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はじめに|サヨリ南蛮漬けの魅力
🎣 釣ったサヨリを長く美味しく楽しむなら、南蛮漬けが断然おすすめです。
揚げたてのサヨリを甘酸っぱい南蛮酢に漬け込むことで、翌日以降も味がなじみ、冷やしても美味しくいただけます。
夏はさっぱり、冬は温かいままでも楽しめる万能料理で、作り置きにも最適です。
南蛮漬けに合うサヨリのサイズ
南蛮漬けには小型〜中型のサヨリが最適です。
そのまま丸揚げにできるサイズなら骨も柔らかく、頭から尻尾まで食べられます。大型の場合は三枚おろしにしてから使います。
鮮度管理
- 釣った直後に血抜きをして氷水で冷やす
- 皮や身を傷つけないよう優しく扱う
- 帰宅後はすぐに下処理を開始する
必要な材料(3〜4人分)
- サヨリ … 8〜10尾(小型)または4〜6尾(中型)
- 薄力粉 … 適量
- 揚げ油 … 適量
- 玉ねぎ … 1個(薄切り)
- にんじん … 1/2本(千切り)
- ピーマン … 1個(千切り)
南蛮酢の材料
- 酢 … 100ml
- 醤油 … 80ml
- みりん … 50ml
- 砂糖 … 大さじ3
- 赤唐辛子(輪切り) … 1本分
※甘めが好きな方は砂糖を増やし、酸味を強めたい場合は酢を多めにします。
下処理の手順
- 鱗を取る:包丁の背で優しくなでて落とす
- 頭を落とす:胸びれの後ろで切る
- 腹を開き、内臓と腹膜の黒い部分を取り除く
- 中型以上は三枚おろしにし、骨を取り除く
- キッチンペーパーで水分をしっかり拭き取る
揚げる準備
サヨリに薄力粉をまんべんなくまぶします。粉は軽く叩いて余分を落とすと衣が薄く仕上がります。
油は170℃に熱しておきます。
揚げ方
- 小型:2〜3分で丸揚げ
- 中型:両面を返しながら3〜4分揚げる
- 骨まで食べたい場合は低温(150℃)でじっくり揚げた後、高温で仕上げる
揚げ上がったら油をしっかり切り、すぐに南蛮酢へ投入します。
南蛮酢の作り方
- 鍋に酢、醤油、みりん、砂糖、赤唐辛子を入れてひと煮立ち
- 火を止めて粗熱を取る
- 野菜を加え、揚げたサヨリを漬け込む
熱いまま漬けることで味が染みやすくなります。
漬け込み時間と保存方法
- 常温なら30分程度で食べられます
- 冷蔵庫で一晩置くと骨まで柔らかくなり、味がしっかり染みます
- 保存は冷蔵で3日程度が目安
美味しく仕上げるコツ
- 南蛮酢は必ず熱いうちにかける
- 野菜は生でも良いが、軽く炒めると甘みが増す
- 漬け込み中は時々上下を返す
アレンジ例
- 酢を米酢から黒酢に変えてコクを出す
- 柚子皮を加えて香り豊かに
- 南蛮酢にごま油を少量加えて中華風に
よくある失敗と対策
- 味が染みない → 漬け込み温度が低すぎる
- 衣がべちゃっとする → 油切り不足
- 骨が硬い → 二度揚げまたは低温長時間揚げを試す
まとめ
サヨリの南蛮漬けは、釣った魚を無駄なく、美味しく、そして長く楽しむための最高のレシピです。
揚げたてを甘酢にくぐらせる瞬間の香りは、食欲を一気に引き立てます。
ぜひ次回の釣行後、冷蔵庫に南蛮漬けを仕込んでおき、翌日の食卓でもサヨリの美味しさを楽しんでください🐟🍋
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