ハゼのかき揚げの作り方|釣ったハゼと野菜で作るサクサク絶品レシピ

白いお皿に盛り付けられたハゼのかき揚げの画像
目次

はじめに|釣ったハゼを豪華に楽しむ「かき揚げ」

🎣釣った新鮮なハゼを細かく切って野菜と合わせ、サクサクのかき揚げにすると食感も旨味も存分に楽しめます。天ぷらよりも具材の自由度が高く、玉ねぎや人参などの野菜と組み合わせれば、彩りも香りも豊かな一品に仕上がります。そうめんやそばの上に乗せても絶品です。


かき揚げに向いているハゼのサイズ

🐟 かき揚げには、小〜中型(8〜12cm)のハゼが最適です。骨ごと刻むため、揚げれば丸ごと食べられます。

  • 小型(〜10cm):頭と内臓を取ればそのまま刻める。
  • 中型(11〜12cm):三枚おろしや背開きにして刻むと食べやすい。

下処理の基本

  1. ヌメリ取り:粗塩をまぶして優しく揉み、流水で洗う。
  2. 鱗取り:包丁の背で軽くこする。
  3. 内臓処理:エラと内臓を取り除き、血合いを流水で洗う。
  4. 刻む:小型は頭と内臓を取って骨ごと1〜2cm幅に、中型は骨を外して細切れに。
  5. 水分除去:キッチンペーパーで水気をしっかり拭く。

材料(2〜3人分)

  • 釣ったハゼ(小〜中型):6〜8尾
  • 玉ねぎ:1/2個(薄切り)
  • にんじん:1/3本(細切り)
  • 三つ葉または小ねぎ:適量(3cm程度に切る)
  • 小麦粉:100g(打ち粉用含む)
  • 冷水:150ml
  • 卵:1個
  • 揚げ油:適量

かき揚げ衣の作り方

  1. 冷水に卵を溶き、小麦粉を加える。
  2. 軽く混ぜ、粉が少し残る程度で止める。
  3. 刻んだハゼと野菜をボウルに入れ、軽く打ち粉をしてから衣と合わせる。

※混ぜすぎると衣が重くなり、サクサク感が減ります。


揚げ方の基本

  1. 揚げ油を170℃に熱する。
  2. スプーンまたはお玉で一口大にまとめ、そっと油に入れる。
  3. 片面が固まったら裏返し、全体がきつね色になるまで3〜4分揚げる。
  4. 油をよく切って取り出す。

※一度に入れすぎると油温が下がり、ベタつきの原因になります。


盛り付けのコツ|サクサク感を引き立てる

かき揚げは揚げたての立体感と香ばしさを活かした盛り付けがポイントです。

  • 揚げたてを縦に盛ると高さが出て華やかに見えます。
  • 和紙や天ぷら紙を敷いた皿に盛ると油切れが良くなり、見た目も上品。
  • 薬味として塩、抹茶塩、カレー塩などを別皿で添えると味の変化が楽しめます。
  • そばやうどんに乗せる場合は、別皿で提供して食べる直前に乗せるとサクサク感が残ります。

食べ方のポイント|サクサクを楽しむ

かき揚げは時間が経つと衣がしんなりするため、揚げたてをいただくのがベストです。

  • そのまま塩でシンプルに味わうと、ハゼの甘みが際立ちます。
  • 天つゆにくぐらせる場合は、衣が崩れないよう軽くくぐらせる程度に。
  • 丼ぶりに乗せてタレをかければ「ハゼかき揚げ丼」にアレンジ可能。
  • 冷やしそうめんやそばに添えれば、夏の爽やかな一品に。

失敗しないための注意点

  1. 油温の維持:油温が下がるとベタつきの原因に。少量ずつ揚げる。
  2. 衣の量:衣が多すぎると重くなり、サクサク感が減ります。
  3. 具材の水気:野菜や魚の水分はしっかり拭き取ってから衣に混ぜる。
  4. 返しすぎない:途中で何度も裏返すと形が崩れやすくなります。

保存方法

  • 冷蔵保存:キッチンペーパーで包み、保存容器に入れて冷蔵庫で1日程度。
  • 冷凍保存:粗熱を取ってからラップで包み、冷凍用袋に入れて1ヶ月保存可能。
  • 温め直し:トースターで5〜6分加熱するとサクサク感が復活します。電子レンジのみは衣がしんなりするので避ける。

アレンジレシピ|かき揚げの楽しみ方いろいろ

ハゼのかき揚げは具材の組み合わせを変えるだけで、風味や食感が大きく変化します。

  • コーン入りかき揚げ:スイートコーンを加えると甘みと香ばしさがプラス。
  • 海老とミックス:刻んだ海老を加えて豪華な海鮮かき揚げに。
  • 青じそ風味:刻んだ青じそを混ぜると爽やかな香りが広がります。
  • 桜えび入り:桜えびの香りがハゼの旨味を引き立てます。
  • カレー風味:衣にカレー粉を加えると食欲をそそる香りに。

アウトドアで楽しむハゼのかき揚げ

かき揚げはアウトドアでも調理できますが、ポイントは「安全に」「簡単に」作ることです。

  1. 釣り場で下処理を済ませ、小分けにして保冷バッグで持参。
  2. キャンプ用コンロと深めのフライパンを使用。
  3. 油は少なめにして揚げ焼きスタイルにすれば安全。
  4. 揚げたてを塩や天つゆでそのまま楽しむのがおすすめ。

釣ったハゼをかき揚げで味わう魅力

かき揚げは、ハゼの甘みと野菜の香りが一体となった贅沢な料理です。刻んで揚げるため骨ごと食べられ、栄養も丸ごと摂取できます。そうめんやそば、丼など多彩なアレンジができ、家族みんなで楽しめます。

  • 骨ごと食べられるのでカルシウム豊富。
  • 色とりどりの野菜で見た目も華やか。
  • アレンジの幅が広く、季節を問わず楽しめる。

まとめ|香ばしさと彩りの融合

ハゼのかき揚げは、釣った魚を野菜と一緒にサクサクに仕上げる贅沢な一品です。揚げたてはもちろん、アレンジやアウトドア調理でも楽しめる万能レシピ。ぜひ釣行後の食卓やキャンプで、香ばしい香りと彩り豊かな味を堪能してください。


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この記事を書いた人

はじめまして!このサイトでは「初心者向け海釣りガイド」をご案内しています。

休日には堤防釣り、ショアジギング、船釣り等、幅広く楽しんでおり、初心者の方に海釣りの魅力を伝えたくてこのサイトを立ち上げました。

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