はじめに
🎣新鮮なサワラを釣ったら、ぜひ一度は作っていただきたいのが西京焼き(味噌漬け)です!💛
白味噌のやさしい甘みとサワラのふっくらとした身が絶妙にマッチし、まるで料亭の一品のような仕上がりになります。
しかも、一度漬け込めば冷蔵庫で3〜4日保存可能なので、釣行後の保存料理としても便利です。
サワラの特徴と西京焼きの魅力
サワラは回遊魚で、旬は地域によって異なりますが、脂が乗る春先や秋〜冬がおすすめの時期です。
釣りたてはもちろん、味噌漬けにすることで旨味を凝縮し、身をしっとり保つ効果があります。
また、味噌の酵素作用で身がやわらかくなり、魚特有の臭みも消えて食べやすくなります。
西京焼きは、白味噌の香りとサワラの上品な旨味が融合する贅沢な料理。焼き上げると表面は香ばしく、中はふんわりジューシーに仕上がります✨
釣ったサワラの下処理方法
まずは、釣り上げた直後に行う下処理が大切です。
適切な処理をすることで、仕上がりの味が格段に変わります。
1. 血抜き
釣り上げたらすぐにエラの付け根を切り、海水や真水で血を抜きます。
血抜きが不十分だと、加熱後に生臭みが残ることがあります。
2. 内臓処理
港に戻ったらすぐに内臓を取り出します。内臓を長時間放置すると臭みが回ります。
内臓はエラ側から包丁を入れて丁寧に取り除きましょう。
3. 三枚おろし
サワラは骨が柔らかめなので、比較的捌きやすい魚です。
中骨に沿って包丁を入れ、三枚におろします。
4. 水分を拭き取る
キッチンペーパーで表面の水分をしっかり拭き取りましょう。
水分が残ると味噌が薄まり、漬け込み効果が減少します。
西京味噌だれの作り方
西京焼き用の味噌だれは簡単に作れます。
自分で作ることで好みの甘さや塩加減に調整可能です。
材料(サワラ4切れ分)
- 白味噌:200g
- みりん:100ml
- 酒:50ml
- 砂糖:大さじ1(好みで調整)
作り方
- 鍋にみりんと酒を入れて軽く煮立たせ、アルコールを飛ばす。
- 火を止めて白味噌と砂糖を加え、なめらかになるまで混ぜる。
- 粗熱を取ってから使用。
漬け込みの手順
味噌漬けは漬け込み時間が美味しさのカギです。
長すぎると塩辛くなり、短すぎると味が染みません。
手順
- サワラの切り身に薄く塩を振り、30分置いて余分な水分を出す。
- 出てきた水分をキッチンペーパーで拭き取る。
- バットにラップを敷き、味噌だれを薄く塗る。
- サワラを並べ、上からも味噌だれをかける。
- ラップで包み、冷蔵庫で1〜2日漬け込む。
※もっと長く保存したい場合は、漬けた状態で冷凍も可能です。
焼き方のコツ
漬け込んだサワラは、焼き方にもポイントがあります。
焦げやすい味噌を使っているため、火加減に注意しましょう🔥
1. 味噌を軽く拭き取る
焼く直前に表面の味噌を軽くぬぐいます。
味噌が多く残っていると焦げやすく、苦味が出ることがあります。
2. グリルまたはフライパンで焼く
グリルの場合は中火でじっくりと。
フライパンの場合はクッキングシートを敷き、弱〜中火で両面を焼きます。
3. 焼き時間
片面4〜5分を目安に、表面がこんがりと色づくまで焼きましょう。
焼きすぎると身が固くなるので注意です。
美味しく仕上げるポイント
- 漬け込み時間は1〜2日がベスト
- 味噌は必ず白味噌(西京味噌)を使用
- 焦げ防止のため、焼く直前に味噌を拭く
- 釣ったその日に漬けると鮮度抜群で旨味が最大化
保存方法
漬けた状態で冷蔵庫に入れれば3〜4日は保存可能です。
冷凍保存の場合は1ヶ月ほど持ちます。解凍は冷蔵庫でゆっくり行いましょう。
アレンジアイデア
西京焼きはご飯のお供だけでなく、お弁当や酒の肴にも最適です🍶
さらに、焼いた切り身をほぐして混ぜご飯にするのもおすすめ!
また、焼いた後にほぐして和風パスタに加えると、味噌の風味がアクセントになります。
まとめ
サワラの西京焼きは、釣った魚の美味しさを最大限に引き出せる料理です💛
丁寧な下処理と、適切な漬け込み時間さえ守れば、誰でも料亭レベルの味が楽しめます。
釣行後の楽しみとして、ぜひチャレンジしてみてくださいね!🎣✨
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