スズキの味噌漬け焼き|釣った魚で作る香ばしい和風レシピ

白いお皿に盛り付けられたスズキの味噌漬け焼きの画像
目次

はじめに

釣りたてのスズキは、身がふっくらとして淡白な味わいが魅力の白身魚です🎣。そんなスズキを香ばしく、かつ旨味を凝縮して楽しむなら、味噌漬け焼きがおすすめです。味噌の風味と甘みが魚の旨味を引き立て、焼き上げたときの香りは格別です。

この記事では、釣ったスズキを使った味噌漬け焼きのレシピを、下処理から味噌ダレ作り、漬け込み方、焼きのコツまで詳しく解説します。

味噌漬け焼きの魅力

味噌漬け焼きは、味噌に含まれる塩分と発酵由来の旨味成分によって、魚の身が引き締まり、保存性も高まります。また、焼くことで味噌がキャラメル化し、香ばしさが広がるのも大きな魅力です。

釣ったスズキの下処理

  1. 血抜き:釣った直後にエラを切り、海水で血を抜きます。氷水で冷やして鮮度を保つ。
  2. 内臓処理:帰宅後すぐに腹を開き、内臓と血合いを丁寧に取り除きます。
  3. ウロコ取り:スズキ全体のウロコを包丁で除去。ヒレ周りは特に念入りに。
  4. 切り身加工:三枚おろしにして、1切れ100〜120g程度にカット。

味噌漬け焼きは漬け込み時間が長いため、下処理をしっかり行うことで臭みのない仕上がりになります。

材料(2人分)

  • スズキ切り身:2切れ(約200g)
  • 味噌:150g
  • みりん:50ml
  • 酒:50ml
  • 砂糖:大さじ2
  • 醤油:小さじ1(香ばしさアップ用)

味噌ダレの作り方

  1. 味噌、みりん、酒、砂糖、醤油を鍋に入れる。
  2. 弱火で加熱し、砂糖が溶けるまで混ぜる。
  3. 火から下ろして粗熱を取る。

味噌は加熱しすぎると香りが飛ぶため、温めは最低限にしましょう。

漬け込みの手順

  1. スズキの切り身に軽く塩を振り、15分ほど置いて水分を出す。
  2. キッチンペーパーで水分を拭き取る。
  3. タッパーや保存袋に味噌ダレを薄く敷き、その上に切り身を置く。
  4. 切り身の上からも味噌ダレをかけ、全体を覆う。
  5. 冷蔵庫で12〜24時間漬け込む。

ガーゼやラップで味噌と魚の間に仕切りを作ると、味がまろやかになり、焦げにくくなります。

味噌漬け焼きの焼き方

  1. 味噌を落とす:漬け込みが終わった切り身は、表面の味噌をヘラやスプーンの背でやさしく落とします。味噌を多く残すと焦げやすくなるため注意。
  2. 焼き網 or フライパンを予熱:中火で温め、薄く油を引いて焦げ付き防止。
  3. 皮目から焼く:皮がパリッとするまで約3〜4分焼く。
  4. 裏返して焼く:裏面は焦げやすいので弱火にし、2〜3分程度で仕上げます。

焼き加減の目安は「皮目8割・裏面2割」。余熱で中まで火を通すイメージです。

焦げ防止のポイント

  • 味噌を落とす際、完全に落とさず薄く残すことで香ばしさを残す。
  • 弱火〜中火でじっくり焼くことで焦げ付き防止。
  • オーブントースターやグリルを使う場合は、アルミホイルを軽くかぶせると安心。

味付けアレンジ

① 柚子味噌漬け

味噌ダレに柚子皮のすりおろしを加えると、爽やかな香りが広がります。

② 赤味噌&白味噌ブレンド

赤味噌と白味噌を半々にすると、コクと甘みがバランス良くなります。

③ ピリ辛味噌漬け

一味唐辛子を小さじ1加えると、おつまみにもぴったりなピリ辛仕立てに。

おすすめの付け合わせ

  • 焼き野菜(ナス、ピーマン、ししとう)
  • ほうれん草のおひたし
  • 香の物(たくあん、大根の浅漬け)

味噌の風味がしっかりしているため、付け合わせはあっさりしたものが好相性です。

保存方法と作り置きのコツ

味噌漬け焼きは漬け込み段階で保存性が高まるため、釣ったスズキを長く楽しみたいときに最適です。

漬け込み状態で保存

  • 冷蔵保存:密閉容器に入れ、冷蔵で3〜4日保存可能。
  • 冷凍保存:漬け込んだままラップで包み、ジッパー袋に入れて冷凍庫で約2週間保存可能。
  • 解凍は冷蔵庫で半日〜1日かけて行うと旨味が保たれます。

焼き上げ後の保存

焼いた後は冷蔵で1〜2日以内に食べ切りましょう。温め直すときは、トースターや魚焼きグリルで軽く加熱すると香ばしさが戻ります。

食べ方応用編

① 味噌漬け焼き丼

焼き上げた切り身をほぐしてご飯に乗せ、煎りごまや刻み海苔をかければ簡単丼ぶりに。

② おにぎりの具

ほぐした身をおにぎりに入れると、冷めても美味しいお弁当の一品になります。

③ 茶漬け

ほぐした味噌漬け焼きを熱々の出汁やお茶で割れば、風味豊かな茶漬けに。

釣り魚ならではのポイント

  • 釣ったスズキは身がしっかりしているため、漬け込み中に崩れにくく仕上がります。
  • 漬け込み時間をやや短くしても十分に旨味が染み込みます。
  • 下処理で血合いとぬめりをしっかり取ることで、味噌の風味が際立ちます。

まとめ

スズキの味噌漬け焼きは、味噌の旨味と香ばしさが融合した、釣り人ならではの贅沢な和食です。漬け込みの時間や焼き方を工夫すれば、家庭でも料亭のような味が楽しめます。

保存性が高く、アレンジも効くため、釣ったスズキをたくさん確保できたときにもおすすめのレシピです。ぜひ漁後の楽しみとして活用してください🎣✨。

「釣った魚を最高の形で味わう」——それが味噌漬け焼きの醍醐味です。

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