はじめに
🎣釣ったベラは淡白でクセが少なく、揚げてから甘酢に漬け込む南蛮漬けにすると、骨まで柔らかく食べられます。
冷やしても美味しいので、暑い季節の作り置きおかずや、お酒のおつまみにも最適です。
この記事では、下処理から揚げ方、漬け込みのコツまで、初心者でも失敗しないベラの南蛮漬けレシピをご紹介します。
南蛮漬けがベラに合う理由
ベラの淡白な身は甘酸っぱいタレとの相性が抜群です。
揚げることで旨味が凝縮し、漬け込むことで骨まで柔らかくなります。
- 冷やしても美味しい
- 野菜と一緒に栄養バランス◎
- 作り置きできて便利
南蛮漬けに向くベラのサイズ
10〜20cm程度の小型〜中型ベラが丸揚げにしやすく、南蛮漬けに向いています。
大型の場合は切り身にして調理すると食べやすいです。
- 釣ったその日に調理:鮮度が良いほど漬け込んだ後も風味が良い
- 身に弾力がある:押してすぐ戻る鮮魚がベスト
- 皮にツヤがある:揚げた時に見た目も美しく仕上がります
💡ポイント: 南蛮漬けは漬け込み時間が長いほど味が染みますが、魚の食感を残したい場合は短時間がおすすめです。
下処理の方法
南蛮漬けは丸ごと揚げることが多いので、下処理は丁寧に行います。
- ウロコを取る
流水を当てながら、包丁の背で全身のウロコを落とします。 - 内臓を取り除く
エラを外し、お腹を切って内臓を取り除きます。黒い腹膜もスプーンで削ぎ取ります。 - 血合いを洗う
背骨沿いの血合いを流水で洗い流し、キッチンペーパーで水分を拭き取ります。 - 下味を付ける
軽く塩を振り、10分ほど置いて余分な水分を出します。これにより揚げたときの香ばしさが増します。
💡プロのコツ: 塩を振った後の水分はしっかり拭き取ってから揚げましょう。
漬けダレの作り方
南蛮漬けの漬けダレは甘み・酸味・旨味のバランスが重要です。
- 酢:100ml
- 醤油:50ml
- みりん:50ml
- 砂糖:大さじ2
- 唐辛子:1本(輪切り)
全ての材料を鍋に入れて軽く煮立て、火を止めてからスライス玉ねぎ、人参、ピーマンなどの野菜を加えます。
💡ポイント: 漬けダレは熱いうちに魚にかけると味の染み込みが早くなります。
揚げ方と漬け込みのコツ
- 衣を付ける
片栗粉をまんべんなくまぶし、余分な粉を落とします。 - 油の温度
170℃前後でじっくり揚げます。小型は丸揚げ、中型以上は切り身で。 - 二度揚げ
骨まで食べたい場合は、一度揚げて休ませた後、180℃で再度揚げます。 - 漬け込む
揚げたての熱いうちに漬けダレに入れ、全体が浸かるようにします。
💡注意: 冷やして食べる場合は、必ず粗熱を取ってから冷蔵庫へ。
美味しく食べるポイント
- 一晩漬けると骨まで柔らかくなる
- 野菜はシャキシャキ感を残すために漬け込み直前に入れるのもおすすめ
- 夏場は冷やして、冬場は常温で楽しむ
まとめ
釣ったベラの南蛮漬けは、揚げた香ばしさと甘酸っぱいタレの相性が抜群の一品です。
冷蔵庫で保存でき、翌日以降も美味しく食べられるので、釣りの後の作り置きにぴったり。
ぜひ一度試してみてください😊
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