目次
釣りたてメバルと昆布締めの魅力
🎣 メバルは甘みのある白身魚で、昆布締めにすると旨味が凝縮され、しっとりとした食感と深い風味が楽しめます。釣りたての鮮度を活かしながら、昆布の香りとグルタミン酸が加わることで、素材の味が何倍にも引き立ちます。
昆布締めは保存性も高く、翌日以降に食べても美味しさが増すため、釣行後にまとめて作っておくのもおすすめです。
釣ったメバルの下処理のタイミング
💡 実際には、釣った直後に全ての内臓処理を行うのは難しいため、以下の流れが一般的です。
- 釣れたら血抜き(エラ付け根を切り、海水や氷水で血を抜く)
- クーラーボックスで氷締めし、持ち帰る
- 帰宅後にウロコ取り・内臓処理を行う
帰宅後の下処理方法
🏠 昆布締めは刺身同様に三枚おろしで作ります。皮は引く場合と皮霜造りにする場合がありますが、今回は皮を引く方法で解説します。
- 流水で魚全体を洗い、表面の汚れを落とす
- ウロコを丁寧に取る
- 腹を割って内臓を取り出す
- 血合いをスプーンや歯ブラシでこそぎ落とす
- 頭を落とし、三枚におろす
- 腹骨と中骨を取り除く
- 皮を引いて柵取りする
材料(2〜3人前)
- 釣った新鮮なメバル(中型1〜2尾分の身)
- 昆布(真昆布または利尻昆布)…2枚(身が包める大きさ)
- 酒…少々(昆布を拭く用)
- 塩…少々(下味用)
下ごしらえ
- 昆布は固く絞った布巾で表面の汚れを拭く(白い粉は旨味成分なので落としすぎない)
- 酒を含ませた布巾で軽く拭き、柔らかくする
- メバルの柵に軽く塩を振り、10分置いて水分を抜く
- 出てきた水分をキッチンペーパーで拭き取る
昆布締めの作り方
- ラップの上に昆布を敷く
- その上にメバルの身を並べる
- さらに昆布で挟む
- ラップでしっかり包み、冷蔵庫で3〜6時間寝かせる
⏰ 寝かせ時間はお好みですが、短時間ならあっさり、長時間なら濃厚な昆布の香りになります。
美味しく仕上げるためのコツ
- 昆布は必ずしっとり柔らかくしてから使う
- 塩を振る工程で水分と一緒に臭みを取る
- 寝かせすぎると塩気が強くなるので注意
盛り付けと食べ方
昆布締めは薄めに切り、わさび醤油でいただくのが基本です。お茶漬けや握り寿司にしても絶品です。
🍶 日本酒との相性は抜群で、特に冷酒や吟醸酒と合わせると昆布の旨味が引き立ちます。
アレンジの楽しみ方
- 細切りにして酢の物に加える
- お茶漬けにしてサラッといただく
- バゲットに乗せて洋風おつまみに
保存方法
昆布締めは冷蔵庫で2〜3日保存可能です。保存中は昆布から水分が出るため、時々キッチンペーパーで拭き取りましょう。
まとめ
メバルの昆布締めは、釣りたての鮮度と昆布の旨味が融合した贅沢な保存食。作ってすぐでも美味しいですが、時間を置くことでさらに深い味わいになります。釣り人ならではの逸品として、ぜひ試してみてください。
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