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はじめに|洋風で味わうヒラメの魅力
🐟 ヒラメといえば和食のイメージが強いですが、実は洋風のバターソテー(ムニエル)にしても絶品です。バターの香りとヒラメの上品な旨味が合わさり、外は香ばしく中はふっくらとした食感に仕上がります。特別な日のメインディッシュにもぴったりな一皿です。
今回は、釣ったばかりの新鮮なヒラメや鮮魚店で手に入れたヒラメを使い、家庭でもレストランのような仕上がりにするコツをご紹介します。
下処理と切り身の準備
ムニエルの場合も、下処理は和食と同じく丁寧に行うことで臭みを防ぎ、仕上がりが格段に良くなります。
- ウロコ取り:皮付きで焼く場合は特に丁寧に落とす。ウロコが残ると口当たりが悪くなる。
- 5枚おろし:平たい体を背側・腹側からおろし、骨に沿って切り分ける。
- 皮を残すか外すか:パリッと焼きたい場合は皮付きのまま、柔らかい仕上がりにしたい場合は皮を外す。
切り身の下味
- 塩:軽く全体に振って下味を付ける。
- こしょう:白こしょうを使うと香りが上品。
- 臭み消し:レモン汁を少量ふるのもおすすめ。
小麦粉をまぶす理由
小麦粉を薄くまぶすことで、表面が香ばしく焼き上がり、旨味を閉じ込めることができます。余分な粉は軽くはたいて落としましょう。
バターソテー(ムニエル)の基本手順
- フライパンにバターとサラダ油を半々で熱する(焦げ防止)。
- 中火でヒラメを皮目から焼き、動かさずに2〜3分焼き色を付ける。
- 裏返して弱火にし、さらに2〜3分焼く。
- 最後にバターを追加し、全体に回しかけながら香りを移す。
付け合わせの工夫
- 彩り野菜:アスパラ、ミニトマト、パプリカなどをソテー。
- ポテトピューレ:バターソテーの濃厚さをマイルドに。
- レモン:仕上げに絞って爽やかな酸味をプラス。
ソースバリエーション
- レモンバターソース:バターとレモン汁を混ぜるシンプルなソース。
- ホワイトソース:牛乳・バター・小麦粉で作り、まろやかに。
- バルサミコソース:バルサミコ酢を煮詰めて甘酸っぱく。
香ばしさを引き立てるコツ
バターは最後に追加して香りを逃さないようにすることが重要です。焦がしバターにしても香ばしさが増しますが、焦げすぎには注意。
保存と温め直し
- 冷蔵:焼いた後は粗熱を取ってからラップし、翌日まで。
- 冷凍:小分けして冷凍可。自然解凍後、フライパンで軽く温める。
盛り付けと器
白い皿に盛るとバターの黄金色と付け合わせの彩りが引き立ちます。ソースは全体にかけず、下に敷くようにするとプロっぽい見た目に。
栄養面
- 高タンパク低脂肪でヘルシー。
- バターによる脂質補給でエネルギー源としても優秀。
- ビタミンA・Dが豊富で骨や肌の健康維持に効果的。
まとめ
ヒラメのバターソテー(ムニエル)は、外は香ばしく中はふっくらとした絶品料理です。下味・粉付け・焼き方の3つのポイントを押さえれば、家庭でも本格的な味を再現できます。
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