまとめるなら36〜40cm級、複数タックルを使い分けるなら4本保持、船上で使うならフタ・底面・インナーケースまで確認します。

今回比較する5モデルのうち4モデルはロッドホルダー/ロッドレストを標準装備し、1モデルは別売ロッドスタンドを追加する拡張型です。最初から竿を立てたい人と、必要な機能だけ後付けしたい人を分けて選べるようにしています。

先に結論

  • 荷物を絞って堤防を歩く:メジャークラフト MTB-30/BK
  • 40cm級でシンプルに2本立てる:PRO MARINE AEH403-40
  • 36cm級を後付けパーツで拡張する:ダイワ VS タックルバッグ S36(A)
  • 竿を3〜4本使い分ける:シマノ BK-024W 27L
  • 船上でフタ・上段収納・底面を重視する:シマノ BK-007T 27L

なお、ここで扱うのは主に釣具を収納し、竿を一時的に立てるためのバッグです。釣った魚を水中で一時保管したい場合は用途が異なるため、キーパーバッカンの選び方を確認してください。バッカン全体のサイズや基本タイプから見直したい場合は、バッカンの選び方・おすすめ完全ガイドも参考になります。

目次

ロッドホルダー付きバッカンの選び方

最初に「2本で足りるか、4本必要か」を決める

ロッドホルダーは、本数が多いほどよいわけではありません。メインロッド1本と予備1本を持つ堤防釣りなら、2本分あれば仕掛け交換やルアー交換のときに竿を地面へ寝かせずに済みます。ライトゲームやエギングなど、移動しながら1〜2本を使うなら2本保持を優先してください。

一方、サビキと投げ釣りを切り替える、複数のルアータックルを持ち込むなど、3本以上を釣り座で使い分けるなら4本レストが候補です。ホルダーが増えるとバッグ側面の張り出しも増えるため、狭い船内や通路では置き場所まで確認します。

堤防を歩くなら30cm級、釣り座を決めるなら36〜40cm級

荷物を絞ったランガンでは、バッグ自体を大きくしすぎないことが重要です。MTB-30/BKは約33×26×25cmで、30サイズは手持ちベルト仕様です。ワーム、ジグヘッド、プライヤー、予備リーダーなどを中心に持つ釣りなら、この程度の外寸から検討できます。

仕掛けケース、予備リール、飲み物、小物ポーチまで同じバッグにまとめるなら36〜40cm級へ広げます。40cm級は収納量を確保しやすい反面、満載時の重量も増えるため、長距離を歩く場合は釣り用リュック・タックルバッグへ荷物を分散する方法もあります。

船では「フタ」「底」「上段収納」を見る

船上では、単純な容量だけでなく、濡れたデッキに置いたときの底面と、仕掛け交換中に小物へアクセスしやすいフタ周りを確認します。ハード成型フタやインナーケースがあるモデルなら、よく使う仕掛けやハサミを上段へ分けられます。バッグを通路へはみ出させず、乗船前に釣り座の荷物スペースも確認してください。船釣り全体の準備は初心者向け船釣り完全ガイドで整理できます。

付属型か、別売ロッドスタンドを付ける拡張型か

購入後すぐロッドを立てたいなら、ホルダーが最初から付属するモデルを選びます。必要な本数や配置を後から変えたい場合は、対応パーツを追加できるバッグも候補です。ダイワ VS タックルバッグ S36(A)は本体にロッドスタンドが付属しませんが、別売のVSロッドスタンド(A)を装着できます。ロッドスタンド(A)は短め・軽量ロッド向けとされているため、長い磯竿や重量のあるタックルを固定する用途には使わないでください。

ロッドホルダーは固定装置ではなく「一時置き」として使う

ロッドを差した状態では重心が高くなります。バッグの中身が軽いとき、強風時、重いリールを付けた長いロッドを差したときは倒れる可能性があります。竿を立てたままその場を離れず、実際のタックルを差した状態で転倒しないか確認してください。移動するときは竿先を頭上の障害物へぶつけないよう、ロッドをホルダーへ差したまま長距離を歩かないのが安全です。

ロッドホルダー付き・対応バッカン5モデルを比較

スマホでは横にスクロールできます。外寸はメーカー表記を基準にし、容量表記がない製品は無理にL換算していません。

商品外寸・容量ロッド保持持ち運び・構造おすすめの使い方
メジャークラフト MTB-30/BK約33×26×25cm2本・付属手持ちベルト堤防ランガン・ライトゲーム
PRO MARINE AEH403-4026×40×30cm2本・付属ハードEVA成型40cm級で収納量を確保
ダイワ VS タックルバッグ S36(A)約27×39×27cm別売で追加ハードかぶせブタ・ショルダー後付け拡張・船/堤防
シマノ BK-024W ブラック 27L約27.5×43×27.5cm4本・付属27L・約2.2kg複数タックルの仮置き
シマノ BK-007T グレー 27L30×45×30cm2本・付属ハード成型フタ・インナーケース船上の収納と仮置き

最初の1個として最も大切なのは、容量の大きさより自分が普段持つ竿の本数と移動距離に合っていることです。堤防を歩くなら小型、釣り座を固定するなら収納量、船ならフタと底面を優先してください。

おすすめのロッドホルダー付き・対応バッカン

メジャークラフト タックルバッグ30 MTB-30/BK|荷物を絞るランガン向け

約33×26×25cmの30サイズで、ロッドホルダー2個とプライヤーホルダーを備えています。30サイズは肩掛けではなく手持ちベルト仕様なので、駐車場所から近い堤防でポイントを小刻みに移動し、必要なルアーや小物だけを持つ使い方に合います。

30cm級|2本保持・ランガン
メジャークラフト タックルバッグ30 ブラック MTB-30/BK
メジャークラフト タックルバッグ30 ブラック MTB-30/BK

ロッド2本を一時置きしながら、ライトゲーム用ケースや小物をコンパクトにまとめたい人向けです。プライヤーをバッグ外側へ差せるため、ラインカットやフック交換のたびに中を探す手間も減らせます。

向く人:アジング・メバリングなどで荷物を絞り、堤防内を何度も移動する人。

注意点:30サイズは手持ちベルト仕様です。荷物が増えて重くなる釣りや長い徒歩移動では、肩掛けできる大きめバッグやリュックのほうが負担を分散できます。

PRO MARINE EVAハードバッカンDX AEH403-40|40cm級を手頃にまとめたい

AEH403-40は260×400×300mmの40cm規格で、ハードEVA成型ボディと簡易ロッドスタンド2本を備えます。30cm級では仕掛けケースや予備品が入りきらないものの、4本レストまでは必要ない人に合う構成です。

40cm級|2本保持・シンプル構成
PRO MARINE EVAハードバッカンDX AEH403-40(ロッドスタンド付)
PRO MARINE EVAハードバッカンDX AEH403-40(ロッドスタンド付)

40cmの収納スペースと2本分のロッドスタンドを一体で確保できます。堤防のサビキ、フカセ、ルアー釣りなどで、ケース類と小物をひとまとめにして釣り座へ置く使い方に向きます。

向く人:30cm級では荷物が収まらず、2本分の仮置きがあれば十分な人。

注意点:40cm級は中身を増やすほど持ち運び重量も増えます。長い距離を歩く釣りでは、入れる道具を絞るか運搬方法も合わせて考えてください。

ダイワ VS タックルバッグ S36(A)|別売スタンドで必要な機能だけ追加

S36(A)ブラックは約27×39×27cmのEVA製セミハードバッグで、ハードかぶせブタとショルダーベルトを備えます。本体だけではロッドホルダー付きではありませんが、別売のVSロッドスタンド(A)などVSパーツを追加できるため、「まず収納バッグとして使い、必要なら竿置きを足す」という選び方ができます。

36cm級|別売ロッドスタンドで拡張
ダイワ VS タックルバッグ S36(A) ブラック
ダイワ VS タックルバッグ S36(A) ブラック

約27×39×27cmの36cm級セミハードバッグです。雨・水しぶきが入りにくいかぶせブタを備え、ショルダーで運べます。ロッド保持は別売VSロッドスタンド(A)を追加する前提です。

向く人:ロッドホルダーの本数を最初から固定せず、バッグ本体の収納性と船上でのフタ構造を優先したい人。

注意点:ロッドスタンドは別売です。VSロッドスタンド(A)は短い・軽量ロッド向けなので、使用するロッドの長さ・重量・元径を確認してください。

シマノ BK-024W ブラック 27L|4本を仮置きしたい人向け

BK-024Wのブラック27Lは約27.5×43×27.5cm、約2.2kgで、ロッドレストを4か所に配置したハードタイプです。メインと予備だけでなく、釣り方やルアー重量に合わせて複数タックルを使い分ける場面で、竿を地面へ並べずに一時置きできます。

27L|4本保持・複数タックル
シマノ ロッドレスト タックルバッグ(レスト4/ハードタイプ) BK-024W ブラック 27L
シマノ ロッドレスト タックルバッグ(レスト4/ハードタイプ) BK-024W ブラック 27L

4か所のロッドレストと27L容量を組み合わせたモデルです。手持ちとショルダーの両方で運べるため、釣り座へ運んだ後に複数本を立てて使い分ける用途に向きます。

向く人:サビキ+投げ、複数のルアーロッドなど、3〜4本を釣り座で切り替える人。

注意点:4本すべてにロッドを差すほど重心が高くなります。風がある日やバッグ内の荷物が少ない状態では、転倒しないか1本ずつ確認して使ってください。

シマノ BK-007T グレー 27L|船上の収納と仮置きを優先

BK-007Tグレー27Lは外寸30×45×30cm、インナーケース42×27×8cmで、ロッドレスト2個、ハード成型フタ、底ラバーを備えます。船上で頻繁に使う仕掛けや小物をインナーケースへ分け、本体側に予備品を入れる構成を作りやすいモデルです。

船上27L|2本保持・ハード成型フタ
シマノ ロッドレスト ボートバッグ(ハードタイプ) BK-007T グレー 27L
シマノ ロッドレスト ボートバッグ(ハードタイプ) BK-007T グレー 27L

船釣りで必要な仕掛けやケースをまとめつつ、2本のロッドを一時置きできます。インナーケースを上段収納として使えるため、交換頻度の高い小物と予備品を分けて持ち込めます。

向く人:オフショア(船)で27L前後の収納量、2本の仮置き、フタと底面の構造を重視する人。

注意点:27L・外寸45cm級なので、乗合船では自分の釣り座のスペースを確認してください。バッグやロッドが通路をふさがない位置へ置きます。

堤防・船でどれを選ぶ?

堤防ランガンならMTB-30/BK

ルアーケース数個、リーダー、プライヤーなどに荷物を絞るなら、30cm級のMTB-30/BKが第一候補です。ロッド2本を仮置きでき、バッグを大型化せずに移動できます。堤防釣りを始めたばかりで、釣り場での安全や基本装備も確認したい場合は初心者向け堤防釣り完全ガイドも合わせて確認してください。

堤防で収納量を優先するならAEH403-40、複数本ならBK-024W

釣り座を決めてケースや予備品をまとめるなら40cm級のAEH403-40、竿を3〜4本使い分けるならBK-024W 27Lが向きます。竿立てよりも硬い箱の保護性や仕切り収納を優先する場合は、ロッドホルダー対応タックルボックスも比較してください。

船ではBK-007T、後付けカスタムならVS S36(A)

船上で小物を上段へ分けたいなら、ハード成型フタとインナーケースを備えるBK-007T 27Lが候補です。必要なロッドスタンド数を後から決めたいなら、VSパーツに対応するダイワ S36(A)を選び、使うロッドに合うスタンドを追加します。

購入前に確認したい3点

  • ロッドの本数:1〜2本なら2本保持、3〜4本を使い分けるなら4本保持を選ぶ。
  • 外寸と運搬:30cm級は荷物を絞る移動型、36〜40cm級・27Lは釣り座へ置く荷物量を基準にする。
  • ホルダーの使い方:固定具ではなく仮置きとして使い、強風・軽い空バッグ・重い長尺ロッドでは転倒を確認する。

ロッドホルダー付きバッカンは、「大きいものを買えば全部入る」で決めるより、普段使う竿の本数と移動距離を先に決めると無駄がありません。荷物を絞るならMTB-30/BK、40cm級の収納ならAEH403-40、後付け拡張ならVS S36(A)、4本保持ならBK-024W、船上収納ならBK-007Tという順に、自分の使い方へ当てはめて選んでください。

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